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更新日:2020.04.06 / 掲載日:2013.07.19
三菱 eKワゴン/eKカスタム(2013年~)新車紹介
三菱 eKワゴン/eKカスタム(2013年~) 新車紹介
紹介
フルモデルチェンジ
発表・発売/2013年6月6日
三菱
0120-324-860
■クラストップの燃費を引っさげて期待のニューモデルが登場
日産と三菱の共同開発で話題の新型軽乗用車が、ついに両社から同時にリリースされた。日産版はデイズ、三菱版は3代目となるeKワゴンだ。スポーティシリーズはeKスポーツ改めeKカスタムを名乗る。商品企画や部品調達は両社の合弁会社NMKVが主体となり、三菱の技術センターで開発。同社の水島製作所で生産される。
■メカニズム/ユーティリティ
Report 戸田治宏
新型eKで目指されたのは、「軽の枠を超える上質感(elegant)」、「運転のしやすさと快適空間(easy&comfort)」、「優れた燃費性能(eco)」という3つの“e”(いい)だ。
プラットフォームはもちろん新設計。ボディは全高やホイールベースがワゴンRなみに拡大し、余裕の室内空間を備える。存在感のある外観は、低いボンネットや細いピラーなど運転視界にも配慮。スライドドアは廃止された。内装はeKワゴンが洗練されたアイボリー、eKカスタムはブラックだ。オートエアコンにはスマートフォンのようなタッチパネルを採用。
エンジンは三菱iの3B20型をベースに、FF用として新設計。ミッションは先代の3/4速ATから、ミラージュやワゴンRなどで実績のある副変速機付きCVTに一新された。NAの主力グレードにはアイドリングストップも搭載し、FF用は約13km/h以下から作動するコーストストップ機能付き。JC08モード燃費は先代の19.6km/L(4速AT)から29.2km/Lにジャンプアップし、軽ハイトワゴンでトップに躍り出た。eKカスタムには64馬力・10.0kg mのターボも搭載する。
女性にうれしい装備も充実し、100%UVカットのフロントウィンドウに加えてフロントドアにも99%UVカットのガラスを設定。上級グレードはリヤビューモニター付きルームミラーを備える。“いい軽”復活なるか!?
出来栄えが楽しみだ。
■インテリア/エクステリア写真[1]
弧を描くような水平基調の造形で広がり感と柔らかさを演出。センターパネルは上質なピアノブラック調だ。助手席前の2段グローブボックスなど収納も豊富。
前席は長時間座っても疲れにくい、優れたサポート性をねらって設計。シート地にはソフトファブリックを採用する。
後席はふくらはぎをサポートする形状。左右分割で170mmのスライドとワンタッチフォールディングが可能だ。
■インテリア/エクステリア写真[2]
トップグレードのGにはアルミホイールが標準。坂道発進で後退を防ぐヒルスタートアシストは三菱初だ。
水冷クーラー付きEGRは軽初、エンジン冷却水用の電子制御サーモスタットは国内初。クラストップの低燃費に貢献。
外観はボディサイドの「トリプルアローズライン」が特徴的。空力特性もCD値=0.32でクラストップレベルを実現。
三菱 eKワゴンG(CVT)主要諸元
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1620mm |
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ホイールベース | 2430mm |
トレッド前/後 | 1300/1290mm |
車両重量 | 830kg |
エンジン | 直3DOHC |
総排気量 | 659cc |
最高出力 | 49ps/6500rpm |
最大トルク | 5.7kg m/5500rpm |
JC08モード燃費 | 29.2km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | 3リンク |
ブレーキ前/後 | ディスク/ドラム |
タイヤ前後 | 155/65R14 |
全国メーカー希望小売り価格
eKワゴン | 105万~133万5000円 |
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eKカスタム | 126万9000~154万6000円 |