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掲載日:2022.12.05 / 更新日:2022.12.05

新型トヨタプリウス 新導入パワートレーン&メカニズムを大解剖!

「プリウスの使命は終わった」なんて声もあったが、
そんな言葉はまったくの杞憂。
ワールドプレミアで披露された新型プリウスを紐解いていくと、
燃費プラスαの魅力が詰まっていることがすぐに分かる。
ハイブリッドの伝道師はまだまだ必要であることを実感できるのだ。

●文:川島 茂夫 ●写真:奥隅 圭之

新型プリウス パワートレーン&メカニズム

走りの魅力を高める
最新機能も積極採用
 パワートレーンの注目点は、熱効率に優れるダイナミックフォースエンジンを採用したハイブリッドシステムの導入だ。
 強タンブル流や大量クールドEGR、急速燃焼などの採用により熱効率を最高レベルにまで引き上げたエンジンであり、そのハイブリッド用はすでにヤリスやRAV4に採用されている。2ℓ仕様についてはレクサスUXに搭載されているが、新型プリウスに採用されたのは北米向けカローラクロスの2023年モデルから導入されている第5世代と呼ばれる進化型だ。
 このパワーユニットはシステム最高出力を従来の1.6倍に相当する144‌kW(193PS)にまで向上させていることが特徴。それでいて省燃費性能は従来型と同等と発表されている。
 PHEV仕様はこの2ℓ車をベースにバッテリー容量増と外部充電機構を採用したもの。外部充電は普通充電のみで駆動方式はFFに限定されるのは従来型と同じだが、システム最高出力は標準ハイブリッド車を20‌kW上回る164kW(223PS)と、動力性能が大幅に向上している。満充電EV走行航続距離も従来型から50%以上延伸されるなど、計算値ではEVレンジは90㎞以上となる。
 1.8ℓ仕様の詳細は不明だが、システム最高出力の数値や時系列的に見てもノア&ヴォクシーから採用されている新世代型をベースにしていると予想できる。
 興味深いのはハイブリッド用バッテリーだ。新型は全仕様ともにリチウムイオン電池を採用。アクアやクラウンに採用されている充放電特性に優れたバイポーラ(積層)式ニッケル水素電池は寸法的な制約から搭載が見送られたという。なお、WLTCモード燃費は未発表だが、プリウスの属するCセグメントの中では世界最高レベルとのこと。つまりヤリスには及ばないということだが、アクアに迫る良燃費を期待できるはずだ。
 シャシーはGA-Cプラットフォームをベースとして、全モデルとも前ストラット/後ダブルウィッシュボーンの構成。形式面では従来型から大きく変わっていないが、車体骨格のさらなる高剛性化やサス設計の自由度の向上などの改良が加えられ、第2世代GA-Cプラットフォームへと進化している。
 ちなみにPHEVはバッテリー搭載位置を荷室床下から後席下に変更し、リヤサス周りの重心高を低くすることで操縦性の向上も期待できる。前述のシステム最高出力と合わせて、新型車の特徴となるスポーティな走りを象徴するモデルとなりそうだ。

プラグインハイブリッドシステム】2ℓダイナミックフォースエンジンと大容量・高出力の駆動用リチウムバッテリーを組み合わせることで従来型を超えるパワースペック(システム最高出力は164kW)を獲得。
2ℓハイブリッドシステム】エンジンが2ℓダイナミックフォース型に変更されたことで発電&駆動力が向上。従来型の1.8ℓ車に対して約1.6倍相当のシステム最高出力(144kW)を獲得している。
GA-Cプラットフォームは高度な結合技術を組み合わせることで第2世代に進化。定評のあった操縦安定性と乗り心地がさらに高まっている。
フロント:マクファーソンストラット、リヤ:ダブルウィッシュボーンのサス形式は変わらないが、プラットフォームの進化によりサスペンションの設計自由度が向上。走行性能の強化も確実だ。なお北米ロサンゼルス・モーターショーで発表された北米仕様車のプリウス・プライム(PHEV)は燃料1ℓあたり24.23㎞/ℓの走行が可能とされている。国内仕様車の実燃費もこれに近いものになることが予想できる。
プラグインハイブリッド車は通常電源の外部充電機能を備えるほか、1年間で約1250㎞に相当する電力を生み出す第2世代のソーラー充電システムにも対応。
ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車ともにAC100V・1500Wを出力するアクセサリーコンセントを備える。外部(家屋など)に給電する際に便利な外部給電アタッチメントも用意されている。
内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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