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更新日:2022.06.14 / 掲載日:2022.06.14
【ドライブ情報】レンゲツツジ楽しむガイドウォーク 休暇村嬬恋鹿沢

休暇村嬬恋鹿沢(群馬県吾妻郡嬬恋村)では、国の特別天然記念物に指定されている「湯の丸高原レンゲツツジ群落」のレンゲツツジがまもなく見ごろを迎えるのに合わせて、専属スタッフのガイドによる「湯の丸高原ガイドウォーク」をこのほどスタートした。実施期間は7月1日まで(平日のみ、土日の開催なし)。
地元農家の生活と自然が作り上げた朱色の絶景


休暇村嬬恋鹿沢から車で約10分の場所にある湯の丸高原は、群馬県と長野県の県境に位置する、地蔵峠の北西側に広がる標高1650~1800mの高原地帯。レンゲツツジは1956年に国の天然記念物に指定され、例年6月中旬から7月上旬にかけて174haの範囲に60万株もの花々が咲き誇る。
このレンゲツツジの群落は1904(明治37)年、長野県小県郡祢津村(現在の東御(とうみ)市)の牧野組合が、湯の丸高原に牧場を開設したことがその始まり。沢山の家畜が放牧される中、有毒成分を含むレンゲツツジの葉を牛たちが避けて他の植物を食べ続けたことから、朱色の花々の群落が形成されていったという。その後、昭和50年代から徐々に放牧数が減り、1995(平成7)年には牧場が廃止に。しかし翌年には東御市や嬬恋村、JAや牧野組合などが協力し運営協議会を設立、放牧の継続が決まり、以後毎年6月には放牧が高原の風物詩となっている。
湯の丸の花鳥を楽しめるガイドウォーク



ガイドウォークでは、上信越高原国立公園(群馬県吾妻郡嬬恋村)の自然案内施設「鹿沢インフォメーションセンター」の専属スタッフがガイドを担当。レンゲツツジをはじめ、高原の花や野鳥など湯の丸高原の自然を案内する。
また、同時期のイベントとして「つつじ祭」(運営:信州とうみ観光協会)が開催されるほか、6月17日からは高原のふもとの駐車場とレンゲツツジ群生地上部「つつじ平」を結ぶ夏山リフトが運行開始となる。自然が織りなす色鮮やかな風景を楽しんでみてはいかがだろうか。
ガイドウォーク&関連情報詳細

湯の丸高原ガイドウォーク 詳細
期間:2022年6月13日(月)~7月1日(金)の月曜から金曜(土・日は実施しません)
時間:休暇村出発9:30~休暇村帰着12:00
予約:参加希望日の前日までに「休暇村嬬恋鹿沢」へ予約 0279-98-0511
定員:先着9名まで
参加費:1名 1,500円(ガイド代・リフト代)
※6月16日(木)まではリフトを使用しないため1名700円。
つつじ祭 詳細
会場:湯の丸高原第一リフト一帯、つつじ平
期間:2022年6月10日(金)~7月3日(日)
開園時間や入園料は特にありません。
問合せ:信州とうみ観光協会(長野県東御市田中 279 番地)
tel/0268-62-7701 URL/https://tomikan.jp/genre/experience/yunomaru_tutujifes/
※6月26日(日)には東御市や嬬恋村の特産品販売やキッチンカーの出店・抽選会など開催予定
※つつじ祭の会期中は休暇村の送迎バスが午前と午後の2往復運行
夏山リフト 詳細
運行期間:6月17日(金)~7月3日(日)
運行時間:8:30~16:30
運行リフト:第一ペアリフト
料金:中学生以上/往復800円、片道500円
小学生以下/往復500円、片道300円
休暇村嬬恋鹿沢について




「休暇村嬬恋鹿沢」は、群馬県の西端、標高1400mの高原に建ち、周囲をカラマツやシラカバに囲まれ、ホテルから半径1400m以内に民家や観光施設が無い「ポツンと温泉リゾート」。広大な敷地内にホテルやキャンプ場を始め、自然情報を紹介する鹿沢インフォメーションセンターや遊歩道などが整備されている。大浴場には1000年以上の歴史があると言われる、名湯「鹿沢温泉」を引湯。浅間高原シャクナゲ園以外にも、花や新緑を満喫できるハイキングや登山コースが多数あり、自然を満喫できるスポットとなっている。
所在地:〒377-1695 群馬県吾妻郡嬬恋村田代1312
TEL:0279-98-0511 FAX:0279-98-0513
支配人:小森克敬
URL:https://www.qkamura.or.jp/kazawa/
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