アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2018.11.25 / 掲載日:2014.03.14
海へ!山へ!お出かけだ!アウトドア特集(アウトドアで使い勝手の良いクルマ)

それぞれクルマによって荷室の特徴やコンセプトは異なる。ステーションワゴンタイプのクルマは一般的に言えばファミリー向けに作られていて、SUV車はアウトドアに適した荷室の作りになっていると言える。だが、SUV車だってファミリーカーの様に使っても良いし、逆に、ステーションワゴンだってアウトドアに使ってもいい。
SUV車とステーションワゴンのいくつかの車種を例に出して、それぞれの荷室の特徴を掴み、アウトドアにどう活用できるかイメージを膨らませてみよう。
荷室がベンチに!
三菱 アウトランダー

リアゲートはSUV車では珍しい上下開閉式のドアを採用しているアウトランダー。3列目シートは床下格納できて、そのときの荷室長は165cmまで広がりマウンテンバイクを2台積めるほどだ。SUV車にしては低めの車高60cmに設定してあるため、荷物の積み込みが楽。リアゲートの下にはロアゲートがあり、ロアゲートを開ける事でより荷物の積み込みは楽になる。なお、このロアゲート、200kgまで堪える事ができるので、荷物を置いて押し込む事もできる上に、椅子として活用できる点もアウトドアには向いている。
開口部が広い!
日産 セレナ

インパクトのある大開口のリアゲートから何でも詰め込めてしまえる。このクラスは通常時の荷室スペースは狭いイメージがあるが、シートを格納しなくても約40cmの荷室スペースがある。

3列目シートはアシストスプリング付きなので女性でも片手で左右に跳ね上げる事ができて、さらに2列目シートを前方にスライドさせれば荷室スペースは約70cmにまでなる。それだけでなく、荷室の床下に、9インチのゴルフバッグやベビーカーが丸ごと入る大収納スペースがあるのも嬉しい。
リアゲートの開閉のしやすさ

3列目は背もたれを前に倒すだけでステーションワゴンのようなフラットな荷室を生み出せる。確かにエスティマと比較したとき、3列目を倒した時の荷室の広さは劣るものの、この手軽さはMPVの長所だ。しかし、オデッセイを追い、走行性の改良を追及して行った結果、走行性の評価は高いものの使い勝手では劣るという意見もある。それでも充分な荷室スペースがあることは強調したい。
長尺ものがシート下に積める
三菱 デリカ
