災害対策・防災グッズ
更新日:2018.11.26 / 掲載日:2014.10.10
車が盗まれるのを防ぐためにできること

goo-net編集チーム
車の盗難被害と言うとなんとなく話の規模が大きすぎて
他人事のように聞こえてしまいますが、思った以上に犯罪被害が多いのも事実です。
車はどのように盗まれてしまうのでしょうか?
どのように窃盗にあっているか、犯行手口を知ることで
自分の車が盗まれないようにしましょう。
車の盗み方から学ぶ犯人の手口
<車内に侵入してコードで直結しエンジンをかけて乗り去る>
この手法をとるには車内に侵入する必要があります。
車内への侵入方法は以下の通りです。
・窓の隙間から針金状のものを指し込んでドアを解錠する
・鍵穴を壊して車内に侵入する
・ハンマーなどを使って窓を壊し車内に侵入する
・ドアシリンダー・ドアハンドルを工具でこじり解錠する
・バンパーやマグネット等で隠してあるスペアキーを探しだして解錠する
・家に侵入して車のキーを盗む
どれもこれも原始的な手法ですが、いまだに後を絶たない手口でもあります。
この手口から車を守るためには、音で感知し、振動して知らせるセンサーの設置や、
警報音を発する警報装置ハンドル固定器具、タイヤのホイールロックなどの
盗難防止策が有効です。
<大胆な手口>
もっと大胆な手法で、車の中に侵入せずに、車ごと運び去ってしまうケースや
乗り去ってしまうケースもあります
・駐車場にレッカー車、クレーン車で乗り付け車を運び去る
・交差点などで追突事故を起こし、持ち主が話し合いを使用と車を降りた瞬間
別の人間が車に乗り込みそのまま乗り去る
駐車場での盗難被害は、屋内よりも屋外が多いという数値が出ていますので、
盗まれたくない人は防犯対策の一環のためにも屋内駐車場を利用する事をお勧めします。
狙われやすい車種
なぜ車両盗難は後を絶たないのか?
その理由は海外での日本車の人気にあります。
特にライトバンの「ハイエース」は人気が高く、
日本でも「よく盗難される車」の代名詞とされています。
事実、ハイエースは狙われやすい車両の第一位をキープしており、
続いて「プリウス」「ランドクルーザー」「セルシオ」などトヨタ製の車両が続きます。
ハイエースが狙われるのは燃費が良く、荷物もたくさん運べて、
仕事でも家族のレジャーにも使える使い勝手のいい車両だから、という理由のようです。
度重なる盗難被害にトヨタ社も頭を悩ませ、防犯装置がしっかりとした
新車を発表しますが、防犯装置のない少し前の車種に人気が集まり、
盗難被害が減る事はないと言われています。
盗まれやすい車種を選んでいる人は、それなりの覚悟と自己防衛をしっかりする必要があります。
車を盗まれない為には
防犯設備も窃盗団によって攻略されている事が多々あります。
明るい所に駐車したり、一つの防犯設備だけでなく、
何種類も設置しておくなど工夫も必要です。
もう一つの自己防衛策として地域の犯罪被害状況を把握しておく事が大切です。
管轄の警察署のHPや各自治体のHP上に車の盗難件数が記されているので
欠かさずチェックするようにしましょう。