車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2018.11.27 / 掲載日:2016.03.04
あらゆるシーンで頼もしいコンパクトSUV

2015年末に登場した4代目エスクードはいま注目したい1台。メカニズムなどは従来モデルから大きく方向転換したが、骨太な走りと高い実用性は健在だ。
4th (生産期間:2015年~)
新車価格帯:212万7600円~234万3600円(全グレード)
主要諸元
2016年式 スズキ エスクード 2WD(6速AT)
全長×全幅×全高:4175×1775×1610mm
ホイールベース:2500mm
トレッド前/後:1535/1505mm
車両重量:1140kg
総排気量:1586cc
エンジン:直4DOHC
最高出力:117ps/6000rpm
最大トルク:15.4kg m/4400rpm
JC08モード燃費:18.2km/L
サスペンション前/後:ストラット/トーションビーム
ブレーキ前/後:Vディスク/ディスク
タイヤ前後:215/55R17
大幅変更のメカで日常重視のキャラに
新型エスクードに乗って驚いたのは、その走りのレベルの高さ。高速道路を走れば放たれた矢のように突き進む直進安定性のよさに驚き、峠道ではドライバーの意図したとおりに旋回する正確な操縦性に安心できる。どっしりと構えた運転感覚は、長距離移動でも疲れない出来のいい欧州車のような乗り味だ。
フルモデルチェンジですべてを刷新した新型は、もはや従来のエスクードとは別のクルマと言っていいほどメカニズム面で先代までとの共通項は少ない。
先代までのエスクードは「ラダーフレーム+FRベースのエンジン縦置きレイアウト+直結ローモード付きの4WD」で本格オフロード車といえるメカニズムを採用していた。しかし新型は大きく方向転換し、車体をひとまわり小さくすると同時に完全なるモノコック化。パワートレインは横置きFFとそれをベースにした4WDと改められている。言うなれば、流行のクロスオーバーSUVに生まれ変わったのである。
従来のファンはその変化にショックを隠せないかもしれないが、乗り心地と燃費、そして舗装路での操縦性は大幅にレベルアップ。より乗用車ライクとなった乗り味は大多数のユーザーには歓迎されるに違いない。
操縦性に関しては、新型は欧州市場を主力としハンガリーで生産される「欧州セッティング」になっていることも大きく影響しているだろう。そんな”欧州車”がレーダー式のクルーズコントロールまで備えて212万7000円からという値段も、きわめて魅力的である。
スズキ エスクードはこんなクルマ
ジムニーの兄貴分として1988年にデビューしたコンパクトSUV。当初はほぼライバルのいない存在で、高い悪路走破性を備えつつ無骨さのない乗用車感覚のインテリアという新発想が支持されて日本でも大ヒットした。
INTERIOR インテリア
無骨さは一切ないがSUVらしい居住性
インパネは直線基調とすることでわずかに無骨さを残してSUVらしさをアピール。最上部にアナログ時計も組み込まれている。デザインは乗用車に近いが、シートに座ってみると着座位置の高さがSUVであることを実感させる。シートは身体保持性に優れた形状で、長時間座り続けても疲れない硬い座り心地が特徴だ。

荷室はインプレッサなどCセグメントのハッチバックと同程度。約4.2mの全長を考えれば広め。
MECHANISM メカニズム
オフローダーらしく走行性能を強化
基本的なメカニズムは「SX4クロスオーバー」をベースとしている。しかしトランスミッションがCVTではなく6速ATで、「オールグリップ」と呼ぶ走破性を高める4WDの電子制御機構を採用するなど走行性能が強化されている。
エンジンは1.6L。変速機は低燃費よりも走りの感覚を重視してあえて6速ATを組み合わせる。
開発時に欧州を徹底的に走り込んで安定感と操縦性を煮詰めただけあって、走りのレベルは高い。
ニューモデル登場後も3代目エスクードは併売
新車価格帯:218万1600円~228万9600円(全グレード)
新型登場後も先代を「エスクード2.4」として新車販売を継続。新型ではクルマとしての要素がガラリとかわったことを受け、従来同様の使い方も含めた幅広いニーズに対応するためだ。
RIVAL ライバル
日産 ジューク

