車種別・最新情報
更新日:2021.05.26 / 掲載日:2021.05.26
三菱自動車 新型「エクリプス クロス」のPHEVモデルをニュージーランド・豪州向けに投入

三菱 「エクリプス クロス」PHEVモデル
三菱自動車は5月26日、新型クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」のPHEVモデルを6月1日にニュージーランドで、7月に豪州でそれぞれ発売することを発表した。
同モデルは日本では2020年12月、ガソリンエンジンモデルと併せて発売されている。
新型「エクリプス クロス」PHEVモデルは三菱において2車種目となるプラグインハイブリッドEV。
ツインモーター4WD方式のプラグインハイブリッドシステムを「アウトランダーPHEV」から継承し、スポーティな制御に設定されている。
力強く滑らかで静かな電動車ならではの加速性能と、車両運動統合制御システム「S-AWC」による意のままの操縦性と卓越した安定性が魅力となっている。
また、自ら発電できるため、満充電・満タンの状態であれば、V2H機器を経由して一般家庭の最大約10日分(一般家庭での一日当たりの使用電力量を約10kWh/日として算出)に相当する電力を供給することが可能で、非常時でにおける電力源としても活用できる。
矢田部陽一郎 副社長は今回の発売に際し、「ニュージーランドでは『アウトランダーPHEV』の累計販売台数がプラグインハイブリッド及び電気自動車カテゴリーの中で同国最多(2002年1月~2021年3月累計販売台数、三菱自動車調べ)となるなど、当社の環境対応車を高くご評価いただいています。『エクリプス クロス』のPHEVモデルは環境性能に加えて、どなたでも安心して楽しめる軽快感のあるハンドリングで走りの魅力を高めています。既に販売を開始している日本と欧州でご好評いただいており、ニュージーランドと豪州のお客様にも自信を持ってお届けいたします」とコメントしている。
「エクリプス クロス」は2017年秋に欧州で発売した三菱自動車の世界戦略車。
日米豪など世界100カ国以上で展開し、累計販売台数は2021年4月末時点で27万3千台に達した。
デザインを一新した新型『エクリプス クロス』は、ガソリンエンジンモデルを昨年11月に豪州・ニュージーランドで発売、12月に日本でガソリンエンジンモデルとPHEVモデル、2021年2月には欧州でPHEVモデルが投入されている。