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更新日:2021.05.28 / 掲載日:2021.05.27

MITSUBISHI「エクリプス クロスPHEV」で始める新しい生活

 木々の緑が眩しいこの季節。新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあって、密を避けたアウトドアの人気は高まるばかり。そこで今回は、充実した外部給電機能を備えた「エクリプス クロスPHEV」の魅力を、カーライフジャーナリスト・まるも亜希子が自然に囲まれたプチ・ワーケーションで体感してみた。

■ナビゲーター:まるも亜希子   雑誌・Web・ラジオ・トークショー等を中心に、クルマのある生活を「実用・趣味・憧れ・エコ・チャレンジ」など様々な方向から提案。近年はママとしてのリアルな視点でファミリーのクルマ生活カーライフもサポートする。


MITSUBISHI エクリプス クロスPHEV P
●車両本体価格:447万7000円
●ボディカラー:ホワイトダイヤモンド(有料色7万7000円高)
●問い合わせ先:0120-324860(三菱自動車お客様相談センター)
————————————–
●PHEVモデル価格帯:384万8900~447万7000円
●ガソリンモデル価格帯:253万1100~334万6200円

■主要諸元(エクリプス クロスPHEV P <4WD>
●全長×全幅×全高(mm):4545×1805×1685 ●ホイールベース(mm):2670 ●最低地上高(mm):185 ●車両重量(kg):1920 ●最小回転半径(m):5.4 ●パワーユニット:2.4L直列4気筒DOHCガソリンエンジン(128PS/20.3kg・m)+モーター(フロント:60kW/137N・m、リヤ:70kW/195N・m) ●動力用主電池:リチウムイオン電池(総電圧:300V、総電力量:13.8kWh) ●トランスミッション:一段固定式(エンジン直動機構付き) ●燃料:ガソリン<レギュラー> ●タンク容量(L):43 ●ハイブリッド燃料消費率WLTCモード:16.4km/L ●EV走行換算距離(等価EVレンジ、国土交通省審査値):57.3km ●タイヤ:225/55R18 ※各数値はオプション等非装着のベース車両

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新しい日常の扉を開ける頼もしい相棒に出会えた

 「3密回避」や「おうち時間」など、今までになかった言葉が日常を席巻し、私たちはウィズコロナ時代に合った行動を模索しながら、新しい楽しみを見つけていくことになりました。クルマの選び方や価値観、付き合い方も、それによって大きく変わっています。

 運転しやすいサイズとSUVらしい走破性の高さを持つエクリプスクロスPHEVは、まさにそんな時代にぴったりな1台。ますます人気のアウトドアレジャーにも、注目のワーケーションにもこのクルマは新しい楽しさや便利さをもたらしてくれるのです。

 昨年のマイナーチェンジで新登場したエクリプスクロスPHEV。ミツビシのデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用したフロントグリルや、シングルガラスを採用し、後方視界も拡大したリヤビュー。前後にスキッドパッドを装備して、SUVらしいタフさも加わるなど、スタイリッシュなデザインが魅力的です。

 室内に乗り込むと、そこはモダンで先進的な雰囲気に包まれます。PHEVは3グレード構成で、今回試乗したトップグレードの「P」は、スマートフォン連動ナビゲーションやステアリングヒーター、運転席&助手席シートヒーターなどが標準装備された豪華版。天井のカラーがブラックになるのも「P」の特徴で、インパネのシルバー加飾とあいまって上質な空間となっています。

 さらに、ラゲッジはフラットなフロアと、充電ケーブルなどがしっかり収納できるアンダーボックスがあり、6:4分割で折りたためる後席も簡単にアレンジ可能。大きな荷物もOKなスペースです。

 そしてこのラゲッジにあるのが、合計1500Wまで使えるAC100Vコンセント。今回は自然の中でワーケーションを体験しようと、テーブルやベンチを広げてみました。コードリールや延長コードを使って、ノートパソコンやコーヒーメーカー、サーキュレーターを電源オン。どれもしっかり使えます。ウグイスの鳴き声が聞こえる中、優雅に原稿を書き、ポコポコと音を立てるコーヒーメーカーから香るアロマに癒されて……。なんと贅沢な時間でしょうか。キャンプなら炊飯器や電子レンジ、ホットプレートや電気ストーブといった家電も使えるので、面倒な火起こしや寒さに震える辛さなんてもう不要。家のリビングがそのまま、美しい自然の中に移動するような感覚で、快適なアウトドアレジャーが楽しめるようになります。これはもう、感動!

 そしてエクリプスクロスPHEVは、クルマとしての運転しやすさ、爽快感や安心感もトップクラス。PHEVの先駆者、アウトランダーで培ったノウハウが注がれたツインモーター4WD方式のPHEVシステムは、小型・軽量・高出力のモーターをフロントとリヤに1基ずつ搭載。これに13.8kWhの駆動用バッテリーと2.4L直列4気筒のMIVECエンジンが組み合わされます。走り出すと、スーッと軽やか、静かでパワフルなモーター走行から始まり、街中や高速でもメインはEV走行。急な上り坂や追い越し加速など、強くアクセルを踏み込んだ時には、必要に応じてエンジンがメインでモーターがアシストしたり、バッテリーが少なくなればエンジンで発電をしたりと、最適なモードが自動でシームレスに切り替わります。だから、いつでもどこでもスムーズで気持ちのいい走り。しかも、4WDとミツビシ独自の車両運動統合制御技術であるS-AWCによって、コーナリング時のライントレース性、直進や車線変更での安定性、悪天候などによる滑りやすい路面での操縦性も抜群。ステアリングのパドルで、回生ブレーキの強さを調整できるのも良いところです。こんなエクリプスクロスPHEVと一緒なら、これまでできなかったことが「できる」に変わること間違いなし。新しい日常の扉を開けてくれる、頼もしい相棒になると実感したのでした。

