新型車情報
更新日:2019.12.27 / 掲載日:2019.12.27

TMS2019プレイバックPART3 NISSAN アリアコンセプト

全長:4600mm
全幅(ドアミラー除く):1920mm
全高:1630mm

「スリーク」「シームレス」「シック」がデザインのキーワード。EVプラットフォームが実現する短いオーバーハングや広い室内が特徴。

リーフに続く、世界戦略の純EVはクロスオーバーSUVタイプ。モダンでありながら日本的なデザインを目指した。

  • オーバーフェンダー+21インチの大径タイヤを装着するコンセプト。ホイールなど各部に「カッパー」(銅)をアクセントに使用。

ほぼ市販モデルの姿を読み取れそうなエクステリア同様に、インテリアも完成度が高い。12.3インチのディスプレイが目を引く。

これからのニッサンを代表する中核モデルとなる1台!

ニッサンブースの目玉のひとつだったのが、アリア コンセプト。パッと見は未来のクルマ然としているが、細部や各部のバランスなどその完成度は高く、おそらくは固まった市販版の姿を逆にショーカーに仕立てたものなのだろう。ニッサンも公式に「量産モデルのコンセプト」だとアナウンス。

自動車業界100年に1度の変革期とも言われる昨今、このアリアはニッサンブランドを再定義し、同社を新しい時代へ導く重要なモデルであるとのこと。パワートレーンはピュアEVとし、ツインモーター4輪制御システムを採用。瞬時に、ち密なトルクコントロールを行うことで、高次元の加速性能を実現。トルク以外にも、ステアリングやブレーキなどを統合制御。雪道やぬかるんだ道でもドライバーの思い通りのドライビングを実現する。この統合制御技術は、GT-RのATTESA E-TSやエクストレイルのインテリジェント4×4の開発時のノウハウを基に造り込まれたもので、まさにアリアはニッサンの持つ技術をふんだんに盛り込んだモデルであると言えよう(開発中のツインモーター4輪制御システム体験記は次ページにて)。

デザインについても、アリアは同社の新ビジョンを体現する最初のクルマになる。特徴は超薄型のLEDヘッドライト、幅広なフロントフェンダー、エンブレムが輝くフロントシールド(ガソリン車のグリルに当たる部分)。Vモーションシグネチャーに囲まれたこのフロントシールドは、従来のグリルに替えて、立体的で表情豊かなパーツに仕上げられており、各種レーダーやセンサーをより自然に、目立たないよう融合させている。EVプラットフォームによりフラットにした室内では、物理的なボタン・スイッチを極力減らし、すっきりしたインパネを実現。

市販車の登場が待ち遠しいEVクロスオーバーだ。

プロパイロット2.0搭載

同一車線内でのハンズオフを可能としたプロパイロット2.0を搭載。スマートフォンや専用デバイスで操作し、クルマを自動駐車させるプロパイロット リモートパーキングも採用。

前後2モーターで駆動するEV4駆

パワーユニット図を見ても、完成度の高さがわかる。前後アクスルに1個ずつのモーターを搭載、緻密に制御。右はリーフのパワーユニット。

提供元:月刊自家用車

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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