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更新日:2023.09.27 / 掲載日:2023.09.27
ホンダ・アコードはどう変わった?3つの進化ポイント

2024年春に国内販売される事がアナウンスされたホンダ・アコード。現在公開中の先行情報サイトでは「“セダン”を根本から問い直す」という刺激的なキャッチコピーが躍り、新型車への期待を高めさせています。
1976年の初代モデル誕生以来、「人と時代に調和したクルマ」を追求し、その時代の先進機能を取り入れてきたアコードは、11代目となる新型モデルでどのような進化を遂げるのでしょうか。
今回は、アコードの進化のポイントを3つに分けて紹介します。
1. クルマと日常をシームレスに繋ぐ先進装備


新型アコードのインテリアは、水平基調のデザインが印象的。先代モデルの内装と比べてみると、その違いがよりはっきりと感じられます。
また、コックピット周囲に配置された先進装備も見逃せないポイント。
インパネ中央のディスプレイは従来の8インチから12.3インチに拡大。横長の画面となり、視認性や操作性が向上。さらに車載向けコネクテッドサービス「Googleビルトイン」を国内向けホンダ車に初搭載。Google アシスタント、Google マップ、Google Playを備え、ユーザーのスタイルに合わせて利用できます。
そしてセンターディスプレイの下には、「エクスペリエンス セレクション ダイヤル」を装備。エアコン/オーディオ/照明を事前に設定しておくことで、ダイヤルをひと押しするだけで起動できるという便利装備です。
このほか、運転席正面には10.2インチフルグラフィックのバイザレス液晶メーターと、11.5インチ相当の大型ヘッドアップディスプレーを採用しています。

2. 先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング360」を初搭載!

新型アコードには、ホンダ最新の全方位安全運転支援システム「Honda SENSING 360(ホンダ センシング サンロクマル)」が搭載されますが、このシステムは日本向け車両としてはアコードが初となります。
これは従来のホンダセンシングがクルマの前方と後方を検知範囲としていたのに対し、フロントと各コーナーに計5台のミリ波レーダーを追加したことで側方も検知可能としたものです。

さらに、交差点などでの発進時や低速走行時に、左右前方から接近する交差車両の情報を通知する「前方交差車両警報」、車線変更時に後方から接近する隣接車線の車両を検知し、警報とステアリング操作支援で衝突を回避する「車線変更時衝突抑制機能」などの新しい機能を追加。
これまで以上の安心とスムーズなドライブに寄与します。
3. 最新のスポーツe:HEV搭載

搭載されるパワートレインも見逃せません。
2.0L直噴アトキンソンサイクルエンジンに2モーター内蔵の電気式CVTを組み合わせる「e:HEV」は従来モデルと同じですが、エンジンは直噴化して燃焼効率をアップ。モーターも、従来の同軸配置から平行軸配置に変更されます。
これらの変更によってパワフルな駆動力と静粛性を両立し、より上質な走りを実現。さらに先代では22.8 km/L(WLTCモード)だった燃費性能のさらなる向上も期待されます。
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