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更新日:2022.10.21 / 掲載日:2022.10.21
アウディ「RS3」に限定300台のパフォーマンスモデル 欧州発表
アウディは現地時間の10月18日、A3ベースの高性能モデルであるRS3スポーツバックおよびセダンに走行性能を高めた「パフォーマンスエディション」を、両モデル併せて限定300台で設定すると発表した。現地での価格はスポーツバックが75,000ユーロ(日本円約1,101万円)から、セダンは77,000ユーロ(日本円約1,131万円)からで、2023年初めから納車予定。
5気筒ガソリンターボエンジンを強化 最高速300km/hに到達
今回の限定車では、ベースモデルのRS3に搭載する2.5L 直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボエンジンを強化。最高出力407PS/5,700-7,000rpm、最大トルク500Nm/2,250-5,700rpmとなり、最高速は「RSダイナミックパッケージプラス」装着車より10km/hプラスの300km/hに達した。なお、トランスミッションは7速Sトロニック・デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、0-100km/h加速は3.8秒としている。
独自性とダイナミズムを可視化したデザイン
外装はモータースポーツデザインのホイールやブラックテールパイプトリムを備えたRSスポーツエキゾーストシステム、ブラック加飾のアウディリング(前後)やRS3バッジなどといった専用装備を多数装着し、ダイナミックな走りをビジュアルで表現した。
また、標準装備のマトリクスLEDヘッドライトは専用の演出を設定。開錠時には運転席側のライトが限定台数と最高速にちなんだ3・0・0という表示を見せ、施錠時にはR・S・3の文字を表示させる。走行中はデイタイムランニングライトとして、チェッカーフラッグを模したデザインが点灯する。さらにフロントドアにエントランスLEDを設置し、RS Performanceロゴを地面に投射する演出も備わる。
ブルー×ブラックのコントラストが映えるインテリア
インテリアでは、RS3では初めてバケットシートを標準装備。助手席側に“1 of 300”のバッジが付いたカーボン製デコラティブ・インレイが備わる。シート素材はダイナミカ・マイクロファイバーファブリックで、サイドボルスターにはパールナッパレザーを使用。ブラックのカラーリングを基調に、ブルーのハニカムステッチをアクセントに加えた。ブルーの差し色はセンターアームレストやステアリングホイールなどのステッチにも使用したほか、シートベルトにも採用している。
このほか、10.1インチタッチディスプレイは背景画像をカーボン調にし、運転席のアウディ・バーチャル・コックピット・プラスではラップタイムやGフォースなどといったパフォーマンスに関する情報を表示するなど、RSモデルならではの仕様が採用されている。
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