カー用品・パーツ
更新日:2019.04.12 / 掲載日:2019.04.12
【グー連載コラム】LATEST TIRE NEWS 快適なドライブをサポートするタイヤ講座

快適なドライブをサポートするタイヤ情報を毎月お届けする本企画。
今回のテーマは「エコだけじゃない 走りも自慢の新作タイヤ」です
(掲載されている内容はグー本誌2019年5月号の内容です)
エコだけじゃない 走りも自慢の新作タイヤ
次世代の技術を用いたハイパフォーマンス・エコタイヤ
これからの行楽シーズンにぴったりの新作タイヤがコンチネンタルからリリースされた。その名も「Eco Contact 6(エコ コンタクト シックス)」だ。
前モデルの「Conti Eco Contact 5」からフルモデルチェンジされた本製品は、その名が示す通り第6世代目。さらに同社製品のすべてが第6世代となったことで新たなアイデンティティとしてサイドウォールに製品名が付けられている。
注目すべきは新世代のコンパウンド・テクノロジー「グリーン・チリ 2.0」の採用。独自の添加剤を組み合わせたポリマーは柔軟性が高く、多彩な路面に適応して変形と発熱を抑制する。これにより燃費とCO2排出量の低減、さらに転がり抵抗、ウェットブレーキ性能、耐摩耗性という相反する3つの性能をハイレベルで両立することに成功している。
運転の精度と安定性を高めるためにスポーツタイヤの技術を導入。丸みを帯びたエッジと鋭角のフランク角を備えた革新的な非対称リブアングルは、外側のエッジを安定させ、リブの剛性を高めることに成功している。
さらに面取りされたエッジを備えた非対称サイプ・テクノロジーは、ドライブレーキ性能を向上させるだけではなく、ウェット時の安全性の向上に役立っている。
タイヤの性能を表示する欧州タイヤラベリング制度では、燃費の良さを示す「転がり抵抗係数」と安全性を示す「ウェットグリップ性能」のグレーディングにおいて、ともに最高評価のA/Aを、なんと40アイテムで獲得しているから驚きだ。評価は欧州基準となるが、もちろん国内のラベリング制度に当てはめてみてもトップクラスの性能といえる。
気になるサイズラインナップは14インチ~18インチの31サイズで、今後サイズを順次追加していく予定だ。
Continental Eco Contact 6
スポーツタイヤの技術を取り入れた本製品。面取りされて丸みを帯びたエッジと鋭角なフランク角を備えた非対称リブアングルは、外側のエッジを安定させリブの剛性を高めた。また非対称サイプテクノロジーは、ドライ/ウェット時のブレーキング性能・安全性を向上させている。
ロングライフを実現する、次世代「グリーン・チリ 2.0」。独自のコンパウンド配合技術により、燃費とCO2排出量の低減、ドライ/ウェットブレーキ性能を向上させ、ロングライフ性能も実現させた。
発表会にはコンチネンタルタイヤジャパン社長グレゴリー・メイ氏(写真左)と同社技術サービス&トレーニングマネージャー小川直人氏(写真右)が登壇。
サイドウォールに施されたデザインは、本製品のさまざまなコンポーネントが複雑に影響し合いながら、優れたバランスを生み出していることを、調和のとれた「自然」になぞらえて表現している。
問◎コンチネンタルTEL.03-3264-7355 https://www.continental-tire.jp