カーライフ
更新日:2025.11.27 / 掲載日:2025.11.27
先進機能・装備の充実度とユーザー評価、レクサス&スバルが1位 J.D. パワー調査
CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関であるJ.D. パワー ジャパン(本社:東京都港区)は11月26日、「2025年日本自動車テクノロジーエクスペリエンス(Tech Experience Index、略称TXI)調査」の結果を発表した。
先進機能・装備の充実度とユーザーの評価が高かったブランドは?

同調査は、年に1回、新車購入後2~13ヶ月経過したユーザーを対象に、先進運転支援をはじめとする各種機能・装備について、購入した新車の装備有無や利用上の不具合経験、利用評価、今後の意向等を捉えたもので、今回で5回目の実施となる。
先進機能・装備の充実度とユーザーの評価に基づいて算出するブランド別総合イノベーションランキングでは、レクサス(597ポイント)が3年連続で1位。マスマーケットブランドの1位は5年連続でスバル(541ポイント)だった。
車載ドライブレコーダーが利用率95%!EV特有の機能・装備も評価上昇

各種機能・装備の利用経験率では、調査対象とした16機能・装備中、15の機能・装備で前年を上回った。利用経験率が最も高かったのは「車載ドライブレコーダー」(95%)、最も低かったのは「外部給電」(61%)だった。
機能・装備毎の不具合経験と利用評価を元に算出したエグゼキューションインデックスが高かった機能・装備は、「外部給電」(839ポイント)、「充電スケジュール管理」(836ポイント)、「ワンペダルドライブ」(834ポイント)で、EV特有の機能・装備が上位となった。
廃止も含めた再考が必要?ユーザー評価が低い機能・装備は…

次回装備意向率が最も高い機能・装備は「車載ドライブレコーダー」(58%)、次いで「外部給電」(49%)、「充電スケジュール管理」(45%)であった。
一方、装備意向率が最も低い機能・装備は「顔認証」(18%)で、次いで「ダイレクトドライバーモニタリング」(21%)、「リモートパーキングアシスト」(24%)だった。
このうち、「顔認証」(788ポイント)と「リモートパーキングアシスト」(767ポイント)のエグゼキューションインデックスは低く、次回装備意向、ユーザー評価ともに低いことから、廃止も含めた再考が必要であるとしている。
調査概要
■実施期間:2025年5月~6月
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:新車購入後2~13ヶ月経過したユーザー(18歳以上)
■調査回答者数:20,101
※同調査では、機能・装備毎の不具合経験と利用評価を元にエグゼキューションインデックスを算出。さらに、すべての機能・装備別エグゼキューションインデックスと装備普及率を元に、各ブランドがどれだけ迅速、効果的に新しい機能・装備を市場導入しているかを示す総合イノベーションインデックスを算出している。
J.D. パワー 公式HP:
https://japan.jdpower.com/ja
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ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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