夏が来る前に極めておきたい　ワンランク上の快適移動テクニック

スポット探し・走り方・デバイス

今年の夏はどこか遠くに出かけられそう。でも、夏の大渋滞やプレイスポットの混雑でイライラのストレスを溜め込むのは絶対に避けたいところ。久しぶりの旅を楽しく、気持ちよく運転できる快適移動テクニックを紹介。

　海・山・プール・キャンプ・BBQ……。
　梅雨が明けたらどこへ行こうか？
来たるべき夏に心躍らせている人も多いことだろう。
　だが……【退屈な渋滞】【混雑する観光地】など、せっかくの休暇を台無しにするイライラが潜んでいる。
　じつは、すでに先日のゴールデンウィークでそんな状況に巻き込まれ、せっかく久しぶりに思い切り楽しもうというテンションも急降下してしまったという人が身近に何人も。
　何も工夫せずになんとなく目的地に向かったら、混雑時期はそんなことになってしまうのは当たり前。
だからこそ、事前にしっかりと快適移動のテクニックをチェックしておきたい。
　そこで、夏を迎える前に不要なストレスから回避できる方法を体験。走り方を工夫したり、最新デバイスや情報を駆使して、次こそは快適なドライブを楽しんでいきたい。

「走り方」渋滞をスムーズに回避できる賢い走り方を探せ

　まずは走り方のテクニック。といっても、運転技術を意味するのではなく、いかにスムーズに走るかというノウハウこそが、渋滞回避には最重要だ。
　ETCを搭載した車両限定の出入り口・スマートインターチェンジを利用し、一瞬で高速道路に入れた。近くにある場合はぜひ利用したい。ちなみに西日本高速道路（NEXCO西日本）管内では一般道からでもSA・PAの施設を利用できるウェルカムゲートが便利だ。
　続いては少しでも空いている道を走るため、今年春に『カーナビタイム』で提供開始された機能『渋滞予測カレンダー』を使ってみた。2ケ月先までの高速道路の渋滞予測は各交通事業者との連携もバッチリで、さらに日々更新される情報により信頼性も高いと好評だ。
　それでも避けられない渋滞に巻き込まれてしまったときは、焦らず一番左の車線を走るのが鉄則。なぜなら、多くの人が追い越し車線に集まってしまうから。ちなみに、前のクルマと40m以上離れて走れば渋滞は起きないらしい。

高速道路にスムーズに入れる スマートインターチェンジを活用！

便利なアプリで渋滞を回避！

［渋滞予測カレンダー］
2ケ月先までの全国の高速道路の渋滞を予測可能。何時ごろ出発すれば渋滞を避けられるかを、アイコンの色や、グラフで視覚的にわかりやすく確認できる。

「デバイス」最新デバイスを活用すれば快適性アップ！

　デバイスやアイテムを駆使すれば、快適性が大きく違う。
　今回、クルマに搭載した最新カーナビは対話で操作できるスマート音声ナビ。「近くのコンビニ探して」と話しかけるだけで、「約5Kmの場所に1件ございます」と、すぐに答えを出してくれる優れもの。視線も外さず運転にも集中できて、安全面でもメリット大。
　視覚的にすぐに最新情報を手に入れたいときはやっぱりスマートフォン。マグネット式の車載ホルダーは、瞬時に設置でき、クルマを乗り降りする場合でもホルダーへの取り外しの煩わしさを軽減してくれる。
　渋滞にハマったときに大活躍したのがCarDongle。USBポートに接続し、ディスプレイオーディオでAndroid機能を活用でき、YouTubeなど流し放題。同乗者もリラックス。
　ルームミラーはドライブレコーダー機能を併せ持つ最先端型。普段と変わらない視界で、運転を妨げることがない。旅の思い出も撮影可能。　これらのデバイスがあれば安全にストレス軽減ができて、より快適なドライブができる。

スマート音声ナビ NP1（Pioneer）

対話で操作＆案内する新感覚カーナビ！
話しかけることによってハンズフリーでルートを検索。ドライブ中に映像と位置情報を車外の人にシェアできる機能も！

ミラー型ドライブレコーダー DRV-EM4700（KENWOOD）

12型電子ミラー＋ドラレコ機能搭載（11.88インチ）
ミラー背面にドライブレコーダーがセットされている構造で、普段と変わらない視界で、運転を妨げることがない。旅の思い出も撮影可能！

「スポット探し」快適お出かけスポットの今どきの探し方

　夏休みはやっぱり開放感たっぷり、のんびりとキャンプに行きたいと思ってる。でも、噂ではどこのキャンプ場も予約は早々といっぱいになったり、行ってみたら人だらけで予想外の展開も多いらしい。
　せっかくキャンプグッズを揃えて万全でも、行った先がそんなことではガッカリ。
　そこで、そこまで混んでいないキャンプ場を探す方法を試してみた。それは、電話で予約をすること。ネットで予約を受け付けていないキャンプ場は、移動中にネットですぐに予約できないことや電話が面倒という理由から、意外と穴場になりやすいらしいのだ。
　「電話をする」たったひと手間かけるだけで、不要なストレスから解放される。
　「どうしてもネットで探したい！」という人には、『混雑レーダー』がおすすめ。24時間前から20分前までの混雑状況の推移をアニメーションで確認できた。いろいろな場所の混雑情報を調べつつ、予定をアレンジしていけば夏の混雑、回避成功へ。

穴場をねらおう!

室内プール　夏は空きがち!?
夏休みはやっぱり屋外のプールが大人気。むしろオールシーズン入れる室内プールは空く傾向にある。お値段も安いので、何度も遊びに行ける。ただし、屋内屋外両方あるところは例外なので注意！

スポット探しにも役立つ便利なアプリ！

快適移動の機能を搭載したクルマ