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更新日:2018.11.22 / 掲載日:2018.09.27
HONDA CR-V実力チェック
いつの間にかラインナップから消えていたCR-Vだが、ホンダファンの後押しを受けて華麗に復活。5代目となる新型は強力ライバルがひしめくミドルSUV市場において戦えるのか? その実力を検証してみよう。
●文:川島 茂夫 ●写真/奥隅 圭之
●新型CR-V バリエーション&価格
HONDA CR-V
●発売日:2018年8月31日(ガソリンモデル)
2018年11月1日(ハイブリッドモデル)
●価格帯:323万280~436万1040円
●販売店:ホンダ全店
●問い合わせ先:0120-112010
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CR-V(ガソリン車)試乗インプレッション
VTECターボは秀逸だがCVTの制御にはやや不満
エクステリアは4代目の正常進化と言った感じがする。全長4605×全幅1855×全高1690、ホイールベース2660mmのボディサイズは実は先代からそれほど大きくなっていないのだが、パッと見た印象はかなり大柄だ。
インテリアはレジェンドで採用のプッシュボタン式ATやフルデジタルのメーターパネルなどが目を引くが、それ以外は比較的オーソドックスなレイアウト。高級感やスポーティなイメージをアップさせるような加飾は少なめだが、質感はまずまず。前後のシートも大きめで、頭上/膝周りも余裕のスペースだ。更にCR-V初の3列シート仕様が用意されている。
パワートレーンは1.5L直噴VTECターボと2.0Lエンジン+2モーターの「スポーツハイブリッドi-MMD」の2タイプ。プラットフォームはシビックから採用のグローバルプラットフォームをベースにSUV用に最適化。日本向けは走りも専用スペックに仕立てられている。
今回はガソリン車に試乗したが、その走りは剛性の高いボディに忠実かつ自然なハンドリング、しなやかな足の動きなど、基本性能の高さを実感するも、昨今のクロスオーバーSUVのようなスポーティさを前面に出さず、どちらかと言えばSUVらしさを重視したゆったりしたクルーザー的な乗り味だ。
ただし、1.5L直噴VTECターボは過不足ない性能を持っているものの、ルーズな制御のCVTのため、走行フィーリングが大味なのは少々気になった。
総合性能は優れるものの、カジュアルなモデルとしては高めのプライス、プレミアムとしては今一歩な内外装の仕立てと、立ち位置が微妙な点も気になる。また、日本では最後発となるが、数多くのライバルに対して、「CR-Vでなければ」という個性に欠けるのは、少々残念に思う。
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CR-V(ガソリン車)試乗インプレッション
素直なハンドリング、ライントレース性も優秀
先代CR-Vは、北米市場を強く意識していたこともあり、ことさらプレミアムを強く訴えていたモデルだったが、5代目となる新型は上質感は高めながらも、実用性も強く意識したモデルに生まれ変わった。生真面目なクルマ造りは、走りにも色濃く表れている。 試乗して強く印象に残るのは、フットワークの味付けの変化だ。先代CR-Vは車軸周りのばたつきなど、細かな揺れが目立ったが、新型はそういった雑味が大幅に減少している。また、大きくストロークさせた後の揺れ返しも抑制が利いている。高い重心を抑えるために足回りは相応に硬められているのだが、動き出しの滑らかさや収束の穏やかさで、しっとりとした乗り心地を示してくれる。これまでのCR-Vとは明らかに違う、なかなかの洗練感である。 操縦性も唐突な反応がなく、舵角に素直に応えてくれる。ライントレース性の良さは強く印象に残る。さらにSUVとしてはコーナリング感覚に腰高感が少なく、高速コーナーにおいても、山岳路のタイトなワインディングであっても、身構えずに操ることができる。 試乗車のパワートレーンは1・5Lターボ+CVTの組み合わせ。ステップワゴンと同タイプになるが、最高出力も最大トルクも大幅に向上している。このスペックの違いは高回転域でのトルク特性や加速の伸びに現れており、高速や登坂でも十分な加速を体感できる。アクセル操作に俊敏に応えるさまは、走りの面でも車格相応に高まったことを実感できる。緩加速においてダウンシフト頻度が高まる点は少々気になるが、それでも回転上昇は少なく抑えられている。巡航時の余力感と伸びやかな加速感のバランスの良さは心地よい。 エンジンフィールも軽快そのもの。全開加速でも威圧感は少ない。総合的な静粛性も良好で、ケレン味のない走りが楽しめる。
ガソリンモデルのエンジンは1.5LVTECターボを採用
国内導入のために足回りは入念に煮詰められたこともあり、フットワークの良さは際立つ。静粛性も高く、車格相応の快適性も併せ持つ。
