ランドローバー、「レンジローバー ヴェラール」の2021年モデルの受注を開始

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは3月10日、ランドローバーの「レンジローバー ヴェラール」の2021年モデルを発表し、同日から受注を開始した。2021年モデルは、ステアリングホイール＆シフトレバーのデザインを変更し、パワートレーンは2.0L直4INGENIUMディーゼルエンジン（最高出力204PS／最大トルク430N・m）＋マイルドハイブリッドシステム（MHEV）、2.0L直4INGENIUMガソリンエンジン（最高出力250PS／最大トルク365N・m）の2種類のラインナップとした。

装備面では、3Dサラウンドカメラ、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、リヤコリジョンモニター、リヤトラフィックモニターの安全運転支援システム、最新のインフォテインメントシステム「Pivi Pro」を標準装備し、「Pivi Pro」に付帯するオンラインパックに専用の通信データプランを用意して、ナビ（施設情報のオンライン検索、ガソリン価格のオンライン取得、マップデータのオンラインアップデート）、メディア（Spotify、Deezer、TunelnRadio）、天気予報（AccuWeather）、カレンダー（Google Suite、Microsoft Office 365）のアプリをデータ容量を気にすることなく使用できるほか、オプションにはエアコン作動時にマイナスイオンを発生させる「空気イオン化テクノロジー」に、室内の微細な空気の汚れを取り除くことができる「PM2.5フィルター」を追加、車内のロードノイズを低減させ快適なドライビング環境を提供する新機能「アクティブロードノイズキャンセレーション（ランドローバー初採用、MERIDIAN系のサウンドシステム選択時）」を新規設定した。このアクティブロードノイズキャンセレーションは、ノイズキャンセルリング技術を車両に応用し、各ホイールに設置した加速度計がロードノイズの原因となる振動を検知、そのロードノイズを反転させた逆位相を自動計算して、車内のスピーカーから発生させ、走行中のロードノイズを打ち消してくれる。

さらに、2021年モデル限定グレードとして「エディション」をラインナップした。このモデルは、最高出力250PSを発揮する2.0L直4INGENIUMガソリンエンジンを搭載した「R-ダイナミック SE」をベースに、マトリックスLEDヘッドライト（シグネチャーデイタイムランニングライト付き）、ブラックパック、スライディングパノラミック＆ブラックコントラストルーフ、20インチ スタイル7014 7スポーク（グロスブラックフィニッシュ）のアロイホイール、ステアリングホイール（パーフォレイテッドレザー）、パーフォレイテッドグレインレザー＆スエードクロスシート（エボニー）、14ウェイフロントシート（運転席メモリー付き）などを採用している。ボディカラーは、専用色「ランタオブロンズ」のほか、「ハクバシルバー」「サントリーニブラック」「アイガーグレイ」の全4色を設定する。