カーライフ
更新日:2016.08.26 / 掲載日:2016.08.25
逆輸入車のメリットデメリット

goo-net編集チーム
海外メーカーの輸入車とは違い、
日本のメーカーが海外向けに開発して輸出した車を再度輸入した「逆輸入車」は、
人気の高いジャンルと言えます。
逆輸入車のメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
逆輸入車とは?
逆輸入車とは日本の車メーカー各社が海外市場向けに開発・生産・販売している車を、
再度日本に「逆輸入」した車を指します。
輸入車をディーラーなどに通さず輸入する「並行輸入」と混同されることがありますが、
逆輸入の場合は基本的に正規ディーラーもしくはメーカー公認業者が輸入した車です。
日本車では物足りない、でも輸入車は手が出にくいと考えている人が増えている中、
日本車でありつつ海外向けのデザインや装備をもった逆輸入車は、
車ファンの間でも人気が高い車種と言えるでしょう。
逆輸入車のメリット
逆輸入車のメリットは、希少性の高い車種が手に入る点にあります。
日本のメーカーの車でありながら、日本国内では設定されないグレードや仕様などがあることから、
愛好家の間では人気も高く魅力のある車です。
さらに、安全性などでは世界でも定評のある日本のブランドなので、
車に対する安心感も高いのが特徴と言えます。
また、逆輸入車は円高など為替の影響があれば、
安く買える場合もあるのが魅力のひとつでもあります。
逆輸入車のデメリット
逆輸入車は設計の段階から海外で走行することを前提に作られているので、
日本の規格や法規に適合していない場合が多々あります。
輸入したら日本の規格や法規に適合するように整備し直した上で、
排ガス検査や予備検査を受けなければ公道を走れません。
これらの整備を受けてやっと陸運局で登録できるようになるので、
乗れるまでに費用と日数がかかるというデメリットがあります。
さらに、任意保険に入る際、逆輸入車だと割高になるケースや加入に断られるケースもあります。
購入する前に逆輸入車でも加入できる保険を調べておいた方が良いでしょう。
修理する際も部品が取り寄せとなる場合もあるので、修理についても取扱を含め、
事前にディーラーに聞いておいた方が良いでしょう。
維持のためのデメリットよりも、
希少車であるメリットの方が大きいのが逆輸入車の魅力と言えるでしょう。
輸入してでも乗りたい憧れの車があるなら、事前調査をしっかり行ってから購入しましょう。