車種別・最新情報
更新日:2025.02.04 / 掲載日:2025.02.04
《TAS2025》スバル車まとめ!〜S210コンセプト他〜
ズバリ! 今年は新車の当たり年、市販化前提モデルも大量展示!
《東京オートサロン2025》注目モデルガイド
新春の名物イベント「東京オートサロン」。今年は例年以上に粒ぞろいで、市販化前提のクルマや今後発売されるクルマのスタディモデルがズラリ。ここでは今年の新車戦線を占うクルマを中心にその魅力を紹介するぞ。
●写真:澤田和久/月刊自家用車編集部 ●文:横田晃
SUBARU/STI S210プロトタイプ

STIの本気コンプリート。限定500台が抽選販売予定
スバルのモータースポーツ統括会社、STIによるコンプリートカーは、スバリストの正月のお楽しみ。今回はWRX S4をベースに、スバルが2008年から参戦しているニュルブルクリンク24時間レースで得られたノウハウを投入したS210が発表された。
STIのSモデルは、初代インプレッサをベースに2000年に誕生したS201に始まる。レガシィベース車をふくめて、これまでに9台が送り出されてきた(北米向けの2019年のS209を除く)、STIの頂点となるロードカーだ。
2017年のS208以来、8年ぶり、10台目のSモデルとなるS210は、ニュルブルクリンク直系の技術を歴代でも最も色濃く反映した2ペダルスポーツセダンという。
エンジンはノーマルから25PSアップの300PSまでチューン。微小舵での応答性、正確性にこだわった前後異形リムの19インチ鍛造ホイールや、ホイールハウスからエアを効率よく排出するスポーツサイドガーニッシュ、ドライカーボンリヤスポイラーなど、本物のレーシングパーツで仕上げられた500台ぽっきりの限定車だ。
販売方法は春ごろに発表予定とのことなので、続報をお見逃しなく。






SUBARU BRZ PURPLE EDITION

BRZの特別仕様車、STI Sport PURPLE EDITIONは、ギャラクシーパープル・パールのボディカラーとハイラスター塗装の18インチアルミ、ブラックのドアミラーでコーディネートした、アグレッシブな一台。インテリアもシートやシフト周りにシルバーとグレーのアクセントを配する魅力的なスポーツカーに仕立てられていた。1月26日まで抽選エントリーを受け付ける200台の限定車(412万5000円〜)。欲しいならば販売店に急ぐべし。




SUBARU クロストレック ストロングハイブリッド STI performance

クロストレック ストロングハイブリッド STI Performanceは、STIパフォーマンスパーツで上質な乗り味を追求したクロスオーバー車。ボディ補強などの見えないところまで手を入れて、ハイブリッド車でも低燃費だけでなく、独自の乗り味にこだわるスバルらしいカスタマイズは、目の肥えた大人にオススメしたい。

動的性能を高めるアップデートサービス「SUBARU Sport Drive e-Tune」を発表

長く愛されるクルマを目指して、車載ソフトウェアのアップデートを有償で提供するのがスバルのe-Tune。2023年にレヴォーグの電子制御ダンパーから始まったサービスだ。TASで発表されたSUBARU Sport Drive e-Tuneはその第二弾で、現行BRZのA〜Cタイプが対象に加わる。最新のDタイプに搭載されているMT車のスロットル制御やAT車のダウンシフト許容回転拡大などで、よりスポーティな走りが楽しめるようになる。

ライタープロフィール
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。