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更新日:2019.06.24 / 掲載日:2018.10.29

トヨタエスクァイアの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

トヨタエスクァイアの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

トヨタ エスクァイアは、ファミリー層を中心に高い人気を誇る5ナンバークラスミニバンに、高級感という要素をプラスした新たなカテゴリーの車です。

エスクァイアという車名は、その語源を中世ヨーロッパの「従騎士」から由来し、英語では「様」、「殿」など男性への敬称に使われている単語です。
フロントシンボルマークは、中世ヨーロッパの従騎士の盾と矛、紳士のスーツ姿の襟元を表しています。

上級グレードでは、ステアリングホイールやシフトノブに黒木目調加飾を施したほか、シート表皮を全面合成皮革にするなど、従来のミニバンとは一線を画す、内外装の高級な仕上がりがセールスポイントとなります。

パワートレインは、2.0Lガソリンエンジンに加え、1.8Lアトキンソンサイクルエンジンベースのハイブリッドから選ぶことができます。さらに、ハイブリッド車でありながらも、バッテリー位置の工夫によって、室内スペースや荷室はガソリン車と比べてもそん色ないレベルを維持しています。

また、特徴的なフロントグリルをさらに力強く演出するフロントグリルやフロントスポイラーなどのドレスアップパーツをはじめ、アシストグリップや杖ホルダーなど、幅広い年齢層に対応できるオプションパーツが設定しているのも特徴です。

ここではエスクァイアの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。

エスクァイアの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

エスクァイアの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

初代 トヨタ エスクァイア 80系(2014年~)の主なグレードの特徴

・ハイブリッドXi(2.0L)
「ハイブリッドXi」はハイブリッドのベースモデルとなります。ハイブリッドは2WD仕様しかないのがガソリンモデルとの大きな違いで、エアコンもフロントオートエアコン(左右独立温度コントロール)S-FLOW(1席集中モード)+湿度センサー付です。

上級グレードとの装備面での差は、シート表皮がファブリック(消臭機能付)となること、オーディオが4スピーカーとなることなどです。

・ハイブリッドGi
ハイブリッドの上級グレードが「ハイブリッドGi」です。
「ハイブリッドXi」との違いは、シート表皮が合成皮革(昇温降温抑制機能付)となること、助手席シートバックテーブル(カップホルダー2個付)がメッキガーニッシュ付きとなる点などです。インテリアの細かい変更があります。

・ハイブリッドGi プレミアムパッケージ
「ハイブリッドGi プレミアムパッケージ」はハイブリッドの最上級グレードです。
ほかのグレードと異なる点は、サイドレジスターベゼルがダークシルバー塗装、シート表皮がブランノーブ+合成皮革になることなどの室内の細かい点となっています。

・Xi
「Xi」は、ガソリンモデルのベースグレードであり、乗車定員は7人もしくは8人から選択可能です。駆動方式は2WDと4WDがラインアップされています。

上級グレードとの違いは、ツインムーンルーフのオプションが選択できないこと、シート表皮がファブリック(消臭機能付)となることや、インテリアの細かい装飾が変更されている点です。

・Gi
「Gi」は、ガソリンモデルの中で装備が充実しているグレードです。
充電用USB端子がインパネ2個とセンターコンソールボックス2個となっており、シート表皮が合成皮革(昇温降温抑制機能付)に仕上がっています。ほかにもステアリングホイールやシフトレバーが黒木目調加飾付になっている点が特徴です。

こちらも乗車定員は7人もしくは8人から選択可能で、駆動方式も2WDと4WDがラインアップされます。

・Gi プレミアムパッケージ
「Gi プレミアムパッケージ」はガソリンモデルの最上級グレードです。
乗車定員はセカンドシートがキャプテンシートとなる7人乗りのみです。ほかのグレードとの装備面での違いは、防眩式ルームミラーが自動になることや、ルームランプがLEDになること、シート表皮がブランノーブ+合成皮革になることなどです。

・ウェルジョイン(2.0L)
「ウェルジョイン」というグレードは、多人数の送迎を主に目的としてカスタマイズされたグレードです。
まず3列目へのアクセスを良くするために、シート幅を拡大して改定性を向上させた2人掛けの専用シートを設けています。

また、小さな子供やお年寄りの乗り降りにも配慮して、スライドドアからの乗降や移動などのために、セカンドシート横とスライドドア乗降口に手すりを追加装着してあります。これらの手すりは、セカンドシートやサードシートから立ち上がる際にも利用できます。

なお、「ウェルジョイン」については、ベース車のパッケージオプションとして設定されているため、持ち込み登録の必要はありません。

・ウェルジョイン サイドリフトアップチルトシート装着車(2.0L)
「ウェルジョイン サイドリフトアップチルトシート装着車」は「ウェルジョイン」をベースとしながらも、助手席リフトアップシートを追加したグレードです。

これは主に、介護施設等への送迎を考慮して設計されていますが、メーカー完成特装車(TECS)のため、持ち込み登録が必要となります。

ほかにも、専用セカンドシートがチップアップがありませんが、手動車いす用固定装置や助手席リフトアップシート用のワイヤレスリモコンが追加で用意されています。

トヨタ エスクァイア 80系の中古車一覧

エスクァイアの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

エスクァイアの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、エスクァイアの主な世代・型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年6月時点で参照したものとなります。

初代 トヨタ エスクァイア 80系(2014年~)の燃費・維持費

・ZWR80G:1.8L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.8km/L
年間ガソリン代:約56,722円(420.1L×135円) ※1
自動車税:年間39,500円 ※2
年間維持費:約96,222円 ※3

ハイブリッドGi(2017年7月モデル)

・ZRR80G:2L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:16.0km/L
年間ガソリン代:約84,375円(625.0L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約129,375円 ※3

Gi(2017年7月モデル)

・ZRR85G:2.0L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:14.8km/L
年間ガソリン代:約91,216円(675.6L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約136,216円 ※3

Gi(2017年7月モデル)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年6月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

エスクァイアの中古車価格相場から選ぶ

エスクァイアの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

エスクァイアは、ヴォクシーやノアとともに、トヨタの5ナンバーミニバンのラインアップとして人気の高い車であり、中古車価格も高値を維持しています。比較的流通台数が多いことも特徴であり、ミニバンの割には綺麗に使用されていた個体が多いため、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えます。

初代 トヨタ エスクァイアの主なグレード・型式の中古車価格帯

初代 トヨタ エスクァイア 80系:118~540万円
ZRR80G:128~377.2万円
ZRR85G:150~540万円
ZWR80G:163~445.3万円

ハイブリッドXi:163.9~298.8万円
ハイブリッドGi:163~445.3万円
ハイブリッドGi プレミアムパッケージ:229~349万円
Xi:128~289.5万円
Gi プレミアムパッケージ:249.9~343.8万円

エスクァイアの中古車では、230万円以上の車が多く存在しています。
その中でも、平成27年式のエスクァイアが圧倒的多数となっています。

それ以外では、210万円から220万円台、190万円から200万円台の価格帯での中古車も多く存在しますが、それらも平成27年式が中心です。(上記中古価格帯については、2018年6月19日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。

エスクァイア(トヨタ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

トヨタ エスクァイアの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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