新車価格帯:197万5320円~346万8960円(全グレード)
個性的なデザインで大ブレイクしたジューク。あくまで遊び心とデザインが最重視されていて、実用面は二の次。後席や荷室は広くない。
ホンダ ヴェゼル

新車価格帯:193万1000円~274万6000円(全グレード)
フィットをベースに仕立てたSUVでハイブリッドもラインアップ。ライバルに比べて広い後席や荷室が市場から高い評価を得ている。
マツダ CX-3

新車価格帯:237万6000円~302万4000円(全グレード)
洗練されたデザインと高いインテリアの質感、そしてハイレベルな走行性能が自慢。搭載するエンジンがディーゼルだけなのも特徴だ。
三菱 RVR

新車価格帯:205万3080円~280万440円(全グレード)
コンパクトSUVの中では大きめの車体を持つ。デビューは2010年とやや古いが、改良を重ねて進化し現行モデルは熟成の領域に入る。
HISTORY ヒストリー
コンパクトSUVのパイオニア
2010年代に入り急激に拡大したコンパクトSUV市場だが、エスクードはその20年以上前から存在する先駆者。初代から3代目まではサイズが大型化しているが、4代目ではエンジンも車体もダウンサイジングをはかった。

世代別中古車物件比率

市場の中心となるのは先代で、9割以上を占める。先々代も探せば手に入るが、かなり少ない。初代はほとんど流通していない状態だ。
※すべての価格は参考価格です

力強いルックスにリニューアル ワンクラス上の存在感を獲得
オフロード性能と実用性の高さで評価の高い3代目。2011年7月のマイナーチェンジではエクステリアをリフレッシュし、後期モデルへとアップグレードを果たした。
いまが買いどき!
新型が登場したことで3代目中古車がお買い得に
4世代目の新型が登場したことで、3代目の中古車はよりリーズナブルな水準で購入できるように。後期モデルも比較的手が届きやすい。
3rd 後期型(生産期間:2012年~)
中古車参考価格帯:160万円~220万円(12年~15年※全グレード)
主要諸元
2012年式スズキ エスクード XG(4速AT)
全長×全幅×全高:4300×1810×1695mm
ホイールベース:2640mm
トレッド前/後:1540/1560mm
車両重量:1620kg
総排気量:2393cc
エンジン:直4DOHC
最高出力:166ps/6000rpm
最大トルク:22.9kg m/4000rpm
10・15モード燃費:10.6km/L
サスペンション前/後:ストラット/マルチリンク
ブレーキ前後:Vディスク
タイヤ前後:225/65R17
熟成をさらに重ねて完成度が高まった
マイナーチェンジで大幅にエクステリアをリフレッシュした3代目後期型。最大の変更はフロント部分で、大胆なデザインで力強さを増したフロントバンパーを採用。フロントグリルもハニカムから水平基調となり、一段と精悍な顔つきになっている。
じつはリヤスタイルにも大きな変化が起きた。誕生以来ずっと背中(バックドア)に背負っていたスペアタイヤなくなりスッキリとしたのだ。そのおかげで後方視界が広がるとともに、バックドアの開閉に必要な力も軽減されている。スペアタイヤの代わりにパンク修理キットが搭載されたのも、このマイナーチェンジからである。
エスクードは05年に生産がはじまり、現在でも販売が継続されているモデルライフの長い1台。このマイナーチェンジ以降のモデルが後期型と呼ばれ、完成度が高いのでひと際魅力的だ。
エスクード(3代目)性能チャート
悪路性能の高さはアクティブ派も満足
特筆すべきはその悪路走破性の高さ。頑丈な車体に本格的な4WD機構を組み合わせているので、乗用車派生のライバル勢にくらべ悪路走破性が著しく高い。荷室も広いので、キャンプなどアウトドアレジャーに行く人にもオススメできる。ただ、そのこだわりの悪路走行向けメカニズムの影響で、燃費や乗り心地などは乗用車ベースのSUVに比べるとやや劣る。
エンジンバリエーション(3代目・全年式)
1586cc直列4気筒DOHC(M16A)
最高出力106ps/最大トルク14.8kg m(06年~08年)
1995cc直列4気筒DOHC(J20A)
最高出力145ps/最大トルク19.7kg m(05年~08年)
2393cc直列4気筒DOHC(J24B)
最高出力166ps/最大トルク22.9kg m(08年~)
2736cc V型6気筒DOHC(H27A)
最高出力184ps/最大トルク25.5kg m(05年~08年)
3195cc V型6気筒DOHC(N32A)
最高出力224ps/最大トルク29.0kg m(08年~09年)
ボディタイプ
3ドア/5ドア
乗車定員
4名/5名
MINOR CHANGE 2012年7月

