車種別・最新情報
更新日:2024.02.07 / 掲載日:2023.10.31

新型トヨタ「センチュリー」新世代の走りを支えるメカニズム&装備

TOYOTA “新”センチュリー威風堂々

かねてから噂されていた新センチュリーが、ついにお披露目。噂どおりボディはSUVタイプだが、各所に散りばめられる匠のワザや贅沢なキャビンを見ていくと、カタチが変わってもセンチュリーの価値は不変であることを実感できる。その魅力の数々、ぜひご覧あれ!

●文:まるも亜希子 ●写真:澤田和久

●新型センチュリー 価格&バリエーション

TOYOTA新型センチュリー主要諸元 ●全長×全幅×全高(㎜):5205×1990×1805 ●ホイールベース(㎜):2950 ●トレッド【前/後】(㎜):1705/1715 ●最低地上高(㎜):185 ●車両重量(㎏):2570 ●パワーユニット:3456㏄V型6気筒DOHC(262PS/34.2㎏・m)+ツインモーター(134㎾/270N・m【フロント】80㎾/169N・m【リヤ】) ●WLTCモード燃費:14.2㎞/ℓ ●EV走行換算距離:69㎞ ●ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F)ベンチレーテッドディスク(R) ●サスペンション:マクファーソンストラット・コイルスプリング(F) ●マルチリンク・コイルスプリング(R) タイヤ:255/55R20

新型センチュリー《メカニズム&装備》

走行性能を含め、全面で新世代ならではの魅力をアピール
 走行性能では「期待を超える走り」を目指し、四輪操舵システム「ダイナミックリヤステアリング」が設定されている。これは新型クラウンにも採用されたものを改良。低速域では取り回しの良さ、中高速域ではシームレスで自然なハンドリングを実現している。全長5mオーバーでありながら、最小回転半径が5.5mというのはさすが。また後席の人が気づかないくらいスムーズな車線変更を実現するという、「REAR COMFORT」モードを初設定。

 新タイプのセンチュリーは、走りの面でも期待させる、全てにおいてインパクトのある新世代のショーファーカーとして魅力的に仕上げられているのだ。

パワートレーンは、前後2つの駆動モーターに3.5ℓV6エンジンを組み合わせたプラグインハイブリッドを採用。システム最高出力は412PSを発揮。
TNGAプラットフォーム(GA-K)をセンチュリーに合わせて最適化。構造用接着剤や骨格構造を大幅に強化することで、強靭なボディを実現している。

新型センチュリー 主要諸元&主要装備

新型センチュリーボディカラー 全7色

「センチュリーマイスター」が在籍する、一部のトヨタ車両販売店が担当

 VIP用途がメインという理由もあって、センチュリーの商談は、センチュリーを熟知したセールスマンとエンジニアの「センチュリーマイスター」が在籍する一部の販売ディーラーのみが対応。トヨタとしても、顧客の希望をより高い次元で実現できるカスタムオーダーを導入したことで、従来モデル以上に顧客との話し合いが密にできることを重視しているようだ。

 商談はすでに可能で、車両のデリバリーは2023年度内に行われる予定。ちなみに月販基準台数は30台。極めて希少なモデルといえる。

この記事の画像を見る

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

この人の記事を読む

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