純ガソリン車のエンジンは、1.5L直噴ターボを搭載。ステップワゴンと同じVTECターボ+CVTの組み合わせだが、190PS/24.5kg・mと出力は大幅に向上している。
市街路などでCVTの変速頻度が多くなる点は少々気になるが、ライントレース性やハンドリング性能はクラストップレベル。
エクステリア
■主要諸元(EX・Masterpiece 7名乗り FF)
●全長×全幅×全高:4605×1855×1680mm
●ホイールベース:2660mm
●車両重量:1630kg
●エンジン:1496cc直4DOHCターボ(190PS/24.5kg・m)
●JC08モード燃費:15.4km/L
●燃料タンク容量:57L[レギュラー]
●最小回転半径:5.5m
●最低地上高:200mm
全長は4605mmとクラス相応だが全幅は1855mmと1ランク上の印象。見た目の幅広感も強い。
5代目となる新型は、リヤまわりが高く取られるなど、ワゴンティストが強まった。
世界戦略車らしい設計全幅はアメリカンサイズ
全長は4605mm、ホイールベースは2660mmとミドルクラスとしては平均的な寸法だが、全幅は1855mmとかなり広い。日本導入を果たしたとはいえ、あくまでもCR-Vが目的としているのはグローバルマーケット、世界戦略車であることを物語る部分といえよう。狭い道を走る機会の多いユーザーは、注意すべき点だろう。
先代はリヤエンドを絞り込むクーペルックを意識したスタイリングを採用していたが、新型はサイドウインドウグラフィックを見れば分かるように、ワゴン的な趣が強くなった。リヤピラーが高さを保ったままデザインされているのは、サードシート周りの閉鎖感を減少する配慮だが、結果的に荷室(サードシート)周りのボリューム感も増加してワゴン感が高まっている。
フロント&リヤのデザインは、線と面を巧みに組み合わせてメリハリ感を強調する、近年のホンダ車らしいデザインが注がれているが、サイドはショルダーやフェンダーの張り出し感が強くなっている。これが狭い場所での気苦労にも繋がるのだが、車格感の演出には効果的。ミドルSUVとしては短い全長にもかかわらず、存在感を十分に感じるのは、このあたりの工夫も大きな要因だ。
全グレード標準装備のLEDヘッドライトには、進行方向の内側を自動的に照射するアクティブコーナリングライトも備わる。バンパー内蔵型のフォグライトも標準装備だ。
切削加工により細部まで緻密にデザインされるアルミホイールは、全グレード18インチが標準装備となる。
サンシェード&チルトアップ機構付きの電動パノラミックサンルーフは、上級グレードとなるMasterpieceの専用装備。
キャビン&ラゲッジ
コンソール中央にナビモニターを配するオーソドックスなレイアウト。木目調素材やピアノブラックパネル、ソフトパッドを用いることで、上質感の演出も巧みだ。
中央部にTFT液晶のマルチインフォメーションディスプレイを配置。オドメーター、トリップメーター、外気温表示、燃費情報などをグラフィカルに表示可能だ。
ハイブリッド車はセレクタースイッチ式だが、ガソリン車はシフトレバー式を採用。大容量タイプのCVTは7スピードモード付きで、ステアリングにはパドルシフトも備わる。
通信機能を持つインターナビと、通信費無料の情報サービス「リンクアップフリー」、ナビ連動のETC2.0車載器は、全グレードに標準装備となる。
運転席8ウェイパワーシートはEXも標準装備となる。
3列シート車はガソリン車のみの設定。
立体感に富む本革シートが標準になるのはMasterpiece系。
荷室床面は開口部の高さに合わせたレイアウト。
シート格納はサードシート/セカンドシートも対応。
荷室を柔軟に拡大(最大容量936L、最大荷室長1800mm)でき、使い勝手も良好。実用性の高さも大きな武器だ。
上質感の演出はなかなか巧み、サードシートは緊急用
上級を意識したキャラクターもあって、キャビンの仕立てはなかなか巧み。パネル類の加飾などは物足りなさはあるものの、継ぎ目などは上手に処理されていて、細部まで美しく仕上げられている。グラスエリアも広く、前方視認性も良好だ。
ガソリン車は2列シート車と3列シート車を選べる(ハイブリッド車は2列シート車のみ)が、3列シート車のセカンドシートには左右独立式のスライド機構が備わっている。サードシートは、セカンドシートを最後端にセットすると、成人男性が座れるだけの空間はなく、大人が座るにはセカンドシートを約10cmは前方にセットする必要があるが、全長が約4.6mのミドルSUVとしては合格点。ただし基本的に窮屈でロングドライブは少々厳しいだろう。
後席シートの格納は、3列シート車はセカンド/サードシートともバックレスト前倒のみだが、2列シート車の後席はワンタッチのダイブダウン式を採用している。格納時の荷室長はシートの仕様で変わらないが、荷室高は3列シート車のほうがシートの厚み分だけ狭くなる。丈のある荷物の積載を重視するユーザーは、2列シート車を選んだほうが無難だろう。
