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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2015.11.27
三菱 eKワゴン/eKカスタム 新車紹介
三菱 eKワゴン/eKカスタム 新車紹介
紹介
【マイナーチェンジ】
発表/2015年10月22日
三菱自動車工業お客様相談センター
0120-324-860
文●森野恭行 写真●三菱自動車
■ルックスに加えてターボの追加など大幅な変化には期待が膨らむ
軽市場の戦いは激化するばかり。eKワゴン&eKカスタムが、登場から約2年半のこの時期にフェイスリフトと機能・性能の改善を実施したのは、戦力を保つためだ。力強い走りを望むユーザーのため、これまでNAだけだったeKワゴンに、ターボ車を追加したのも見逃せない変更といえる。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
まずはルックス。大きく変身したのはeKカスタムだ。新型アウトランダーからの「ダイナミックシールド」の造形を導入して、押し出し感を大幅に高めた。そして、eKワゴンもバンパーとグリルを変更。車格感を高める方向で、マスクの見直しを行っている。LEDリヤコンビランプや新造形アルミホイールの採用も見逃せない点で、トータルとしての外観リニューアルを図った。
次は内装。eKカスタムは、ピアノブラック加飾を加えたステアリング、メッキ加飾つきになったパワーウインドウスイッチパネルを採用し、より上質な仕立てとしたのが見どころ。eKワゴンは、スエード調トリコットのシート地を採用して、おしゃれ度と触感を高めた点に注目したい。
最後は安全と性能の進化。従来の「eアシスト」は自動ブレーキと誤発進抑制機能のコンビだったが、これに加えてオートマチックハイビーム、オートライトコントロール、マルチアラウンドモニターの機能を加えて、「セーフティパッケージ」として新たに設定した。そして燃費。CVTの制御見直しや電制サーモスタッドの導入、ターボ車へのオートストップ&ゴーの搭載などにより、全般に改善を行っている。加えて、ダンパーの減衰力見直しによる乗り心地の改善、電動パワステの制御改善による取りまわし性の向上も実現しているという。走り味の進化も、大いに期待できる。
■インテリア/エクステリア写真[1]
写真では分かりづらいが、センターパネル下にオープントレイを追加して利便性を高めたのが改良の要点。写真はブラックインテリア(オプション)を選択したeKワゴンの例だ。
十分な「快適」と「便利」をもたらす居住空間と荷室を備える。eKワゴンの標準内装はアイボリー系だが、ブラックインテリアの場合は、シックで引き締まった印象に変身。
■インテリア/エクステリア写真[2]
自動ブレーキ、誤発進抑制機能に加えて、オートマチックハービームやオートライトコントロールを設定し、安全性も大きく進化。
マルチアラウンドビューモニター(バードアイビュー機能付き)を選択すれば、駐車時の安心がアップ。
eKカスタムと比べると変化は小さめ。だが、左右にもグリルを追加した新型バンパーや、上下幅を拡大した新型グリルを採用し、eKワゴンもスポーティさと上級イメージをグッと高めている。
eKカスタム T セーフティパッケージ(CVT)
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1620mm |
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ホイールベース | 2430mm |
トレッド前/後 | 1300/1290mm |
車両重量 | 870kg |
エンジン | 直3DOHCターボ |
総排気量 | 659cc |
最高出力 | 64ps/6000rpm |
最大トルク | 10kg m/3000rpm |
JC08モード燃費 | 26.2km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | 3リンク |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ディスク |
タイヤ前後 | 165/55R15 |
価格
三菱 eKワゴン | 108万~170万7480円(カスタムを含む全グレード) |
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