自動車にかかる税金
更新日:2019.06.13 / 掲載日:2016.07.28
福利車両と普通車の違い(税金・ナンバー)

goo-net編集チーム
福祉車両と聞いた時、どんな車両を思い浮かべますか。
ここでは、福祉車両の特徴をはじめ、
福祉車両と普通車で、税金やナンバーに違いはあるのかなどを説明していきます。
福祉車両の役割や特徴について
福祉車両とは、身体障害者や身体の不自由な人を運送するため、
乗降が容易に出来るよう改造された乗用車のことです。
車椅子ごと乗れる電動リフト付きタイプの車や、スロープタイプのものは、
介護施設や病院などで多く利用されています。
また、個人ユースのものや、最近ではバスやタクシーにも福祉車両が増えてきています。
さらに、身体の不自由な人が運転するための運転補助装置付きの車両や、
歩行者扱いになる免許が不要の三輪車、
もしくは、四輪車の電動カーなど様々な種類の福祉車両があります。
福祉車両のナンバーは?税金はどうなる?
福祉車両のナンバーは、
5(小型乗用自動車)・3(普通乗用自動車)・8(特殊用途自動車)の3種類に分けられています。
特に、8(特殊用途自動車)ナンバーは、パトカーや消防車などにも使用されるナンバーなので、
一般の普通自動車とは大きな違いと言えるでしょう。
また、福祉車両は自動車税や自動車取得税の減免を受けることができます。
ただし、減免率等は各都道府県によって異なっているため、
詳しくは各都道府県の税事務所や福祉事務所で確認するようにしましょう。
福祉車両のメリットとは?
車を利用する際の身体にかかる負担を軽減するような設計が施されているので、
身体が不自由な方などの移動に適した車であると言えます。
また、身体の不自由な方でも運転が可能な福祉車両を利用することで、
毎日の生活における利便性を獲得できるのもメリットです。
社会の高齢者化が進む中、ますます福祉車両の需要が増えていくことが考えられます。
車のメーカー各社も福祉車両のさらなる導入に力を入れており、車椅子の人が同乗しない時は、
普通車であるファミリーカーとして使えるような設計を施した福祉車両なども存在します。
福祉車両は身体の不自由な人のサポートをし、快適に移動が出来る便利な乗り物です。
様々な種類の福祉車両があり、その利便性や、社会の高齢者化が進むにつれて、
今後もますます需要が増え、普及されていくことが想定されます。