車種別・最新情報
更新日:2019.12.27 / 掲載日:2019.12.26

新型フィット購入大作戦

2020年2月発売予定

東京モーターショーでのお披露目にティザーサイトでの情報公開と、いよいよ発売が近付く4代目フィット。今月はプロトタイプ試乗や新着情報を盛り込み、さらに深掘りでお届けする。

●文:川島茂夫
●写真:本田技研工業/月刊自家用車編集部

プロトタイプ試乗インプレッション

発売を前に、テストコースでガソリン/ハイブリッドのプロトタイプ車両に試乗。新型フィットの素性を探った。

ハイレベルな高速ツーリング適性を備えながら、あくまでも親しみやすく優しい

新型フィットハイブリッド<HOME> ※プロトタイプ

e:HEVの電動感覚は違和感なく力強い

新型フィット<NESS>※プロトタイプ

 フロントマスクが云々とか、フェンダーラインの抑揚が…等々で外観を語っても同クラス同カテゴリーのクルマでドキッとさせるほどの個性を感じることはない。しかし、フィットは違っていた。といっても後ろ姿はふつうにコンパクト2BOXであり、強烈なのは前方から側面。フロントウインドウ周りの印象が同クラス他車とは異質。しかも、それがデザインの奇抜さを狙ったものではなく、車内の雰囲気に大きく影響している。好き嫌いはともかく、他車では得られない個性なのは間違いない。
 フロントピラーは柱というより桟と言いたくなるほど細い。既存のクルマと異なる広々とした視界の心地よさと、護ってくれる強靱さが感じられない不安感が入り交じる。もちろん、不安は不慣れゆえで、杞憂でしかなかった。
 ハイブリッド車に試乗してみる。加速のキレが違う。パラレル式のi-DCDを採用した従来車はDCTの小気味よさはあるものの、パワーフィールはエンジン/ミッションを基本に電動でパワーアシストが加わる程度。ガソリン車の延長上といった印象だが、シリーズ式を採用した新型は発進時の動き出しやダッシュ、加速の伸びやかさなどが異質。駆動系が電気自動車と同じなのだから当然だ。
 ただし、電動感をことさらに誇張することなく、穏やかなコントロール感覚を兼ね備え、従来車から乗り換えてもすぐに馴染める。エンジン回転数制御も走行状況との一致感があり、必要電力によって勝手に稼働する発電機と言うより、アクセルペダルからの指令で走行のためのパワーを送り出す「パワートレーン」の印象。操り心地も好印象である。
 新システム、と言ってもホンダの上級クラスに採用されたi-MMDの名称変更だが、シリーズ式と大きく異なるのは巡航用のエンジン直動機構だ。電気自動車やシリーズ式の弱点となる高速域での効率低下を防ぐのが目的。これまでのi-MMD車同様に巡航では直動機構が稼働して、エンジン走行に移行。負荷によって直動に移行する速度は異なるが、平坦路で80km/hを超えれば急加速急登坂以外では直動を維持。この状況ではパラレル式として振る舞い、状況に応じて電動パワーアシストや充電を行っている。
 急加速や急登坂では直動を解除し、シリーズ式で稼働。ここでの巧みさはエンジン回転数の制御。いきなり回転数やエンジン騒音を跳ね上げるような野暮なことはしない。エンジン周りの静粛性が従来車よりも向上していることもあるが、前述したようにエンジン回転数制御はミッション車のような印象。負荷が高まりシリーズ式に移行した時の回転数の変化もダウンシフトしたような感じなのだ。余力感も上々であり、ハイブリッド車を新旧で乗り比べると洗練感が大きく向上している。
 フットワークの見どころは快適性の向上だろう。細かな凹凸の吸収や車軸周りの揺動感では多少従来車と似た印象もあったが、乗り味は大きく変わった。剛と柔と喩えれば分かりやすいが、同じような入力でも新型車はいなすような感覚が強い。例えば前輪の接地感は、悪く言えば従来車よりルーズ、よく言えば穏やか。神経質な反応や挙動を少なく、操縦感覚でも乗り心地でも鷹揚さと据わりのよさが印象的である。
 テストコース試乗ということでワインディングを攻め込む走り方も試した。こういった走り方では従来車のほうが細かなコントロールをしやすいのだが、新型より勝るのはそのくらい。逆に高速直進では修正操舵の頻度が高く、軽量小型車の弱点を意識してしまう。
 付け加えるなら運転支援システムもグレードアップしていた。機能面では停止保持機能を備えた全車速型となったACCが見どころだが、LKAの制御精度も大幅進化。従来では逸脱しそうな時に介入していたが、新型は細かく修正を行い走行ラインを維持してくれた。ステアリングの保持感覚は路面反力にも似たもので違和感も少ない。高速ツーリングの核となる操縦性、乗り心地、運転支援の3点を向上させた結果、クラスの域を超えた長距離適性を得た。
 もちろん、ハイブリッド車ほどの動力性能での変化はないが、それ以外はガソリン車にも共通。動力性能面で悠々という訳にはいかないが、同クラスでは長距離適性に優れるのは言うまでもない。
 実践力で示す親しみやすさや優しさが新型フィットのプロト車試乗の総合的な印象。ファミリー&レジャーに必要な要素を洗い出し再構築。このクルマにハマると他車では満足できないかも。

