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更新日:2022.07.01 / 掲載日:2022.07.01
スズキ新型SUV「ブレッツァ」インドで発売 8月にも新モデル導入

スズキのインド子会社マルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ)は現地時間の6月30日、コンパクトSUV「ビターラ ブレッツァ」を全面改良した新型「ブレッツァ」を、インド国内で発売した。また、8月には同国で別の新型SUVを投入する予定であることも明かした。
インド市場向け1.5LコンパクトSUV 新型「ブレッツァ」
ビターラ ブレッツァは、都市型のコンパクトSUVとして2016年にインドで発売。同国のSUV市場での販売を牽引し、これまでに累計約75万台を販売した。
今回、初めて全面改良が行われた新型「ブレッツァ」は、フードやベルトラインを強調し、SUVらしい大胆でスポーティーな力強いエクステリアに進化した。ボディカラーは、6色のモノトーンと3つの2トーンカラーが用意される。
インテリアは内装色をブラックとブラウンの2トーンに統一し、アクセントとしてインパネにシルバーの加飾を施すことで、スポーティーで都会的な雰囲気に仕上げられた。
また、全方位モニターやヘッドアップディスプレイなどの先進装備をインドのコンパクトSUVとしては初めて採用。コネクテッドサービス「スズキコネクト」にも対応した。
後部座席はシートの幅を広げ、エアコン吹き出し口やUSB電源ソケットなどを新たに装備し、快適性を向上させた。
パワートレインは、1.5Lデュアルジェットエンジンとスマートハイブリッドシステムを新たに採用し、燃費向上が図られた。また、トランスミッションはパドルシフトを備えた6速ATと5速MTが用意される。
安全面では、TECTプラットフォームをベースに高張力鋼板が採用され車両全体の安全性が高められたほか、ヒルホールドアシスト付きエレクトロニックスタビリティプログラム(ESP)が全車に標準装備されているという。
8月にはさらに新型SUVを投入予定
近年、インドのSUVセグメントは成長傾向で2021年度の乗用車市場では約40%を占めた。スズキは8月には新型SUVを投入し、インド乗用車シェア50%以上を目指すとしている。
新型「ブレッツァ」主要諸元
寸法 | 全長3,995mm×全幅1,790mm×全高1,685mm |
エンジン | 1.5Lデュアルジェットエンジン マイルドハイブリッド(スマートハイブリッドシステム) |
トランスミッション | 5MT/6AT |