災害対策・防災グッズ
更新日:2018.09.25 / 掲載日:2014.10.10

駐車場などで車で当て逃げされた場合の対応は?警察に通報する前の対処法

goo-net編集チーム

自動車運転中に「当て逃げ」を起こしてしまった場合、
負傷者の救護や道路上の危険の除去、警察への報告などは、事故を起こした人間の義務です。
これは運転免許を取得する際に必ず学習する事ですので、
知らない人はいないはずです。
ところが、少しのへこみや傷、軽微な物損事故の場合上記のような義務を果たさずに逃走してしまう、
いわゆる「当て逃げ」が後を絶ちません。
身近でおこりやすい当て逃げをされた場合の正しい対処法をご紹介します。

当て逃げで良くあるケース

当て逃げで良くあるケースは以下のとおりです。

・コインパーキングや商業施設の駐車場などでの接触
・追い越しをされる場合、または対向車が車線をはみ出てきての接触
・信号待ち時の追突

駐車場での接触は、ぶつけたあとそのまま逃げられるパターン
路上での接触は、車を路肩に寄せている間、もしくは車両を移動している隙をついて
急発進で逃げられてしまうなどのパターンが多いようです。
あわてて追いかけても、道路がよほど渋滞しているか、運よく信号にでも
引っかかってくれない限り、相手が先に飛び出している分まんまと
逃げおおせられてしまいます。

当て逃げにあった場合の正しい対処とは?

目の前で当て逃げにあった場合

車をぶつけられた直後で冷静さを保つのは難しいでしょうが、
相手の車のナンバー、車種、色、運転手の特徴、同乗者の特徴、などを覚えて
メモにとるようにしましょう。
携帯電話やスマートフォンで画像を撮るのも有効です。
その後警察へ通報し、事故の報告をしましょう。
当て逃げなどの軽微な物損事故だと、忙しくない所轄は腰が重いケースがあります。
しかし、程度に関係なくでも道路交通法違反のれっきとした犯罪ですので、
警察の動きが鈍いようなら何度も問い合わせて捜査をしてもらう事が
早期の犯人発見へつながります。

駐車場で当て逃げされた場合

コインパーキングや商業施設の駐車場には
必ず監視カメラがついているので、
警備の人や管理人の人に事情を話し、監視カメラを見せてもらいましょう。
監視カメラの情報を元に加害車両が判明して警察に被害届を提出すると
相手側に損害賠償を請求する事ができます。
担当者が監視カメラを見せてくれない場合は、先に警察に相談し
警察の人に同行してもらいましょう。

当て逃げの犯が見つからない場合

ナンバーを覚えてなかったり、
せっかく見つけても盗難車であったり、
駐車場に防犯カメラがない場合などで残念ながら犯人が見つからないケースもあります。
そんな場合は「自動車損害賠償保障法」という政府保障事業制度が存在し、
被害者が自分で保険金を請求することができます。
自賠責保険を扱っている損害保険会社で扱っているので相談してみましょう。

「ぶつけられた!」を防ぐ当て逃げの予防法

当て逃げに遭わない為には、監視カメラのある駐車場に止める、
施設の入り口付近にとめる、交通事故の多い道路を走る場合は注意を払うなど、
自分で予防できることもあります。
安心して車を運転するためにも常に「万が一の事」を想定しておきましょう。

この記事はいかがでしたか?

気に入らない気に入った

グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

この人の記事を読む

img_backTop ページトップに戻る

ȥURL򥳥ԡޤ