新型フィットを買うべき理由

現時点で正式には価格未公表の新型フィット。それでも購入を考えるべき新たな価値をチェック。

楽しく、疲れず、安心。満足度が確実にアップ

 見た目は似ても似つかぬが、新型フィットを見た時に頭に浮かんだのは初代である。初代が登場当時のスモール2BOX車はタウンユース向けの経済車が定番。4名乗車に対応できても、4名分の荷物は積めないし、走行特性も高速長距離用途に適していなかった。
 初代フィットはロングキャビンプロポーションで登場。拡大した室内長とともにセンタータンクレイアウトや多彩な積載性をもたらす後席機能などと合わせてファミリーユースに対応。標準グレードから高速安定を重視したサスチューンだったこともあって、スモール2BOXではユーティリティと走りの2点で群を抜いた汎用性を示す。言わばスモール2BOXの革新だった。
 その後は適応用途に対して大きな進化もなくやや足踏み状態だったが、新型車はファミリーユース適性をさらに向上させた。もちろん、車格を守る限りキャビンスペースの大幅な拡大は難しく、さらに高速寄りのサス設定も快適性とのバランスを考えれば無理がある。ファミリーユース適性向上の決め手はドライブの楽しみである。
 極めて広い前方視界は運転視野の拡大だけでなく、後席乗員も含めて見晴らしを向上。シート設計は長時間ドライブの疲労軽減重視。寸法的なゆとりはさほど変わっていないが後席の座り心地は格段に改善されている。細かな揺れが少なく、挙動が穏やかなのも乗り疲れ軽減のポイントだ。
 軽快感とかファントゥドライブの要素は多少薄まったが、ドライバーの負担軽減に効果的な運転支援と合わせて、高速域まで緊張感少なく操れるハンドリングに。そこに加速性能も余力感も、おそらく実用燃費もクラストップレベルの新ハイブリッドである。付け加えるならSUVモチーフのモデルまで用意した多様なキャラ設定で、我が家のクルマとしての愛着感を高める工夫も加えている。
 スポーティ&パーソナル感覚がちょっと薄すぎる気もするが、その割り切りのよさが新型車の大きな魅力。ファミリー&レジャーの定番車が、さらにステージアップしたと言えよう。

【CHECK 1】バラエティ豊かなラインナップ

好みのスタイルで楽しめる

 現行フィットのラインナップはガソリン/ハイブリッドというパワートレーンによる棲み分けが主で、そこに高速ツアラー的なRS(ガソリンのみ)が加わっている。対して新型フィットはキャラクター分けを明確化し、全5タイプをラインナップ。グレードアップした走行性能や定評のあるユーティリティといった価値を、より幅広いユーザー層に訴求する。また、すべてのタイプにガソリン/ハイブリッド、FF/4WDが設定される。

icon <シンプル> BASIC ベーシック

ホンダセンシングやLEDヘッドライトなど、標準装備が充実。ボディカラーはモノトーン。
●主な標準装備:ホンダセンシング、フルLEDヘッドライド、サイド&カーテンエアバッグ、フルオートエアコン、オートブレーキホールド他

icon <快適> HOME ホーム

高級感のある素材/加飾を追加し、所有感を高めた主力タイプ。2トーンカラーも選べる。
●主な標準装備:クロームメッキ・フロントグリルモールディング、コンビシート、ソフトパッド(インパネ)、本革巻ステアリング他

icon <健康> NESS ネス

内外装の差し色やホイールデザインでスポーティさを加えた、健康フィットネス仕様。
●主な標準装備:プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコン、撥水ファブリックシート、撥水ファブリックソフトパッド他

icon <アクティブ> CROSSTAR クロスター

専用外装でSUVテイストに仕立てられたアクティブ使用。オプションでルーフレールも用意。
●主な標準装備:専用エクステリア(フロントグリル、前後バンパー、ホイールアーチプロテクター、サイドシル&ドアロアーガーニッシュ)他

icon <ラグジュアリー> LUXE リュクス

大人向けの高級仕様。アームレスト付センターコンソールボックス+ワイヤレス充電器をOP設定。
●主な標準装備:本革シート、本革巻ステアリング、16インチアルミホイール、プラチナ調クロームメッキ加飾外装他

