ドライブ
更新日:2015.06.29 / 掲載日:2015.06.24
夏場の車の熱さと車内温度対策

goo-net編集チーム
車のトラブル3位以内に入る、夏場の車内の温度トラブル。
小一時間駐車して買い物から帰ってきたら「車内が暑すぎる」だけでなく、
「ダッシュボードに置いてあったCDが溶けた」
「フロントガラス付近に置いてあった100円ライターが爆発していた」
「スマートフォンが使用不能状態になってしまった」
など、大惨事になっていたということもあります。
これは夏本番になる前に対策を考えた方が良いですね。
定番中の定番!サンシェードでフロント部分の直射日光を防ぐ
実は効果テキメンなサンシェード。
フロントガラスに置くタイプのサンシェードなら、
一番熱くなるダッシュボードの温度上昇を20℃以上も抑えてくれます。
表面が光を反射しやすい白や銀色で厚みのあるもの、
更には断熱シート素材が効果的で、カー用品店などで気軽に購入することが出来ます。
注意しなくてはいけないのがサイドガラスに吸盤で貼り付けるタイプ。
もちろん駐車中はフロントのサンシェードと併用すると素晴らしい効果をあげてくれますが、
外さずに運転をしてしまうと、道路運送車両法の保安基準、第条29条3項に違反してしまいます。
くれぐれも駐車中の温度対策に使ってくださいね。
UVとIRを正しく理解して効果的なカーフィルムを貼る
お肌が日焼けするのは紫外線(ultra violet=UV)、
車内の温度が上がってしまうのは赤外線(infrared rays=IR)が原因、というワケで、
IRカットフィルムを貼りましょう。
可視光線透過率が70%以上の透明のフィルムを選ぶと安心です。
眩しいと感じるのは可視光線が原因なので、
可視光線透過率を下げると眩しさは防げるのですが、
前述した道路運送車両法に触れてしまうので控えましょう。
すでに車内温度があがってしまったときの対処
色々頑張っても夏本番、日中炎天下の暑さに、
どうしても勝てないことはしばしばあります。
車内が地獄のような熱さになってしまったら、
エアコンを全力で効かせても、すぐには車に乗れません。
そんなときは助手席側のドアを閉めたまま窓を全開にし、
運転席側のドアを5~6回、強く開け閉めします。
涼しくなるほどではありませんが、
サウナのような地獄の熱さはおさまりますので、試す価値ありです。
いかがだったでしょうか。
他にも車用の冷却スプレーやハンドルカバーというものも売られています。
色々グッズも駆使して快適な真夏のドライブを楽しみましょう。