中古車購入
更新日:2019.06.22 / 掲載日:2018.12.26
ダイハツウェイクの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム
ウェイクは2014年11月の誕生以来、圧倒的な広さを持つ利便性・実用性の高いユーティリティ&ラゲージスペースを備える、さまざまなシーンで活躍する軽ハイトワゴンとして高い人気を誇ります。
高さのある箱型のスタイリングを持つ「ウェイク」は、2トーンカラーのバンパーにメッキ加飾が施されたフォグランプをはじめ、面発光のクリアランスランプがアクセントとなるLEDヘッドランプやルーフ部分まで回り込んだリヤクォーターウインドウなどが搭載されています。エクステリアでは。個性的で人々をワクワクとさせる親しみのあるデザインとなっています。
45パターンの利用シーンを想定し開発されたウェイクは、レジャーやスポーツ活動で子どもがゆったりと着替え可能な、1455mmの室内高や低ステップ高を活かした乗り降りのしやすい設計です。それにより、クラストップレベル(※2014年11月時点)の室内空間である「ウルトラスペース」を実現しました。
開放感のある室内空間はラゲージスペース「ミラクルラゲージ」にも活かされています。大容量ラゲージアンダートランクを備える荷室は、上下2段調整式デッキボートの採用と相まって、使い勝手の良い積載力の高さが大きな魅力となっています。
高さのあるボディスタイルながら、ルーフ部分の板厚の最適化や樹脂ボディパーツの採用、スタビライザーを備えた、剛性感の高いサスペンションなどにより、「ファン&リラックスドライブコンセプト」を具現しています。低重心で安心感の高い操縦安定性とロールを抑え、揺さぶられた感触がさほどない快適な乗り心地を実現しています。
前席のウォークスルーを可能にするベンチ形状フロントシート、乗降性を高めるワンタッチオープン機構付両側スライドドアや低いステップ高など、機能性の高いパッケージデザインとなっています。日常の買い物から送迎、ファミリードライブやアウトレジャーなど、経済性や安全性の高さとともに、多目的に活躍する軽自動車として幅広い層の方々から多くの支持を集める車種です。
ここではウェイクの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。
ウェイクの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム
初代 ダイハツ ウェイクLA700系(2014年~)の主なグレードの特徴
・D/D SA III
NAエンジンを搭載するベーシックグレードです。
ベーシックグレードながら、UVカットガラスやIR&UVカットガラス、スモークドガラス、車速感応式オートパワードアロック、キーレスエントリーなどの快適装備をはじめ、デュアルSRSエアバッグシステム+SRSサイドエアバッグやエマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドなどの安全装備が施されています。
インテリアには撥水加工が施されたチェック柄ファブリックシートを備え、左右分割式ロングスライド&リクライニング機構付リヤシートやベンチ形状のフロントシートやインパネシフト&足踏式パーキングブレーキなど、機能性を重視した仕様を備えています。
マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ、ウレタンステアリングホイール&シフトレバー、マニュアルエアコン仕様となり、足回りは14インチタイヤ&フルホイールキャップが装着されます。
駆動方式は2WD/FFのみの設定となります。
「D SA III」グレードは、先進の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」が搭載されたグレードとなっています。衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)+衝突警報機能(対車両・対歩行者)+車線逸脱警報機能+誤発進抑制制御機能(前方・後方)+先行車発進お知らせ機能+オートハイビームなど、高い安全性能を備えたパッケージです。
・L SA III/L レジャーエディション SA III
「D/D SA III」グレードに対して、オーディオパネルやセンタークラスターをはじめ、シフトノブやカップホルダーに上質な加飾が追加され、室内の質感を向上させた上位グレードです。
キーフリーシステムやリヤスライドドアにワンタッチオープン機能付パワー機構+イージークローザー機構、オートライトや電動式リヤドアサンシェードなど快適装備が追加されます。足回りは14インチタイヤ&アルミホイール仕様となります。
「レジャーエディション SA III」は、泥汚れなどを簡単に掃除できるイージーケアフロアや室内を明るく照らすLED照明に加え、積載性を高める上下2段調節式デッキボードやユーティリティフックなど、キャンプやアウトレジャーや実用性・利便性を高めたグレードです。
駆動方式はフルタイム4WDモデルも設定されています。
・Gターボ SA III/ Gターボ レジャーエディション SA III
トルクフルで余裕のある走りを提供するインタークーラー付ターボエンジンを搭載するグレードです。
「L SA III/L レジャーエディション SA III」グレードに対して、メッキグリルやLEDクリアランスランプ付LEDヘッドランプ、専用14インチアルミホイールの装備など、スポーティな外観が特徴のモデルです。
インテリアも同様にハニカムパターンのシート地や本革巻ステアリングホイール&シフトノブ、タコメーター付自然発光式大型3眼センターメーターに加え、エアコンレジスターノブやインナードアハンドルがメッキ仕上げになるなど、スポーティな仕様となります。
「L レジャーエディション SA III」では、足回りが15インチタイヤ&アルミホイール仕様へグレードアップされます。
なお、「L SA III」グレードにも上下2段調節式デッキボードが装備されます。
ウェイクの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム
ここでは、ウェイクの世代ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。
なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、軽自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。
初代 ダイハツ ウェイク LA700系(2014年~)の燃費・維持費
・LA700S:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.4km/L
年間ガソリン代:約53,149円(393.7L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約63,949円 ※3
・LA710S:0.66L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:24.6km/L
年間ガソリン代:約54,878円(406.5L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約65,678円 ※3
・LA710S:0.66L/CVT/フルタイム4WDモデル/ターボ
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.2km/L
年間ガソリン代:約58,189円(431.0L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約68,989円 ※3
※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。ここでは10,800円の税額を用いています。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
ウェイクの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム
ウェイクは存在感のある全高の高いワゴンボディを身にまとい、開放感あふれる圧倒的な室内空間や使い勝手の良いラゲージスペースを備える多目的に活躍する軽ハイトワゴンモデルであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。
ウェイクの主なグレード・型式の中古車価格帯
初代 ダイハツ ウェイク LA700系:69.5~194万円
LA700S:69.9~190万円
LA710S:92.8~189.7万円
D:69.9~149万円
D SAII:86~138.2万円
G:103.5~174.9万円
L SAIII:129.8~167万円
L レジャーエディションSAIII:143~174万円
Gターボ レジャーエディションSAII:109.8~175万円
GターボSAIII:143~182万円
ウェイクは発売が2014年11月であり、実質的な初年度モデルにあたる2014年および2015年モデルは最初の車検時期を迎えることからも数多くの登録車が見受けられます。これらの年式はおおよそ110万円台から130万円台を中心にプライスタグが掲げています。
また、ターボモデルの追加や衝突回避支援システムが「スマートアシストIII」へ進化した2017年モデルも大きな分布の山があり、多くの登録車が見受けられます。140万円台から150万円台の車両価格が中心になることから、全般的に値落ちの少ないモデルと言えるでしょう。走行距離は年式ごとに特別大きな偏りも見られず、ほぼ年式相応と推察します(上記中古価格帯については、2018年7月30日時点での数値となっています)。
年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。