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更新日:2022.06.13 / 掲載日:2022.06.13
フォルクスワーゲン「ID.4プロ パフォーマンス」AWD仕様発表
フォルクスワーゲンは現地時間の6月9日、電気自動車の「ID.4プロ パフォーマンス」にAWD仕様の「ID.4プロ 4MOTION」を設定し、ドイツでの予約販売を同日より開始した。現地での価格は49,020ユーロ(日本円約693万円)から。
システム出力をアップ 様々な路面環境に対応

「ID.4」はブランド初のSUVタイプの電気自動車として登場、2021年にはワールド・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞して話題に。2022年1月にはフォルクスワーゲン ジャパンのアンドレア・カルカーニ氏が年内の日本導入を予定していることを明らかにし、続報が待たれている。
ドイツではベースモデルの「ID.4」と、スポーティな装備を揃えた「ID.4 GTX」があり、ID.4 GTXにはAWD仕様の「ID.4 GTX 4MOTION」が設定されていた。今回の導入について、IDファミリーのセールス&マーケティング責任者のシルケ・バグシック氏は「ID.4 Pro 4MOTIONは、お客様のご希望と、全輪駆動システム搭載の追加モデルの需要にお応えするものです。ID.4 Pro 4MOTIONは、効率的で快適な後輪駆動のID.4と、スポーティなフラッグシップモデルID.4 GTX 4MOTIONのちょうど中間に位置しています」と、その位置づけを説明する。
ID.4プロ 4MOTIONはシステム最高出力が265PSで、ベースモデルのID.4プロ パフォーマンスから約61PSパワーアップ。0-100km/h加速は6.9秒で、濡れた路面や雪道、ゆるんだ地面での走行時に高いトラクションを発揮するのを特徴としている。主な駆動力は、150kWの出力を発揮するリアアクスルの永久磁石式モーターから供給される。また、フロントアクスルは80kWの非同期モーターで駆動する。そのほかに77kWhのバッテリーを搭載し、最大航続距離は517km(WLTP測定値)、最高速度は180km/hとなっている。
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