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更新日:2022.12.07 / 掲載日:2020.06.30

車酔いや乗り物酔いの治し方は?原因と対処法・克服の仕方を解説

車酔いや乗り物酔いの治し方は?原因と対処法・克服の仕方を解説
グーネット編集チーム

 行楽シーズンがやってくると車で出かける回数が多くなりますね。ただ車酔いが心配という方もいらっしゃることでしょう。せっかくのお出かけが嫌な思い出にならないように、車酔いについて解説していきます。

 車に乗ると酔いやすい方は、今回ご紹介する車酔いに関する対処法や予防策を、ぜひ実践してみてください。

車酔い・乗り物酔いする原因は?

匂いが原因で車酔いすることがある?

排気ガスやガソリン、または車内の匂いなど、不快に感じる匂いがある場合それがストレスとなり、車酔いが起こることがあるようです。車内の換気をする、匂いのきついものを持ち込まない、など対策をしてみましょう。

車酔い・乗り物酔いする原因は?車酔いをしてしまう人の特徴について解説します。車内の環境や精神状態でも車酔いを起こしやすくなることもあるので、原因をしっかり理解しておきましょう。
グーネット編集チーム

 車酔いをしてしまう人の特徴について解説します。車内の環境や精神状態でも車酔いを起こしやすくなることもあるので、原因をしっかり理解しておきましょう。

揺れにより三半規管が刺激

 車酔い、乗り物酔いしてしまう原因としては、車などの乗り物による揺れが大きく関係しています。乗り物の加速や減速が不規則なことにより、三半規管が刺激されることが原因です。体の平衡感覚は内耳のある三半規管によって調整されています。

 実際目に見える視覚的な情報と、平衡感覚を司る三半規管にズレが生じた場合、その人の限界を超えてしまい体が対応しきれなくなってしまうことで、自律神経がバランスを崩してしまうことがあります。それが原因で車酔いの症状が現れます。

不快に感じるにおい

 車酔い、乗り物酔いの原因は不快なにおいが関係することもあります。車やバスに乗っていると、排気ガスのにおいやガソリンのにおい、芳香剤などが気になってしまう時があります。においを不快に感じてしまう場合は、そのにおいが自律神経へのストレスとなるのが原因で車酔いがひどくなることがあります。

睡眠不足や体調不良

 車酔いや乗り物酔いの原因として、睡眠不足や体調不良もあげられます。睡眠不足や体調不良、疲労困憊というような場合も自律神経が乱れやすい原因なので、車酔いしてしまうことがあります。

子供が車酔いしやすいのはなぜ?

車酔い(乗り物酔い)は、乗り物の振動や、視覚情報と三半規管からの情報にずれが生じることで自律神経がバランスを崩すものです。子供は特に三半規管が弱いこと、また車に不慣れなため酔いやすくなります。

【症状】車酔いや乗り物酔いを起こしたらどうなる?

 車で遠出をするのは楽しいものですが、道中車酔いになってしまうと楽しい旅が一転、苦しいものになってしまいます。ここでは、辛い車酔いを避けるための様々な対策をご紹介していきます。

 車酔い、または乗り物酔いは、車、電車、バス、船など乗り物に乗った際にその揺れで起こる症状です。吐き気や嘔吐、冷や汗、頭痛、顔面蒼白、動悸頭痛などの症状を起こします。

 車酔いには、大きく分けて4段階の症状の現れ方があります。

1.めまいや生あくび、生唾が出る
→車酔いの初期症状として、めまいや生あくび、生唾が出ることが挙げられます。

2.動機や頭痛、体のしびれ、顔面蒼白、冷や汗、胃の不快感
→車酔いの次の症状として、動機や頭痛、体のしびれ、顔面蒼白、冷や汗、胃の不快感などの症状が現れ始めます。

3.強烈な吐き気、嘔吐
→車酔いが悪化すると、吐き気や嘔吐の症状になります。

4.嘔吐による脱水症状に陥り、危険な状態になる
→嘔吐を繰り返すと脱水症状となり、危険な状態になります。すぐに飲み物を買えない場合もあるでしょう。車酔いしやすい方は、乗車時に飲み物の用意をしておくといいです。

 医学的には乗り物酔いのことを「動揺病」「加速度病」と呼びます。

 子供の車酔いは三半規管が弱いことが原因ですが、急におとなしくなって口数が少なくなったり、顔色が悪くなることもあるので、表情や様子などに注意が必要です。また、三半規管が弱かったりバランスの感覚をとるのが難しいという方は大人でも車酔いしやすい傾向にあります。

事前対策!車酔いを防ぐための対処法

運転手が車酔いしにくいのはなぜ?