【CHECK 2】“やさしい”ルックス

家族のクルマにふさわしいなごみ系

 フロントマスクは先にマイチェンしたフリード同様に鼻先を押さえ気味にしたデザイン。ヘッドランプはどんぐりまなこ的であり、トレンドのウェッジと吊り目の組み合わせとは対照的な親しみやすさが印象的だ。個性的だが奇をてらった感もなく、ファミリーカーに相応の親しみやすさを覚える外観である。また、5系統のグレード構成のキャラに合わせた外観仕様となっているので、嗜好的な要素を入れて選び分けができるのも見所だ。

icon 新型フィット

icon 現行フィット

【CHECK 3】“心地よい”インテリア

開放的なキャビン&快適シート

 改良の要点のひとつがシート。前席は支持部材とスプリングで体重を受ける構造に変更。後席はサイズやクッションの見直しを図り、長時間の乗車での疲労軽減を図っている。なお、上級設定のリュクスには前席センターアームレストも設定。座面チップアップと前倒しダイブダウンの後席機能は継承されている。インパネ周りは計器盤や情報パネル、操作系以外を低く抑え、圧迫感を減らすとともに、広い前方視界を印象付けるデザインだ。

  • 【新型】

  • 【現行】

Aピラーを思い切って細くするとともに、ワイパーをダッシュボードより下に隠すなど、視界の良さによる安全性、開放感を追求。

テアリング調整範囲の変更といった細部見直しも含め、ドラポジを最適化。後席背もたれ角度の改善なども実施し、全席が快適に。

前席は面で支える骨格構造とし、厚みを30mm増した高密度クッションを採用。後席もパッド厚24mmアップなどで座り心地をアップ。

【CHECK 4】定評あるユーティリティ

基本を踏襲しながら使い勝手を向上

 小技の利いたユーティリティという点では先々代が頂点であり、先代から整理して車格感向上を図っている。新型は従来の機能を踏襲するが、電子制御駐車ブレーキの採用により前席中央空間を小物置きスペースに。さらにアタッチメントレールにより各種アタッチメントが装着できる。荷室容量に大きな変化はないが、床下収納スペースの容量増やリヤゲート拡大による積み降ろし性の向上が図られ、現実的用途での利便性も着実にアップしている。

  • 【新型】

  • 【現行】

車体寸法キープで容量自体は大きく変わらないが、開口部拡大により積み降ろしが楽に。

  • ハンド式のパーキングブレーキではなくなり、アタッチメントレールを備えた長尺のトレーを採用。

  • 歴代フィットやその派生モデルで好評の後席跳ね上げは健在。観葉植物など、背が高く横倒しできない荷物も積載可能だ。

【CHECK 5】グレードアップしたパワートレーン

ハイブリッドを刷新、ガソリンは熟成

 ハイブリッド車に採用されるe : HEVは、従来のi-MMDを改良したもので、エンジンを発電機として用い電気駆動するシリーズ式をベースに巡航用エンジン直接駆動機構を備えているのが特徴。1.5Lエンジンなど概要はインサイトに似ているが、軽量小型なフィット用にすべてを新規開発したユニットである。ガソリン車は従来型の改良版だが、エンジンは新型触媒等、CVTはボールベアリング等の採用で効率向上の設計変更が施された。

●1.5L e:HEV

HVは上位車種に採用されていたi-MMDをフィット用に最適化して搭載。ガソリン車は従来の1.3Lの効率を高めたものだ。

  • ●EVドライブモード

  • ●ハイブリッドドライブモード

  • ●エンジンドライブモード

●1.3Lガソリン ※写真は現行型

【CHECK 6】車体の進化

サスを含めて新設計し、乗り心地が向上

 フロントピラー周りの骨格が独特。最前のピラーはウインドウ支持のみで、車体に掛かる負荷を受け止めるのは2番目のピラー。最近のクルマではかなり奇抜な骨格設計である。サスは前ストラット/後トーションビームの標準的な形式だが、スプリングレイアウトやジョイント、ブッシュ周り等の設計変更により前後共に徹底的に低摺動抵抗化が図られている。車体及びサスの改良要点の大半は乗り心地の向上に向けたものである。

