カーライフ
更新日:2016.09.30 / 掲載日:2016.09.26
自動運転車の仕組みとメリット・デメリット
goo-net編集チーム
人が運転操作をしなくても、車が自動的に運転をしてくれる、自動運転車。
まさに夢のような車ですが、自動運転車はどのような仕組みになっているのでしょうか?
また、自動運転車のメリットやデメリットにはどんなものがあるのでしょうか?
自動運転車の仕組みと、メリットやデメリットについて見ていきましょう。
自動運転車の仕組みとは?
現在の社会では、車の運転は私たち人が行わなければならない作業として知られていますが、
その作業を機械が自動的に判断しながら行ってくれるのが自動運転車です。
自動的に運転をしてくれるため、
人は基本的に車に乗っているだけで目的地まで到着することが可能になります。
基本的には人が運転することと同じ内容を機械が行っており、
カメラやGPSで現在地や状況を認知し、その内容をコンピューターが判断します。
さらにその内容を車の各部分に命令として出すことによって、
ハンドル操作やブレーキ操作を全て機械が行う仕組みとなります。
自動運転車のメリットとは?何が実現できるの?
では、車が自動運転になると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
まず、誰もが想像できる自動運転車のメリットとしては、
ドライバー自身が何もしなくても、希望する目的地まで自動で連れて行ってくれる点です。
現在では目的地までは自分自身で車を運転しなければならず、
距離や混雑状況、運転環境によって体に負担に感じる方も多いでしょう。
身体的な疲労から、状況判断や運転操作のミスが起こり、
交通事故に発展することも十分に考えられます。
自動運転車では、この様な人的ミスがなくなり、事故を抑制するメリットがあると言えるので、
自動運転がどんどん進化・普及すれば、
誰もが安全に目的地に到着することが実現できると考えられます。
また、GPSによって目的地までのルートも指定でき、
現在地もコンピューターで管理できるため犯罪の抑止にもつながると言えます。
自動運転車のデメリットとは?
現在の自動運転車にはいくつかデメリットがあります。
現在一番クローズアップされているのが、交通事故に関する問題となります。
元々危険に関する内容についても研究段階から数多くのデータを収集しながら、
コンピューターで処理・制御しているため、
通常の使用方法では交通事故には至らないような作りとなっています。
しかしながら、実際の道路上では時には想定外の出来事が発生するものです。
特に相手が人間となると、コンピューターでは処理しきれない状況になったり、
行動を起こしたりすることも十分に考えられます。
その場合、自動的に車が回避や停止できずに交通事故へと発展する恐れもあります。
そのような時には、ドライバーが自分の判断でブレーキ操作をし、車を止めなければなりません。
この点が、今後の自動運転車の進化に望まれる最も大きな点と言えるでしょう。