【魅力その1】電気の使い方、自由自在!アウトドアがもっと楽しくなる

  • 車内でのPC作業もラクラクな余裕の空間。リヤシートにはリクライニング機構も装備されており、ちょっと姿勢を変えたいときにとても便利。

  • これからの季節、暑いときにはサーキュレーターなどがあれば快適性もアップ。電気ケトルもあると便利なおすすめアイテムです。

  • 屋外で美味しいコーヒーって贅沢! AC100V/1500Wコンセントが装備されているから、家電がそのまま使えるのだ。

大活躍のAC100Vコンセント!災害時には非常電源にもなって安心

出先でのリモートワークや、家電を自由に使える快適アウトドアレジャーも可能にしてくれるAC100V/1500Wコンセント。コードリールがあれば、駐車場のクルマから家の中に電気を引き込んで冷蔵庫や電子レンジなどの家電も使えるので、災害時も大助かり。V2Hのシステムを用意すると、一般家庭で最大約10日分の電力が供給でき、万が一の際の非常用電源として備えることができます。

■注意事項  ●消費電力が1500Wを超えると、給電停止または出力低下となる場合があります。●ACコンセントに、たこ足配線はしないでください。●定格消費電力1500W以下でも使用できない機器があります。●使用する電気製品に付属の取扱説明書や、製品に記載されている注意事項をご覧の上でご使用ください。

【魅力その2】パワフルでスムーズ!モーターとエンジンの長所を合わせた走り

タイトコーナーが続く峠道でもコーナリングしやすいのはS-AWCの恩恵。回生ブレーキの利きを調整できるのも特徴だ。

小型・軽量・高出力のモーターをフロントとリヤに1基ずつと、13.8kWhの駆動用バッテリー、2.4L直列4気筒のMIVECエンジンで構成される、ツインモーター4WD方式のPHEVシステムを採用。モーターのみでのEV走行は57.3km(WLTCモード)です。さらにオフロードだけでなくオンロードでの安定感や速さ、爽快なコーナリングを実現する三菱独自の車両運動統合制御技術、S-AWCを採用しています。

アクセル操作へのリニアな反応は電動ならでは。巡行時のエンジン直動への切り替わりもシームレスでとても滑らかだ。

マルチインフォメーションディスプレイにはパワーフローや燃費情報のほか、S-AWCの作動状況や走行モード切替情報なども表示。

1805mmのワイドなボディだけれど、視界が広くて見切りも良好。初めてでも運転しやすいはずです!

急速充電にも対応しているから、どこでも気軽にチャージOK

普通充電なら約4.5時間で満充電に。エンジン発電で充電する場合は約46分で約80%の電力が蓄えられます。三菱自動車「電動車両サポート」カードがあれば高速道路などの急速充電器も利用できて便利。急速充電なら約25分で約80%充電可能です。

【魅力その3】上質さと存在感の両立。エクステリアとインテリアのバランスがいい!

ミツビシのデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を纏う。彫りの深さが凝縮された力強さを感じさせる。

昨年のマイチェンで前後オーバーハングが延長され、より伸びやかなシルエットに。灯火類やリヤウインドウ形状なども変更された。

スポーティで洗練されたインテリア。PHEVモデルはパワーメーターを装備。8インチのスマートフォン連携ナビも設定される。

たっぷりとしたサイズのシートはホールド性も適度でロングドライブにも好適。リヤシートにリクライニング機構が搭載されているのも嬉しいポイント。写真は上級グレードに設定される本革シート(グレー)。

  • リヤシートを格納すればフラットな床面になるラゲッジ。荷室容量はVDA方式で395L(PHEV)と十分な容量だ。

すっきりシンプル&スタイリッシュなリヤスタイルに変身!

華やかさと上質感がアップし、より存在感が強まったデザインが魅力。最新のダイナミックシールドを採用したフロントグリルや、シングルガラスを採用してスッキリとしたリヤスタイルなど、さらにスタイリッシュになりました。

どのグレードを選ぶべき?BEST BUYガイド

PHEVは、装備がバランスよく揃うベースグレードの「M」、シートヒーターやステアリングヒーター、内外装のグレードアップが魅力の「G」、スマートフォン連携ナビゲーションまで標準装備となる「P」の3グレード。「G」と「P」の価格差は32万円ほどなので、やはり「P」がイチオシ。また、4WDだけでなく2WDも選べ、スタイリッシュなSUVをリーズナブルに楽しみたいなら、ガソリンモデルという選択肢もありますよ。

icon まるも亜希子のオススメグレード

エクリプス クロスPHEV P
●車両本体価格:447万7000円

ボディカラーバリエーション

  • ホワイトダイヤモンド(有料色7万7000円高)

  • レッドダイヤモンド(有料色7万7000円高)

  • ライトニングブルーマイカ

  • ブロンズメタリック

  • スターリングシルバーメタリック

  • チタニウムグレーメタリック

  • ブラックマイカ

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    雑誌・Web・ラジオ・トークショー等を中心に、クルマのある生活を「実用・趣味・憧れ・エコ・チャレンジ」など様々な方向から提案。近年はママとしてのリアルな視点でファミリーのクルマ生活カーライフもサポートする。

●文/まるも亜希子 ●写真/奥隅圭之

提供元:月刊自家用車

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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