メカニズム&装備
パワートレーン(ハイブリッドモデル)
発電した電気でモーターを動かす「SPORT HYBRID i-MMD」は、上級モデルに搭載が進んでいるハイブリッドシステム。3Lエンジン車並みのトルクを発生することで上質な走りを実現する。
ハイブリッド車のエンジンは、145PS/17.8kg・mを発揮する2L直4のVTECユニット。主にモーターを動かす発電を担当するが、高速走行時は直結クラッチを通じて駆動も担当する。
パワートレーン(ガソリンモデル)
直噴システムは耐ノッキング性を高めるなどで、燃焼安定性の向上を実現。より効率的で緻密なバルブ制御を行うことが可能になった。
1.5L・VTECターボは、直噴+吸排気デュアルVTCなどが組み込まれた最新仕様。過給圧制御の向上などにより、レスポンス特性や燃費向上も達成。
シャシー&ボディ
ボディシャシーの、ねじり剛性は先代比で25%向上。リヤダンパー部取り付け部の剛性を高めることで、走行性能向上も図られている。
フードインシュレーターやフロアアンダーカバー、前後インナーフェンダーを適正配置することで、車内への音の侵入を低減。静粛性向上の重要ポイントの一つだ。
フロントピラーやサイドシルまわりなどを中心に骨格全体の36%に超ハイテン材を使用。軽量かつ強度に優れるボディを実現している。
ホンダセンシング
歩行者対応型の衝突軽減ブレーキや、ステアリングアシスト付きのLKAS、路外逸脱抑制機能などを備える最新のホンダセンシングが、全グレードに標準装備される。
リアルタイムAWD
電子式クラッチを内包するリアルタイムAWDは、雪路のみならず一般路にもおいても前後輪の駆動力を制御する最新システム。CR-Vではハイブリッド車にも設定された。
パワートレーンは専用設計の最新型を採用
パワートレーンはハイブリッドとダウンサイジングターボの2タイプ。エコ性能志向の設定と言える。ステップワゴンと同形式だが、いずれもCR-V専用設定である。
1.5Lダウンサイジングターボ車は過給特性を変更し、ステップワゴンと比較すると最大トルク発生回転数の下限が600回転上昇し、最大トルクは3.8kg・mも増加している。さらに最高出力は40PS増の190PSとなった。車重はCR-Vのほうが100kg近く軽いので、1クラス上の動力性能を実現している。
ハイブリッド車はエンジンを発電機として使い、その電力で駆動及び充電を行うシリーズハイブリッドに、エンジン直接駆動機構を備えたi-MMDを採用する。直動機構はシリーズハイブリッドや電気自動車の難点である高速域での効率低下を避けるためで、いわば高速巡航のみトップギヤ駆動させるようなもの。高速走行中でも急加速時はモーター駆動に切り替わる柔軟なシステムだ。
4WDはターボ車、ハイブリッド車ともに後輪への駆動伝達を油圧クラッチで制御する電子制御型「リアルタイムAWD」を採用。雪路での踏破性だけでなく、操安性も向上させる制御も特徴だ。
EX/EXハイブリッド
【主要装備】
●Honda SENSING (衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、渋滞追従機能付ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉、LKAS〈車線維持支援システム〉、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能、オートハイビーム)
・ブラインドスポットインフォメーション
・LEDヘッドライト&LEDフォグライト
・Honda インターナビ+リンクアップフリー+ETC2.0車載器+8スピーカー(4スピーカー+4ツィーター)
・Hondaスマートキーシステム
・運転席8ウェイパワーシート
・18インチアルミホイール
・振幅感応型ダンパー
・VGR(可変ステアリングギアレシオ)
EX Masterpiece/EX ハイブリッド Masterpiece
※下記装備が追加
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
(イージークローザー/挟み込み防止機構付)
・電動パノラミックサンルーフ
・本革シート&専用インテリア
・助手席4ウェイパワーシート(スライド/リクライニング)
・ルーフレール
オススメグレードは?
【EX 7人乗りFF】
新型CR-Vはツーリング&レジャー向けのSUVとしてまとまりのいいモデルだ。飛び道具的な機能はないが、居心地や積載性あるいは多用途性、走行性能は同クラスのトップレベル。実用とプレミアム感のバランスがいい。上級仕様としてMasterpiece系が用意されるが、EX系でも機能装備は十分。後は駆動方式とパワートレーンで選べば良いだろう。ハイブリッド車はまだ発売前のため実力は未知数だが、約55万円の価格差は大きい。ターボ車は十分魅力的だ。
ホンダSUV同門対決!「最新」が注がれたCR-Vか? コスパ優等生のヴェゼルか?
