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更新日:2024.12.13 / 掲載日:2024.12.13
2025最新版《アウトランダー》ズバリ! “買い”のポイント
人気モデル『“買い”の決め手はコレでした!』魅力掘り下げ大研究
月刊自家用車のレギュラー執筆者が国産人気モデルの魅力をあぶり出し、ズバリ解説! その“買い”のポイントはあなたに“刺さる”のか。クルマ選びの際は本企画を参考にしっかり吟味していただければ幸いだ。
●文:川島茂夫/渡辺陽一郎
MITSUBISHI アウトランダー【SUV】


PHEVとしての走りの魅力に加え
SUV的なレジャー対応力も高い
シリーズ/パラレル切替式のHEVシステムも特徴のひとつだが、最大のアピールポイントは車名のとおりPHEVとツインモーター式4WDを全車に採用していることだ。満蓄電で100㎞を超える電動航続距離も魅力のひとつだが、ツインモーター式4WDを駆使した加速性能と操安性のよさも見逃せない。動力性能では電動ならではの即応性と瞬発力が最軽量仕様でも2tを超える重い車重を感じさせない。操安は状況に応じて4輪の駆動トルク配分を最適化を量ることで悪路からスポーツドライビングまで安定性とコントロール性を高水準で両立させている。ミツビシのS-AWC技術の象徴的な存在でもある。
実用面ではベーシック仕様のM以外に2列シート席5名定員仕様と3列シート7名定員仕様を用意。3列シート仕様でもミニバン代替となるほどサードシートは実用的ではないが、ミドルSUVとしては適応用途が広い。
走行ハードからすれば当然だが、ミドルSUVでは高価格モデルとなり、ベーシック仕様でも530万円近い。性能面だけでなくヤマハのオーディオシステムの採用など内外装や装備もプレミアム志向が高く、高価格を納得できる設定も魅力。PHEVとS-AWCの走りとプレミアムな内外装や装備に投資価値を見出せば納得の価格だ。


アウトランダー《買いのポイント》

オールラウンドの高度な電動走行を不安なく堪能できる
他のSUVとはひと味違ったプレミアム感も売り物だが、アウトランダーPHEVといえばBEVの走りもマニアックなスポーティ走行もプレミアムSUVらしいゆとりも備えた走りが売りだ。BEVは不安だが、電気の時代をリスク無しで楽しみたいユーザーには最適だ。