運転手は常に進行方向を見て運転操作を行っているため、視覚的な情報と三半規管からの情報が一致し、車酔いをしにくくなります。運転席に近い助手席など、前方が見やすい席に座ると車酔い対策になるでしょう。

事前対策!車酔いを防ぐための対処法
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 車酔いはできるだけ避けたいものです。車酔いしてしまってからの対策もありますが、車酔いする前から対策することも可能です。

自動車の動きがわかる位置、揺れが少ない座席に座る

 運転手は車酔いをすることがほとんどないと言われています。それは視覚的な情報と三半規管が一致しているからです。そのため、助手席などに座って次の行動が予測できる場合は、乗り物酔いになりにくい傾向にあります。電車でも進行方向を向いている席に座ることや、バスでも前方が見やすく運転手が見やすい中央付近に座るのがおすすめです。

 また、運転手になったつもりで身体を動かすこともおすすめです。運転手は右に曲がる時、ハンドルと一緒に身体も少し右に傾けている傾向にあります。乗車している場合でも、同様の動きをすると酔いにくくなる効果が期待できます。

 その他、揺れの少ない座席に座ることも大切です。具体的には、ミニバンなど車体の長い車の場合、後方座席は揺れが大きくなるため、前方座席に座るのがおすすめです。また、バスなどで3列4列ある場合は、中央の席に座ると揺れが少なくて済みます。

締め付ける服をさける

 車に乗る際にベルトやネクタイは緩めるのがおすすめです。また、コルセットやガードルなどの締め付けるような服も避けるようにしましょう。リラックスできることが車酔いの対策方法にもなります。また、狭い車内での上着や帽子なども身体の締め付けに該当するため、脱ぐといいでしょう。

においがきついものは持ち込まない

 においやその空間の温度によっても車酔いを引き起こすことがあるので、それらも避けましょう。時々、窓を開けて風にあたるのも車酔いには効果的です。においがきついものをどうしても持ち込まなくてはいけない場合、窓を常に開けてにおいが外に流れるようにしましょう。

 自分がリラックスできるにおいのアロマなどがある場合、常備しておくのもいいかもしれません。ただし、他の人と一緒に乗車する場合は、控えた方が賢明です。

事前に酔い止め薬を服用

 遠出の旅行などで車酔いを心配される方は、事前に酔い止めの薬を飲むのも一つの手段です。車酔いは心理的要素もあるため、「薬を飲んでいるから大丈夫!車酔いにはならない」と自己暗示のような効果も発揮します。

 子供や薬の成分で副作用が気になる方は、自己暗示を利用してお菓子や飴を舐めて、薬の代わりとする方法もあります(プラシーボ効果)。

車酔いが治らない?酔ってしまった場合の対処法

車酔いが治らない?酔ってしまった場合の対処法
グーネット編集チーム

 事前に対策していても車酔いになってしまうこともあるので、酔ってしまった時の対処法を解説します。

車から降りる

 可能であれば車から降りましょう。リラックスをして外の空気を吸ったりするなど、気分転換が必要です。

 動けるようであれば、軽く散歩にいくのもおすすめです。外の景色を見ながら散歩をすれば、気が紛れて車酔いも軽くなるでしょう。

 散歩にいけないのであれば、軽い運動・ストレッチもおすすめです。大きく深呼吸をしながら、ゆっくりとストレッチをしましょう。車は乗っているだけで、筋肉が硬直して疲れるものです。ゆっくりとほぐすことで、リラックスできて気分もすっきりするでしょう。