剛性などの数値的な向上に留まらず、見晴らしや乗り心地といった体感性能を追求。素材や構造、接合方法などを見直している。

【CHECK 7】“安全”“つながる”最新装備

中心機能は全グレード標準装備

 ACCは停車保持機能を備えた全車速型となっただけでなく、ワイドビューカメラと前後左右に設置されたソナーにより、測距および状況認識機能を向上。隣接車線からの割り込みへの対応力を強化。前後の誤発進抑制や対向車衝突回避支援、夜間歩行者対応衝突回避など総合的な安全性向上が図られた。また、コネクティッド機能は専用DCMを搭載し、さらに自動緊急通報や警備会社の駆けつけサービス等、安心向上の新サービスを採用する。

  • Honda SENSING
    ホンダセンシングは検知能力が向上。ワイドカメラとソナーで感知性能をアップ。停止保持付き全車速ACCも新採用。

  • ホンダ初採用
    近距離衝突軽減ブレーキをホンダ車として初めて採用。

  • Honda CONNECT
    車載通信機はタイプ別設定。スマホアプリにより施錠等のリモート操作も可能だ。

【CHECK 8】気になるライバル

ファミリーカーか、パーソナルカーか

 スモール2BOXのトレンドは、プレミアム感向上によるダウンサイザー獲得の方向。ファミリーユース重視のモデルはフィットのみといってもいい。居住性やユーティリティをないがしろにしているわけではないが、優先順位はそれぞれ。比較的居住性やユーティリティに気を使っているのはノート。逆に優先順位が低いのはマツダ2。ヤリスはその中間的な位置付けだが、プレミアム志向というより、スモール2BOXの原点主義の印象が強い。

icon NISSAN ノート

●価格:144万7600~268万9500円 ●発表年月(最新改良):’12年8月(’18年7月)

先代はファミリー志向も強かったが現行モデルからプレミアムへ。シリーズ式のeパワーが最大のセールスポイントであり、電気駆動を誇張したドライブフィールが特徴。ユーティリティや性能面での優位性はないが、ハイブリッド車を狙うなら比較検討は欠かせない。

icon MAZDA マツダ2

●価格:157万3000~266万7500円 ●発表年月(最新改良):’14年9月(’19年7月)

魂動デザインと高速性能とスポーティな味わいを特徴とした人馬一体が売り物。後席は寸法に余裕がなく、圧迫感も強いが、前席の雰囲気は格上。余力たっぷりのディーゼル車を筆頭に高速長距離性能が魅力だが、運転支援機能の性能が今ひとつなのが気になる所。

icon TOYOTA ヤリス

●価格:139万5000~249万3000円 ●発表年月(最新改良):’19年12月(未改良)

ガソリンもハイブリッドも新開発とし、最新のプラットフォームの導入に高度な車線維持機能など、高速長距離の走りの心地よさでは新型フィット最大のライバル。もちろん、キャビンユーティリティではフィットに及ばないが、快適ツーリングを求めるなら外せない選択肢だ。
※試乗車はプロトタイプ

新型フィットの選び方

正式発表前ではあるが、タイプ選びに挑戦! 判明している情報から言えるのは……?

ライバル車に存在しないクロスターに注目!

 価格は不明、車種構成も大まかにしか分からず、オススメグレードの検討は無理がある。ただ、ひとつ言えるのはVFM、つまり実用性に対するコスパは初代から受け継がれてきたフィットの訴求点のひとつ。飛び抜けて買い得なモデルもやたらと割高なモデルもないと考えるのが妥当だろう。
 判明しているタイプ展開はベーシック/ホーム/ネス/リュクス/クロスターの5系統。ベーシックはエントリー仕様として、リュクスは高級仕様としての設定となり、その中間に位置するホーム/ネス/クロスターは嗜好的な差異による設定だ。
 ホームは新型車のコンセプトに忠実な設定で、ベーシックに対してインテリアの充実を図ったのが特徴。コンビネーションシートや各部表皮にプライムスムースを用いて心地よさの向上を図っている。また、2トーン車体色も設定される。
 ネスは「フィットネス」に由来した車名のスポーティ仕様。アスリートというほどハードではなく、ファッショナブルかつ日常との融合性の高さが特徴となっている。
 クロスターは外観を見ても分かるようにSUV志向のモデル。単なるドレスアップ仕様ではなく、大径タイヤの採用とサスの車体側のマウント部を設計変更して最低地上高を30mm増加。ハードクロカンは無理でもしっかりアウトドアレジャーに対応したシャシーを備えたモデルである。
 ファミリー&レジャー向けにコスパ優先で選ぶならベーシックかホームの1・3L車が狙い。和みの居心地が特徴でもあり、ホームを選ぶのが無難なところ。
 長距離ツーリング主体なら、ルックスもツーリング志向のネス。いわゆるスポーツ派向けではないが、遠出のためにクルマを所有するユーザー向け。予算が許せば燃費も動力性能も上のe:HEV車だ。
 で、イチ押しはクロスター。ハイブリッドの4WD車であればなおさら、ツーリング&レジャーでの魅力は相当のもの。ライバル車に同様の性能や実用性を備えたモデルがないだけに、新型フィットの目玉商品となるのは必至と断言してもいい。

