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更新日:2018.11.25 / 掲載日:2014.12.05
ダイハツ ウェイク 新車紹介
ダイハツ ウェイク 新車紹介
紹介
【ニューモデル】
発表/平成26年11月10日
ダイハツ工業 お客様相談室
0800-500-0182
文●森野恭行 写真●ダイハツ工業
■もっと広く、もっと使いやすくを追求したハイパースペース軽カー
平成21年と平成25年の東京モーターショーで「デカデカ」を見て、「これ、ほしい!」と思ったファンは多いはず。そうした声がダイハツを動かし、ついに「ウェイク」のネーミングで市販化された。ドアはピラーレス観音開きから、常識的なリヤスライド式に変更されたが、ルックスのイメージは13年の「デカデカ」から大きくは変わっていないから、ファンもひと安心というところだろう。
■ドライビング/ユーティリティ
Report 森野恭行
最大の注目点はパッケージで、全高はタントと比べてもさらに85mmも高い。高い天井(室内高)や、より開口高を拡大したドアは、言うまでもなく軽の最大値を誇り、それが快適性や使い勝手の革新につながっている。そこで興味深いのは、開発にあたって45のシーンを想定したというアプローチ。レジャー人口の多い6つのジャンルの専門家に協力してもらい、さまざまな角度からレジャーユースにおける利便性を追求したという。
タントの標的は子育て家族だが、ウェイクがねらうのはクルマをレジャーやホビーのツールと考える人たち。自慢の「ウルトラスペース」が、軽のファン層をさらに拡大するのは間違いない。
で、もうひとつの見どころは、高い目線がもたらす抜群の開放感。見晴らしのよさは2Lクラスのトール系ミニバンに勝るとも劣らないものだから、ドライブしていて気分がよく、運転もしやすい。これは女性層にアピールする要点となる。気がかりなのは、背高ゆえの走りの不安定感。だが、重心高をタント比約10mmのアップに抑え、安心感の向上を目的にサスの設計やセッティングなどを見直したというから、どうやら心配はなさそう。グレードは、自然吸気ユニットのDおよびL、ターボのXおよびGの基本4タイプで展開される。
■インテリア/エクステリア写真[1]
タントと同様にメーターは中央。天井や目線がタント以上に高いため、開放感や見晴らしのよさは抜群だ。その上でベルトラインは高めの設定とし、高速走行の安心感も演出。
室内高は軽トップの1455mm。広大な居住空間と荷室が、軽の可能性をさらに広げる。ちなみに写真はカットモデルで、実車はタントのような左側センターピラーレスではない。
■インテリア/エクステリア写真[2]
後席はもちろん、助手席もたためばフラットになる。デッキボードの活用などで使い勝手が一段と向上。
自動ブレーキを核とするSA(スマートアシスト=スマアシ)を各グレードに設定。横滑り防止装置のVSCは全車標準の設定だ。
ゴツさを強調するバンパーやフェンダーアーチも、ウェイクのルックスの個性を強調するポイント。個性を加速させるツートーンカラーも用意する。ヘッドライトはLED式が全車標準だ。
ダイハツ ウェイク G“SA” 2WD(CVT)
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1835mm |
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ホイールベース | 2455mm |
トレッド前/後 | 1305/1295mm |
車両重量 | 1020kg |
エンジン | 直3DOHCターボ |
総排気量 | 658cc |
最高出力 | 64ps/6400rpm |
最大トルク | 9.4kg m/3200rpm |
JC08モード燃費 | 23.8km/L |
サスペンション前 | ストラット |
サスペンション後 | トーションビーム |
ブレーキ前/後 | Vディスク/ドラム |
タイヤ前後 | 165/55R15 |
価格
ウェイク | 135万~187万3800円(全グレード) |
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