エクステリアをリフレッシュ
2012年7月のマイナーチェンジは外観意匠の変更がメインでメカニズムの変化は発表されていない。ボディは全車とも5ドアロングでエンジンは2.4Lのみ。
INTERIOR インテリア

無骨さを残しながらも快適
インテリアに泥臭い雰囲気はないが、骨太さを強調したセンタークラスターなどオフローダーの力強さを感じさせる意匠も盛り込んでいる。車体の周囲をしっかりと見渡せるように着座位置は高め。シートはクッションに厚みがあり、長時間座り続けても疲れにくい座り心地だ。
SPECIAL EDITION
個性あふれる特別仕様車
エスクードには一定期間継続して販売される特別仕様車が存在。「クロスアドベンチャー」や「ランドブリーズ」のほか「サロモンリミテッド」や「オニール」など定番のスポーツブランドとタイアップしたモデルも登場した。
クロスアドベンチャー(2012年7月発売)

中古車参考価格帯:160万円~220万円(12年~14年※クロスアドベンチャー)
電動サンルーフ、LEDリング付きフォグランプ、18インチホイールを装備。
ランドブリーズ(2014年8月発売)

中古車参考価格帯:190万円~220万円(14年~15年※ランドブリーズ)
シートは撥水加工が施されるほか、夏は熱くならず冬は冷たくなりにくい表皮を採用する。
SUZUKI SUV LINE UP スズキ SUV ラインアップ

スズキのSUVラインアップでエスクードの位置付けとは?
多くのSUVをラインアップするスズキのなかで、エスクードの立ち位置はトップモデル。車体はもっとも大きく、3世代目まではエンジンも同社としては最大の排気量のものを搭載していた。4代目となって車体は小さくなったが、それでも同社のSUVの中ではもっとも広い室内空間を備え、頂点に立つモデルというポジションはかわらない。
SX4 Sクロス

新車価格帯:204万1200円~225万7200円(全グレード)
新型エスクードとプラットフォームなど基本構成を共用するクロスオーバーモデル。エスクードに比べると背が低く、機構も悪路仕様ではない。
ジムニー

新車価格帯:129万6000円~162万5400円(全グレード)
スズキのなかではもっとも小さな車体を持つ軽自動車のSUV。サイズは小さいながらもメカニズムは本格派で、悪路走破性の高さは驚異的だ。
ジムニーシエラ

