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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2015.02.06
ホンダ N-BOXスラッシュ 新車紹介
ホンダ N-BOXスラッシュ 新車紹介
紹介
【ニューモデル】
発表/2014年12月22日
ホンダ・お客様相談センター
0120-112010
文●森野恭行 写真●編集部
■個性的なスタイルを楽しむ遊び心満点の軽が登場
こんなクルマは見たことがない!N BOXから派生したスラッシュに出会ったひとは、素直に驚きを表現するに違いない。なにしろ、ボックス型のハイト系モデルでありながら、「クーペ風スタイルにこだわった」という超異色の軽なのだから。具体的には、ルーフ高を100mm削り、地上高を10mm低くして、全高をベース車比110mm減の1670mm(FF車)に設定している。基本グレードはGとXの2タイプで、どちらにも58馬力のNAと64馬力のターボの2つの心臓を設定する。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野 恭行
スラッシュのターゲットは、個性にとことんこだわる子離れ世代と若者世代のユーザー。つまりは、「クルマで目立ちたい」と考える、遊び心にあふれた人たちだ。超個性的なスタイルの採用に加えて、異なるストーリーから発想した「カリフォルニア・ダイナー」、「ハワイ・グライド」、「テネシー・セッション」、「ブライトロッド」、「ストリートロッド」という5つのスタイルを展開するのはそのためだ。写真では渋めのコーディネートを特徴とする「セッション」を紹介したが、そのほかのスタイルもとても魅力的な仕上がりだ。
古き佳き50~60年代のアメリカをイメージさせるデザインやカラーは、シニア層には懐かしさ、若者には新鮮さを提供するもの。豊富に設定されるボディ色(ツートーンもあり)やオプション類を含めれば、自分だけの1台に仕立てることも可能だろう。加えて、オーディオに対する熱の入れようもハンパではない。17cmサブウーハーが自慢の「8+1」スピーカーシステムは、「FOSTEX」と共同開発をしたというこだわりの逸品で、一聴の価値がある。軽の楽しみをさらに広げる超話題作が、スラッシュだと言っていいだろう。
■インテリア/エクステリア写真[1]
インパネの基本はN BOXと共通だが、全高が110mmも低いためムードは大きく異なる。センターに収まるサブウーハーも注目のポイントで、腹に響く重低音を再生する。
天井を低くしても、頭上にはまだ十二分な余裕がある。後席スライド機構の追加も注目点で、ハイレベルなくつろぎ度を実現している。写真の内装は「セッション」のものだ。
■インテリア/エクステリア写真[2]
後席を格納してユーティリティモードとすれば、自転車だって積めてしまう。床面が低いから、重たい荷物の積み降ろしも楽ちんだ。
いわゆるチョップドルーフを採用して、上屋をクーペ風のデザインとした。ルックスは極めて個性的!
全高を低くしただけでなく、リヤドアをスライド式からヒンジ式に変更し、ドアハンドルを隠すことでクーペ風の仕上げとした。写真のスタイルは、シックな装いが目を引く「セッション」だ。
ホンダ N-BOXスラッシュ X(CVT)
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1670mm |
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ホイールベース | 2520mm |
トレッド前/後 | 1305/1305mm |
車両重量 | 930kg |
エンジン | 直3DOHC |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 58ps/7300rpm |
最大トルク | 6.6kg m/4700rpm |
JC08モード燃費 | 25.8km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | 車軸式 |
ブレーキ前/後 | ディスク/ドラム |
タイヤ前後 | 155/65R14 |
価格
N-BOXスラッシュ | 138万~193万9400円(全グレード) |
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