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更新日:2019.04.22 / 掲載日:2019.04.22
スバルレガシィのおすすめの中古車をまとめてみた

グーネット編集チーム
レガシィは、従来主力のモデル「レオーネ」の血統を継承するフラッグシップセダンとして1989年に誕生しました。車名は、英語の「Legacy:大いなる伝承物、後世に受け継がれてゆくもの」から由来しています。
先代モデルにあたる「レオーネ」からプラットフォームを一新させ、エンジン排気量・ボディサイズを一回り大きくし、1クラス上のゆったりとした車格を備え、窓枠を持たないサッシュレスの4ドアハードトップセダン
フラッグシップセダンでありながら、クルマの基本性能である「走り」を重視したドライバーズセダンとして開発されました。
スバル伝統のボクサーエンジン、2.0L水平対向4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンと4WDシステムを搭載し、5速MTと組み合わせた車両が19日間にわたり10万kmを平均速度223.345km/hで連続走行する世界記録を樹立するなど、センセーショナルなデビューを飾りました。
ウエッジシェイプの端正なフロントマスクに、アクセントとなる前後のブリスターフェンダーを備え、6ライトの大きなガラスエリアやサッシュレスドアが特徴のスポーティなスタイリングを採用し、安定感のあるパワフルな走行性能から発売早々より高い人気を博しました。
1.8L水平対向4気筒SOHC NAエンジン、2.0L水平対向4気筒DOHC NAエンジンおよび2.0Lエンジンにインタークーラー付ターボを追加した3タイプのパワーユニットが用意されています。ターボモデルはフルタイム4WDのみ、それ以外のモデルはFF駆動も設定されていました。
加えて、フルタイム4WDモデルでもMTモデルはビスカスLSD付センターデフ方式、ATモデルでは電子制御アクティブ・トルクスプリット方式を採用するなど、スバルならではの徹底したこだわりが感じられるポイントと言えるでしょう。
なお、ユニークなテールゲート付二段ルーフの「レガシィツーリングワゴン」も1989年に同時リリースされています。また、セダンは初代モデルの途中から「ツーリングセダン」のサブネームが与えられます。
1993年10月にフルモデルチェンジが実施され、2代目モデルへと移行しました。
基本のレガシィらしいフォルムはそのままに、ボディサイズを拡大し、やや丸みを帯び、ボリューム感を向上させた上質なスタイリングを採用しています。
エンジンのラインナップも見直しが図られ、1.8Lエンジン搭載モデルが消滅し、2.0L SOHC NAエンジン、2.0L DOHC NAエンジン、2.0L DOHC 2ステージツインターボエンジンの3タイプへ変更されました。
また、1996年にはエンジンと軸としたマイナーチェンジも行われました。
その後、1998年12月のフルモデルチェンジでは「新世紀レガシィ」のコンセプトの下、先行してリリースされたツーリングワゴンに続き、セダンのみ「レガシィB4」として独立した車種となりました。
ここではレガシィの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、レガシィのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
レガシィの特徴・どんな方におすすめなのか
【レガシィの特徴】
・サッシュレスドアを採用するウエッジシェイプフォルムのスタイリッシュな4ドアセダンボディ
・立体駐車場にも対応する、取り回しの良い5ナンバーサイズボディ
・心地よいボクサーサウンドを発するレスポンスの良いスバル伝統の低重心水平対向エンジン
・低速域から高速域まで圧倒的なパワーが持続するインタークーラー付ターボエンジン
・卓越した走破性能と走行安定性能を実現する先進のフルタイム4WD機構を採用
・大人5人が快適に移動できる静粛性の高いゆとりのある室内空間
・ロングストロークを確保した高剛性サスペンションを採用し、厚みのある身体を包み込むような上質なシートと相まって、ロングドライブでも快適ななめらかな乗り心地
・トラクション性能と走行安定性を高めるビルシュタイン製ダンパーを設定
・側面衝突安全に対応した高剛性クラッシュセイフボディをはじめとする、優れた安全性能
【レガシィはこんな方におすすめ】
レガシィは誕生以来、フラッグシップモデルに相応しい走行性能や快適性能を備えたグランツーリスモセダンとして高い人気を誇ります。
スバル伝統の水平対向エンジンを搭載し、評価の高いフルタイム4WDシステムの採用とともに、ロングストロークサスペンションや低重心化を活かした、スタビリティの高い爽快な走りを提供するスポーティモデルです。
SOHCエンジンを搭載した経済性と粘りのある実用性の高いグレードやインタークーラー付ターボエンジンを搭載したスポーツグレード、装備を簡素化したモータースポーツのベースグレードまで、個性あふれるランナップが特徴です。
ハイパワーオーディオシステムや本革シートも設定され、大人5人がリラックスして移動できるコンフォート性能を備えており、高速道路を使ったロングドライブに最適なスポーティセダンを求める方々におすすめのモデルです。
また、希少な5ナンバーサイズの高性能上級セダンとしても大きな魅力を備えています。
レガシィの人気車種・おすすめグレード

