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更新日:2024.06.21 / 掲載日:2024.06.21
レンジローバー 日本限定の特別仕様車2モデル発表 日本文化と英国とのつながり表現

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは6月21日、日本限定のビスポーク特別仕様車「レンジローバー SV ビスポーク 1858 エディション」と「レンジローバー SV ビスポーク バルモラル エディション」を発表、全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにて受注開始した。
販売台数およびメーカー希望小売価格は1858 エディションが限定4台、48,500,000円、バルモラル エディションは限定5台、38,660,000円(すべて消費税込)。

1858 エディションは、ロングホイールベース(LWB)で、1858年に日英修好通商条約が両国間で締結され、外交関係が築かれた年にちなんで名付けられた。日本に古くから存在する絵画手法のひとつである室町時代の墨絵に着想を得てデザインされたこのモデルは、エクステリア、インテリアともにモノトーンで仕立てられた。
エクステリアカラーには、墨絵でよく使われる「ぼかし」を表現するため、限りなくホワイトに近いビスポークライトグレイを開発し、アルミホイールのインサートにも同色を採用。ルーフカラーにやや濃い色のビスポークグレイを採用することで、単調にならないよう全体に濃淡をつけている。



インテリアも、フロントはシンダーグレイ、リアはライトクラウドのシート(シンダーグレイインテリア)という「1858 EDITION」だけの特別な組み合わせとなっている。
シートのショルダー部分には日本の着物の柄からインスピレーションを得たオリジナルデザインの刺繍を施し、トリムフィニッシャーやシフトコントロールのホワイトと合わせて、ラグジュアリーとピュアさを高次元に融合させた格別なインテリア空間に仕立てた。

バルモラル エディションは、スタンダードホイールベース(SWB)で、車名はスコットランド・アバディーンシャーにある英国王室が所有するバルモラル城に由来する。
1980年代に販売していた4ドアの初代レンジローバーにもBalmoral Greenというエクステリアカラーをラインアップしており、それを現代風に再解釈し、新たにこのモデル専用色として、よりラグジュアリーな質感で明るく透明感のあるビスポークグリーンを開発した。

インテリアには質感が良く、製造工程においてレザーよりもCO2排出量の少ないUltrafabricsを採用し、ラグジュアリーを追求しながら、環境にも配慮した素材を選択。また、ベースモデルの「SV INTREPID」では選択できないサテンホワイトセラミックのトリムフィニッシャーを合わせることで、よりクリーンで明るい雰囲気に仕上げた。
トレッドプレートには、それぞれ「SV BESPOKE 1858 EDITION」「SV BESPOKE BALMORAL EDITION」の文字が入り、さらにこの仕様の限定生産台数を表す「1 OF 4」(「1858 EDITION」)「1 OF 5」(「BALMORAL EDITION」)を併記する。


主要諸元&メーカー希望小売価格
レンジローバー SV ビスポーク 1858 エディション
ベースモデル:レンジローバー SV P615 LWB
全長×全幅×全高:5,258×2,209×1,870mm
ホイールベース:3,197mm
台数:限定4台
メーカー希望小売価格(消費税込):48,500,000円
レンジローバー SV ビスポーク バルモラル エディション
ベースモデル:レンジローバー SV P615 SWB
全長×全幅×全高:5,058×2,209×1,870mm
ホイールベース:2,997mm
台数:限定5台
メーカー希望小売価格(消費税込):38,660,000円
ランドローバー 公式HP:
https://www.landrover.co.jp/index.html
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