新車価格帯:166万8600円~177万9840円(全グレード)
ジムニーと同じ車体に、ひとまわり大きな1.3Lエンジンを搭載した小型SUV。ジムニーの悪路走破性はそのまま、動力性能に余裕がある。
MARKET DATA マーケットデータ
前期型の2.4Lモデルがリーズナブル
エンジンは全5種類あるが、物件の大半は2.4L。前期モデルなら、120万円~130万円が相場となっている。後期型になると価格が大きく跳ね上がって170万円以上となる。初期の2Lは数が少ないが、価格は非常に安い。
3代目エスクード グレード×年式別相場
2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | |
---|---|---|---|---|---|
2.0L | 82万円 | 95万円 | 104万円 | 119万円 | – |
2.4L | – | – | – | 120万円 | 124万円 |
2.7L | 74万円 | 78万円 | 101万円 | 118万円 | – |
2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2.0L | – | – | – | – | – | – |
2.4L | 127万円 | 131万円 | 173万円 | 170万円 | 186万円 | 209万円 |
2.7L | – | – | – | – | – | – |
3代目エスクード 走行距離×年式別相場
2005年 | 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | |
---|---|---|---|---|---|
3万km未満 | 90万円 | – | 130万円 | 130万円 | 141万円 |
3万km~5万km | 103万円 | 109万円 | 117万円 | 134万円 | 118万円 |
5万km以上 | 77万円 | 91万円 | 90万円 | 114万円 | 112万円 |
2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 | |
---|---|---|---|---|---|---|
3万km未満 | 140万円 | 119万円 | 185万円 | 171万円 | 188万円 | 209万円 |
3万km~5万km | 142万円 | 137万円 | 172万円 | 165万円 | 176万円 | – |
5万km以上 | 117万円 | 122万円 | 129万円 | – | – | – |
年式
幅広い年式の中古車が偏りなく流通している。なかでも多いのが07年式で14%、次に多いのが06年式で13%。走行距離
3万km未満の低走行車が4割近くと多く流通。全体的に見て、コンディションがよく走行距離が短い傾向にある。
グレード
1.6Lと3.2Lはほとんど流通していない。中古車の主流となるのは2.4L 4気筒。2L 4気筒モデルも多い。
ビルトインラダーフレーム構造で快適な走りとオフロード性能を両立
2005年に登場した3代目は、4代目にも受け継がれることになる直線基調のシャープなデザインが特徴。メカニズムは従来同様、悪路走破性を重視したものだ。
3rd 前期型(生産期間:2005年~2012年)
中古車参考価格帯:80万円~160万円(05年~12年※全グレード)
主要諸元
2007年式 スズキ エスクード 2.7XG(5速AT)
全長×全幅×全高:4390×1810×1695mm
ホイールベース:2640mm
トレッド前/後:1540/1560mm
車両重量:1620kg
総排気量:2736cc
エンジン:V6 DOHC
最高出力:184ps/6000rpm
最大トルク:25.5kg m/4500rpm
10・15モード燃費:10.2km/L
サスペンション前/後:ストラット/マルチリンク
ブレーキ前/後:Vディスク/ドラム
タイヤ前後:225/65R17
極悪路も踏み込めるジムニーの兄貴分

初代から続くエスクードの特徴は、セダンのように快適な装備や乗り心地を備えたうえで、悪路走破性にも強いこだわりを持っているところである。3代目がデビューした05年の時点で、コンパクト~ミドルクラスのSUVの主力はFF乗用車系のプラットフォームを流用した”メカニズム的には本格ではないヨンク”とするのが常識的だった。
しかしエクスードは違った。強固な車体とするためにラダーフレームを溶接したモノコックボディを車体構造とし、デフロックや副変速機を備えた本格的な4WDシステムをドッキング。悪路走行を考えたメカニズムを持っていたのである。
優れた走破性でライバルが走れない悪路にも入っていける。それが他車に対する最大のアドバンテージといえるものだった。ちなみに5ドアロングボディが主力だが、当初は3ドアモデルも用意されていた。
INTERIOR インテリア
高い悪路走破性を誇るが、室内は快適
オフロード性能はハイレベルだが乗り込んでしまえばセダンと変わらない快適性。そんなエスクードのキャラクターを具現化しているのが泥臭さを一切排除したソフトタッチなインテリアだ。幅広のセンタークラスターが骨太さを印象付けることを除けば、セダンやハッチバックに近い穏やかなデザインに仕上がっている。