グーネット編集チーム
レガシィの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは、1993年10月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルを取り上げます。
2代目 スバル レガシィ BD系(1993年~1998年)のおすすめ人気車種・グレード
スバル レガシィ(LEGACY)RS(1997年9月モデル)
乗車人員:5名
駆動方式:フルタイム4WD
タイヤサイズ:(前)215/45R17(後)215/45R17
エンジンタイプ:EJ20型 水平対向4気筒DOHC16バルブツインターボ
排気量:1994cc
最高出力:260ps(191kW)/6500rpm
最大トルク:32.5kg・m(318.7N・m)/5000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:10.2km/L
車両重量:1410kg
新車価格:2,763,000円
自動車税:年間39,500円 ※
※自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。
■主な装備
【エクステリア】
・リヤスポイラー
【インテリア】
・MOMO製本革巻ステアリングホイール
・6:4分割可倒式トランクスルー
・ドアステップランプ
・サブトランク(センターリッド付)
【足回り・ブレーキ・メカニズム】
・フロント&リヤスタビライザー
・リヤ・ビスカスLSD(リミテッドスリップデフ)
【安全装備】
・運転席SRSエアバッグ
【快適装備】
・運転席シートリフター&チルトステアリング
【オーディオ】
・100W高機能オーディオ
■特徴
・熟成が図られた最終モデル
・走りのポテンシャル&質を追求したスポーツグレード
・VTD-4WD(不等&可変トルク配分電子制御4WD)システムによるスタビリティの高い走り
・スポーティなエアロパーツや大型テールパイプを備えたエクステリア
・17インチハイグリップタイヤ&アルミホイールをはじめ、ビルシュタイン倒立式ストラット付スポーツサスペンションやリヤビスカスLSDを装備し、優れたハンドリング性能&操舵性能、ダンピングの効いたフラットな乗り心地
・優れた制動性&耐フェード性を発揮する大径前後ベンチレーテッドディスクシステム
・スポーツ走行でも身体をしっかり支えるバケット形状シート
・MOMO製本革巻ステアリングホイールやブラックメタリックパネルを装備した、スポーティで質感の高いインテリア
・100W高機能オーディオをはじめ、赤外線リモコンドアロックやUVカットブロンズガラスなど、充実した快適装備
・長尺ものや大きな荷物を積載する際に便利なトランクスルー機構付6:4分割可倒式リヤシート
レガシィの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション

グーネット編集チーム
レガシィは5ナンバーサイズのセダンボディを身にまとった、スバルの旗艦スポーティセダンモデルとして、1989年の発売以来高い人気を誇ります。
万一の事故の際、被害軽減をアシストする運転席SRSエアバッグシステムやフロントシートSRSサイドエアバッグシステムは、販売時期やグレードにより、装備の有無やオプション設定がなされているので、是非チェックしたい安全装備です。
また、豊富なオプションが用意されており、フロントエアダムスカートを含めエアロパーツや大径アルミホイールなどのスポーティなエクステリアパーツ、純正ナビゲーションシステムは装着率も高く、おすすめのアイテムとして挙げられます。
中でも軽量・高剛性のアルミホイールは特に人気の高いオプション装備品です。ほかにも室内を豪華に彩る本革シートやスエードの様なしなやかな肌触りを持つエクセーヌシート、電動チルト&スライドガラスサンルーフなどは新車時に高価な価格設定がなされており、チェックしたいオプションです。
たくさんのオプション装備の中から、初代モデルと2代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・フロントエアダムスカート
・リヤスポイラー
・ドアミラーカバー
・16インチ鍛造アルミホイール(BBS製)
・15インチ鍛造アルミホイール(BBS製)
・16インチアルミホイール(5本スポーク/ディッシュタイプ)
【インテリア】
・MOMO製本革巻ステアリングホイール
・ウッドシフトノブ
【安全装備】
・運転席SRSエアバッグシステム
・4チャンネルABS(アンチロックブレーキシステム)
【その他】
・ストラットタワーバー
レガシィのライバルとなるおすすめ車種

グーネット編集チーム
スバル独自の伝統の水平対向エンジンやスタビリティの高いフルタイム4WDを備えた上級セダンとして人気の高いレガシィの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
10代目 日産 スカイライン R34系(1998年~2002年)
中古車平均価格相場:155.1万円(2018年7月11日時点)
スカイラインは、スバルレガシィの競合車種として比較される日産を代表するスポーティセダンとして位置づけられます。
1998年5月にリリースされた10代目モデルは、若干レガシィとは販売時期が異なりますが、現在の中古車市場においては、卓越した動力性能とスポーティなスタイリングからレガシィと比較検討される人気モデルです。
2.0L直列6気筒自然吸気エンジンを搭載するベースグレードから、2.5L 直列6気筒インタークーラー付ターボエンジンを搭載するトップグレードまで、直列6気筒エンジンならではのスムーズで伸びやかな走行フィールが心地よい4ドアスポーツセダンです。
クルマの基本性能である「走る・曲がる・止める」の原点を見直し、高性能エンジンや高剛性ボディを採用しています。
また、4輪マルチリンクサスペンションや大容量ブレーキシステムの採用と相まって、ポテンシャルの高い走行安定性能とロードホールディング性能、フラットで重厚感のある乗り心地を実現しています。
2.5Lエンジン搭載モデルには、フルタイム4WDも設定されており、天候を問わないグランツーリスモ性能を提供しています。
レガシィと比較すると若干ボディサイズは大きいながらも、質感の高いスポーティな内外装デザインをはじめ、大人5人が快適に過ごせる居住性や実用性・利便性の高い上級セダンとして良きライバルとして個性を放つモデルです。