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更新日:2019.05.17 / 掲載日:2019.01.29

【車の花粉対策】車体についた花粉シミの落とし方・車内に花粉を持ち込まない方法

車を拭く光景

花粉の季節になると、車体についた花粉が気になるもの。正しくお手入れをしないと花粉シミとなり、なかなか落とせない汚れになってしまいます。また、花粉に含まれるペクチンが浸透すると、サビなどを引き起こしてしまうことも。
花粉シーズンが到来する前に正しい対処法を知り、車体、車内ともに花粉を防止できるようにしておきましょう。

車体についた花粉の落とし方

花粉の季節になると車体についた花粉が気になるもの。特に、風の強い日や雨上がりには花粉が飛散するので、1日で驚くほど汚れてしまいます。そこでまずは、車体についた花粉を取り除く方法をご紹介します。

水で洗い流すことが基本

花粉は、ボンネットやルーフに残りがちです。また、車体から滑り落ちた花粉が溜まりやすい窓ガラス周辺もお手入れしたいポイント。
花粉が付着していると感じたら、すぐに水で洗い流すのが一番です。たっぷりと水をかけて花粉を落とした後に、カーシャンプーなどを使って汚れを落とします。
花粉が残っている状態のままスポンジなどでこすると、車体を傷つける原因となるので気を付けましょう。

花粉の季節のワックスがけは要注意!

花粉の季節に気を付けたいのは、車体のワックスがけなどのコーティング加工です。花粉が落ちていない状態でワックスをかけると、車体とワックスの間に花粉が残留してしまいます。
これでは、花粉を落とし切ることができません。花粉の季節にワックスがけをする時には充分に花粉を落とすのはもちろんのこと、ワックスがけをしている最中に花粉が付着しないよう、天候やワックスがけをする場所にも配慮しましょう。

花粉がシミに! 車体についた「花粉シミ」の落とし方

車体に花粉が付着したまま放置すると「花粉シミ」となり、落ちにくくなることがあります。ここからは、花粉がシミになってしまった時の対処法やシミになる原因を解説します。

花粉シミの原因は「ペクチン」

花粉がシミになる大きな原因は「ペクチン」というタンパク質です。花粉は球体の膜のようなものの中に、ペクチンを持っています。車体に花粉が付着したまま水に濡れると膜がはがれて、ペクチンが溶け出します。
この時に花粉シミができ、場合によっては塗装にダメージを与える可能性もあります。侵食が進めばサビの原因にもなります。そのため、車体に花粉が付着した時点で、できるだけ早く洗い流すことが大切です。

花粉シミにはお湯が効果的

花粉に含まれるペクチンは、お湯やドライヤーなどの熱に弱いことが分かっています。花粉シミができた部分にはお湯を使い、シミをこするといいでしょう。この時にプラスチックパーツなどへの影響も配慮し、80℃前後のお湯が好ましいです。
また、ペクチンのタンパク質に作用する洗剤なども販売されているので、花粉シミがなかなか落ちない場合には、このようなアイテムを使ってみてもいいでしょう。

前もってコーティング加工をしておくことも大切

花粉の季節が到来する前に、車体に花粉が付着しにくくなるコーティング加工をしておくこともおすすめです。車体に花粉が残留しにくくなるので、花粉シミや花粉によるダメージを避けることができます。
また、花粉の季節に頻繁に洗車をする時間がとれないという場合も、前もって対処をすることで、車のお手入れがぐんと楽になります。

車内に花粉を持ち込まない!おすすめの花粉対策3つ

最後に、車内に花粉を持ち込まないための対処法をご紹介します。花粉症の場合、車内に花粉が入ってしまうと辛い時間を過ごすことに。少しでも快適に過ごせるように、参考にしてみてください。

エアコンフィルターの清掃をする

花粉の季節に行いたいのが、車内のエアコンフィルターの清掃です。車のエアコンは作動させることで、外の空気を取り込みます。その時に、花粉や空気中のゴミなどを取り除く役割をするのがフィルターです。
そのため、エアコンフィルターには花粉が付着していることが多く、放置することでエアコンを使うたびに車内に花粉を持ち込んでしまう可能性があります。できるだけこまめにエアコンフィルターを清掃するように心がけましょう。

車内用空気清浄機を利用する

車内は、乗り降りをする度にドアを開けるため、花粉を持ち込まないことが難しい環境です。そのため、車内用の空気清浄機を使うのも一つの方法。
シガーソケットやUSBで接続できる商品が多く発売されているので、手軽に利用できます。車の大きさに合わせて効率良く空気を清浄できる商品を選んでみてください。

車内に入る前に服などに付着した花粉を落とす

自宅に入る時と同じように、車に乗り込む前に持ち物に付着した花粉を落とすだけでも、車内に持ち込む花粉の量を減らすことができます。持ち物に付着したばかりの花粉は粉末状なので、払うだけでも十分に落とせます。
コートやバッグなどを軽く叩いてから、車内に持ち込むといいでしょう。

今回は、車体についた花粉を落とす方法や車内に花粉を持ち込まない方法をまとめてご紹介しました。花粉の季節には、車体、車内ともに花粉を寄せ付けないケアが大切です。
特に、車体に付着した花粉を放置してしまうと、花粉シミになってしまうため注意が必要。季節に合わせた対策を取り入れて、快適なカーライフを楽しみましょう。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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