icon HONDA 新型フィット

●価格:未発表 ●発売予定:’20年2月

後席も荷室も“使える”コンパクトカーの代名詞
 今回のモデルチェンジで4代目となるファミリー&レジャーコンパクト。「心地よさ」をメインテーマに、デザインや構造、装備をブラッシュアップ。これまで上位車格モデル向けだったハイブリッドシステム・e : HEV、最新版ホンダセンシング、初採用の専用車載器・ホンダコネクトを採用。センタータンクレイアウトによる優れたパッケージングと使い勝手ももちろん健在だ。

「心地よさ」の象徴が前方視界だ。見晴らしのための骨格構造、バイザーレスメーター、ヒドゥンワイパーなど、こだわりが徹底。

<要チェック>タイプ別専用装備

icon リュクス

本革シートが選べるのはリュクスのみ。オプションのアームレスト付センターコンソールボックス+ワイヤレス充電器も専用設定だ。

icon クロスター

専用外装はフロントグリル/前後バンパー/ホイールアーチプロテクター/ロアーガーニッシュなど。ルーフレールは専用OPだ。

icon ネス

健康志向の“フィット・ネス”。ライムグリーンのアクセントカラーはネス専用。また、プラズマクラスターエアコンを唯一備える。

icon ●新型フィット カラーバリエーション表

★は有料色 ※1:フロントシートの一部およびリアシートに合成皮革やファブリックを使用

  • [1]プレミアムサンライトホワイト・パール(有料色)

  • [2]プレミアムクリスタルレッド・メタリック(有料色)

  • [3]プラチナホワイト・パール(有料色)

  • [4]ルナシルバー・メタリック

  • [5]シャイニンググレー・メタリック

  • [6]エアーライトブルー・メタリック

  • [7]ミッドナイトブルービーム・メタリック(有料色)

  • [8]クリスタルブラック・パール

  • [9]プレミアムグラマラスブロンズ・パール(有料色)

  • [10]サーフブルー

  • [11]プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック(有料色)

  • [12]プレミアムクリスタルレッド・メタリック&ブラック(有料色)

  • [13]プラチナホワイト・パール&ブラック(有料色)

  • [14]ルナシルバー・メタリック&ブラック(有料色)

  • [15]シャイニンググレー・メタリック&ブラック(有料色)

  • [16]エアーライトブルー・メタリック&ブラック(有料色)

  • [17]ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー(有料色)

  • [18]クリスタルブラック・パール&シルバー(有料色)

  • [19]プレミアムグラマラスブロンズ・パール&シルバー(有料色)

  • [20]プレミアムサンライトホワイト・パール&ライムグリーン(有料色)

  • [21]プラチナホワイト・パール&ライムグリーン(有料色)

  • [22]ルナシルバー・メタリック&ライムグリーン(有料色)

  • [23]シャイニンググレー・メタリック&ライムグリーン(有料色)

  • [24]クリスタルブラック・パール&ライムグリーン(有料色)

  • [25]サーフブルー&ブラック(有料色)

  • [26]ソフトグレー

  • [27]ブラック

  • [28]ソフトグレー(コンビシート)

  • [29]ブラック(コンビシート)

  • [30]ブラック×ライムグリーン(撥水ファブリックシート)

  • [31]ブラック×グレー(撥水ファブリックシート)

  • [32]ブラウン(本革シート)(一部に合成皮革やファブリックを使用)

  • [33]ブラック(本革シート)(一部に合成皮革やファブリックを使用)

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

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