新型CR-Vが投入されたことで、気になるのはヴェゼルとの関係だ。車格は明らかに異なるが、価格を比べてみるとその差は思ったほどではない。ホンダSUVを検討しているユーザーならば、この2台は気になるのでは?
【CR-V】
●価格帯:323万280~436万1040円
ヴェゼルに比べると、車格以上に高めの価格設定に思えるが、高機能な純正ナビやパワーシートなどの利便装備が標準装備されるなど、一概に高いとは言い難い面も……。【ヴェゼル】
●価格帯:207万5000~292万6000円
ホンダセンシングは全グレードに標準装備だが、ナビや利便装備はOP対応。動力性能に余力があるハイブリッド車で検討してみると、CR-Vとの価格差は、印象よりも小さいかも?
【その1】パッケージ比較
ヴェゼルのスペース効率は極めて優秀
全長に対するホイールベース比はヴェゼルが大きく、全高は低いが室内高は大きい。つまり、ヴェゼルのパッケージングのほうがスペース効率に優れている。小さい割には広いわけだ。ただし、最低地上高はヴェゼルの4WD車はCR-Vよりも40mm低い170mmでしかなく、悪路踏破性は生活四駆プラスα程度と考えるべきだ。
【その2】キャビン&ラゲッジ比較
2列シート車と3列シート車が選べることはアドバンテージ。
多人数乗車が必要ならば、素直にCR-Vを選ぶべき。インパネの仕上げの良さも強みの一つだ。
インパネの仕立てはクラス相応だが、シート&荷室の多彩なアレンジは、ヴェゼルが最も得意とする分野。
特にリヤシートはコンパクトSUVとは思えぬほどゆとりがある。
ユーティリティはヴェゼルに光るものあり
同クラスのSUVではスペース効率に優れたCR-Vだが、機能的には比較的オーソドックス。工夫は2列シート仕様の後席のダイブダウンくらい。ヴェゼルは多彩な後席格納機能で状況に応じた積載性を発揮。4名乗車前提ではCR-Vに及ぶわけもないが、2名乗車基本にするユーザーには無駄なく多用途に使える。
【その3】走り比較
動力性能のみならず乗り心地もCR-Vがリード
ヴェゼルの上級設定になるハイブリッドは、1.5Lにしては余力感があるが、地力はやはり1.5L相応。CR-Vの1.5Lターボは実力で2.5L級。高速や登坂路での余裕が段違いである。また、フットワークでは乗り心地も操安もヴェゼルはCR-Vと比べて細かな揺れが多く、落ち着きに欠く。重質な味わいの差が車格感に直結している。
【その4】装備比較
上級のMasterpiece系には、国内の ホンダ車として初となる「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を採用。利便装備の充実ぶりは明白だ。
ACCの機能に差があり利便性はCR-Vがリード
ヴェゼルのホンダセンシングにも、歩行者検知機能やステアリングアシスト付きLKASが備わるなど高い安全性能を持つが、利便装備のACCの機能に若干の差が付けられている。
上級利便装備はCR-Vが一枚上手
ホンダセンシングは両車とも標準装備
ホンダセンシングは両車とも標準装着され、多くの機能は共通している。ただし、ACCはCR-Vが渋滞追従機能付きの全車速型、ヴェゼルは30km/h以下ではキャンセルされる高速型である。車格の差が現れやすい快適装備は車格上のCR-Vが勝り、ヴェゼルには設定のないハンズフリー式のパワーテールゲートも上級仕様に採用する。
街中主体で使うならばヴェゼルも十分アリ!
ヴェゼルはボディサイズが一回り小さく、パワートレーンは1.5Lが標準排気量設定。そして価格が100万円近く安い。ヴェゼルはCR-Vよりも明らかに1クラス以上下のSUVである。
この車格差は、快適性も含む走行性能でも明らかだが、内外装の造りにしても、居住性や積載性も圧倒的にCR-Vが勝っている。高速域での乗り心地の落ち着きなど、走行距離が伸びるほど、乗車人数や積載荷物が増えるほどにCR-Vと差が開く。
ただし、両車は得意とする用途が異なっている。CR-Vは全長は短めとはいえ、全幅は1.9mに迫る。都市部での日常用途では少々面倒だ。その点、ヴェゼルのサイズは狭い場所での取り回しに優れており、大きなアドバンテージになる。運転感覚でもボディサイズ以上にコンパクトに感じられる。タウンユース主体でCR-Vは、使い勝手のいいクルマとは言い難い。
また、ヴェゼルはコンパクトスペシャリティ、CR-Vは上級ワゴンとキャラも異なっている。レジャー&ツーリングではCR-Vだが、日常用途とレジャーの両立を求めるならば、ヴェゼルはSUVとしてベストの存在。キャラは違えど、侮れない存在なのだ。
提供元:月刊自家用車