ボディがスクエアなので頭上が広く、後席居住性も優れている。大人4名がしっかり座れるので、実用モデルとしても優秀である。
MECHANISM&SAFETY メカニズム&セーフティ
エアバッグは運転席と助手席に採用。モデルによってはカーテンエアバッグを組み込んでいる仕様もある。
悪路走破性を考えたこだわりのメカを採用
縦置きエンジンに直結ローレンジも可能な副変速機付き4WDエンジンと、駆動系のメカニズムは道なき道を走る4WDそのもの。そのこだわりがエスクードを他のクロスオーバー系SUVとは区別する特徴といえる。「ESP」と呼ぶ横滑り防止装置は2014年8月以降のモデルに標準装備。
2008年の改良でブレーキは前後ともベンチレーテッドディスクとなった。急な下り坂でブレーキから足を離しても速度を一定に保つ機構も組み込む。
エンジンは4気筒のほか2.7Lや3.2LのV6も用意された。現在も継続販売されているモデルは2.4Lの4気筒を搭載する。
2nd(生産期間:1997年~2005年)
7人乗りも存在。丸みを帯びた外観の2代目
2代目エスクードは丸みを帯びたエクステリアデザインが特徴で、1997年11月から2005年5月まで販売。車体はショートボディの3ドアや5ドアロングボディに加え、3列シート7人乗りの「グランドエスクード」と呼ばれるモデルもラインアップされていた。ちなみに中古車は非常に少ない。
エスクード中古車参考価格帯:60万円~80万円(97年~05年※全グレード)
グランドエスクード中古車参考価格帯:50万円~60万円(00年~05年※全グレード)
IMPRESSION インプレッション
ユーザー口コミレビュー
総合評価:3.4/5.0(2代目)
ドライバー歴28年/グレード:XG
4WDがいいですね。動きがギクシャクしておらず、FF感覚で問題なく街中を駆け抜け、オフロードではしっかり4輪が地を蹴る印象があります。オフローダーモデルらしい、とてもよいクルマだと感じました。
総合評価:4.5/5.0(2代目)
ドライバー歴10年/グレード:XG
4駆でゴルフバックが積めるクルマを探しているとき、友人に勧められました。トランクがやや狭く、内装もシンプルで賛否が分かれそうですが、豪華さを望んでいない人であればいいクルマだと思います。
総合評価:4.1/5.0(2代目)
ドライバー歴9年/グレード:2.4ヘリーハンセンリミテッド
後ろのスペースを広くとっているため、大きな荷物を運ぶときに非常に便利。アウトドアでの活躍はもちろん、引越で大いに活躍してくれました。ただ、思った以上に燃費が悪いのが気になります。
※口コミレビューは、Goo-netに投稿されたものを一部抜粋・改変して記載しています。
総合評価は5点満点。

自動車ジャーナリスト工藤貴宏の○と×
GOOD
貫かれた高い走行性能 新型は舗装路の走りがいい
扱いやすいボディサイズと並んでエスクードに貫かれている美点が、こだわりの走行性能。3代目まではクラスをリードする悪路走破性を誇り、4代目からは出来のいい欧州小型車を感じさせる舗装路での安定感や操縦性を身に着けている。従来と最新モデルでその方向性は大きく変わったが、いずれも動的性能はきわめて高く魅力的。
BAD
新型で感じる華のないデザイン
走行性能はハイレベルだし長距離運転でも疲れにくい。中速まで作動するレーダー式の自動ブレーキや追従型のクルーズコントロールなど先進的な装備も盛り込んで212万円という価格もお買い得。そんな新型だが、唯一残念なのは存在感に華がないこと。おとなしいデザインがその一因だろう。機械の完成度が高いだけにそこだけが惜しい。
※すべての価格は参考価格です
※中古車参考価格はすべてGoo-net2016年2月調べ。