窓を開けて遠くを見る

 車から降りることができない場合などは、窓を開けたり、遠くの景色を見るようにしましょう。

 窓を開けることで、外のきれいな空気を吸えるので気分転換になります。また、近くの景色を見ていると、高速で景色が入れ替わります。それを見ていると更に車酔いがひどくなるため、遠くを見て景色があまり変わらないようにしましょう。

 何か1点を集中して見るというよりは、全体をぼーっと見るようなイメージでいるとリラックスできます。視野が狭くなると酔いやすくなるため、遠くを見て視野を広く持ってください。

 窓を開けることは気軽にできる対処法なので、車酔いの症状が本格化する前の初期症状のタイミングでの実施を心がけましょう。

ラクな姿勢にする

 靴を脱いだりベルトを外すなどして、締め付けている部分をラクにします。シートを倒して横になったり、自分の体がラクになるようにしましょう。

 リラックスすることで、車酔いが治ることもあります。先ほども触れましたが、車酔いには心理的要素もあるため、自分に負担をかけないようにしましょう。

乗り物酔いや車酔いに効果的なツボを押す

 内関(ないかん)と呼ばれるツボは乗り物酔いや車酔いに効くと言われています。手の平側の腕にあり、手首を曲げるとシワができますが、そのシワからひじ側に進んだ指3本分の位置です。

 胃の不快感や吐き気を和らげてくれるツボなので、ぜひ覚えておきましょう。手のツボを押すだけなので、非常に手軽にできます。

車酔いを克服!三半規管を鍛える

 車酔いするには三半規管が大きく関係してきますが、その三半規管を鍛えることができます。車酔いを克服できるような体を作るため、ここでは子供から大人までできる三半規管の鍛え方をご紹介します。

後ろ向きの状態で歩く

 障害物などがない場所で、ゆっくりと後ろ向きで歩きます。壁や物などに触れたりつかまったりせずに、歩くのがおすすめです。慣れないうちはふらつきますが、繰り返していくことによって速く歩けるようになります。これを繰り返すことにより三半規管が鍛えられます。

目をつぶった状態で歩く

 障害物などがない場所で、目をつぶったまま歩きます。壁や物に触れたりつかまったりせずに歩きましょう。また慣れてきたら目を閉じた状態で後ろ向きで歩くのもおすすめです。こちらも同様に三半規管が鍛えられます。

回転いすに乗って運動する

 オフィスなどにある回転するいすを使います。体勢はまっすぐで座り、椅子を左右両方に回転させます。慣れないうちは気持ち悪くなってしまいますが、慣れてきたらスピードを上げて行きましょう。こちらも三半規管が鍛えられるのでおすすめです。

 車酔いはつらいので出来れば避けたいものですよね。車酔いしないためにも、車酔いになりやすいという方は少しでも車酔いを克服できるように、日頃から三半規管を鍛えておくのがおすすめです。

 車酔いは事前の対策もありますが、万が一車酔いしてしまった時には、症状が悪化する前に出来るだけ車を降りて気分をリフレッシュしてくださいね。

まとめ

 今回は、車酔いや乗り物酔いの治し方や原因について解説してきました。ポイントをまとめると、以下の通りです。

・原因は、揺れによる三半規管の刺激、不快に感じるにおい、睡眠不足や体調不良など。

・事前の対策としては、車の動きが分かり揺れが少ない席に座る、締め付けをなくす、においがきついものは持ち込まない、事前に酔い止め薬を服用するなど。

・酔ってしまった場合、車から降りる、窓を開けて遠くを見る、ラクな姿勢にする、乗り物酔いや車酔いに効果的なツボを押すなどが効果的。

・車酔い克服のために三半規管を鍛える方法は、後ろ向きの状態で歩く、目をつぶった状態で歩く、回転いすに乗って運動する、の3つ。

 車酔いを完全になくすことは難しいですが、本記事で解説した内容を事前に押えて実践すれば、症状の改善に役立つかもしれません。ぜひ覚えておいてください!

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グーネットマガジン編集部

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