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更新日:2025.02.22 / 掲載日:2025.02.22
《スバル車早わかり!》レヴォーグ
水平対向ボクサーエンジンを搭載した4WDスポーツのイメージが強いSUBARUだが、クロストレックにストロングハイブリッド搭載車を追加するなど、電動化への対応を加速中だ。代名詞とも言える水平対向ボクサーエンジンが電気モーターに置きかわっても継承される「SUBARUらしさ」の本質を考察し、その視点から主な現行モデルを振り返ってみよう。
●文:横田 晃
レヴォーグ[ステーションワゴン]
●価格:363万〜536万80500円 ●発表年月(最新改良):’20年10月(’24年12月)
【1.8ℓターボ・4WD】【2.4ℓターボ・4WD】

レガシィ以来のスポーツツーリングワゴンの血統を継ぐ
事実上のレガシィツーリングワゴンの後継モデルとして’14年に初代が登場したステーションワゴン専用車。スバルはレオーネの時代からツーリングワゴンと呼ぶステーションワゴンが人気だったが、’89年に跡を継いだレガシィは、北米市場での成功を受けて代を重ねるごとに大型化し、日本国内では持て余すサイズになってしまった。そこで’14年に登場した6代目からレガシィは北米市場メインと割り切り、国内にはセダンのみを導入。代わりに日本国内でツーリングワゴンの伝統を受け継いだのが、ブランニューモデルのレヴォーグだった。現行型は’20年デビューの2代目で、1.8&2.4ℓの水平対向4気筒エンジンは全車ターボ付きの強心臓だ。


