中古車購入
更新日:2019.06.22 / 掲載日:2018.10.15
トヨタアルファードの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム
アルファードは、トヨタのフラッグシップミニバンとして2002年のデビュー以来、ダイナミックなスタイリングと、静粛性にも優れ丁寧に仕立てられインテリア、そして剛性が高められたボディが特徴です。
また、しなやかに路面の凹凸を吸収するサスペンションにより、ダンピングの効いたフラットで快適な乗り心地を提供するモデルです。
派生モデルには、より精悍さを強調したヴェルファイアや卓越した省燃費性能を誇るアルファードハイブリッドがラインアップされます。
いずれも車格に相応しいラグジュアリーな室内空間と余裕のある動力性能を持ち、デイリーユースから持ち味を発揮する高速道路を使ったロングドライブ、ビジネスシーンでも高い満足感の得られる人気モデルです。
身体に馴染み、経年とともに愛着の増すラグジュアリーな本革シートや後席の乗員に上質なエンターテインメントを提供する後席モニター、重心の低い迫力のあるアピアランスを演出するエアロパーツや大口径タイヤ&アルミホイール、足元を硬めロールの少ないレスポンスの良い走りを可能にするローダウンなど、用途や目的に合わせ、さまざまな個性豊かなモデルが選択できるのも大きな魅力の1台です。
ここではアルファードの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。
アルファードの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム
2代目トヨタ アルファード 20系(2008年~2015年)の主なグレードの特徴
・X(2.4L)
セカンドシートがベンチタイプの8人乗りモデルです。
16インチアルミホイール、ディスチャージヘッドランプを装備した質化の高いエクステリア、視認性の高いオプティトロンメーターをはじめ、身体を優しく包むトリコットシート、ポプラ調茶木目パネル+シルバーセンタークラスターなど、2.4Lエンジンを搭載しバランスを重視したベーシックグレードです
・S(2.4L/3.5L)
専用エアロパーツや18インチアルミホイールを備えた、スポーティで安定感のあるスタイリングが特徴のモデルです。ステアリングに連動し、進行方向を自動で照らし出すインテリジェントAFS付ディスチャージヘッドランプ(3.5L)、スポーツタイプのオプティトロンメーターや滑りにくいディンプル加工が施された本革巻4本スポークステアリングなど、スポーツムードを高めた人気のグレードです。7人乗りモデル8人乗りモデルが設定されています。
・S Cパッケージ(2.4L/3.5L)
エアロパーツを備える「S」グレードをベースに、上級タイプのオプティトロンメーターや本革&黒木目調4本スポークコンビステアリング、マホガニー調黒木目パネル&黒木目+スパッタリングセンタークラスターをはじめ、質感の高い肌触りが心地よいジャガード織シートもしくは本革シート(オプション)や運転席8wayパワーシートの装備となっています。
また、2列目シートにソファのような快適な掛け心地を提供するエグゼクティブパワーシートを備える、ラグジュアリーなインテリアを持つ7人乗りモデルです。
ほかにもデュアルパワースライドドアやインテリジェントAFS付ディスチャージヘッドランプ+オートマチックハイビーム(3.5L)など、実用性の高い安全・快適装備が施されています。
・350G Lパッケージ
デュアルパワースライドドアやパワーバックドア、インテリジェントAFS付ディスチャージヘッドランプなど充実した装備を持つ「G」グレードをベースに丁寧に仕立てられた本革シートや人工皮革&黒木目調ドアトリム、マホガニー調黒木目パネル+黒木目調+スパッタリングセンタークラスターなどのラグジュアリーなインテリアとなっています。
また、運転席オートスライドドアウェイや助手席パワーオットマン、運転席&助手席快適温熱シートなどの快適装備、ほかのモデルでは人気の高いオプション品であるツインムーンルーフが標準装備されます。2列目シートにパワーリクライニング&スライド、パワーオットマン機構付エグゼクティブパワーシートを装備する7人乗りモデルです。
・350G プレミアムシートパッケージ
豪華なインテリアが特徴の「350G Lパッケージ」をベースに、丁寧になめされたしっとりしたタッチが特徴のプレミアム本革シートを採用したトップモデルです。
装備されるエグゼクティブもプレミアムシート仕様となり、シートポジションメモリー&リターン機能やベンチレーション、快適温熱シート機構を備え、快適性・質感が向上しています。
3代目トヨタ アルファード 30系(2015年~)の主なグレードの特徴
・X(2.5L)
セカンドシートがベンチシートになった8人乗り仕様です。
ベーシックグレードながら、16インチアルミホイールや高輝度LEDヘッドランプをはじめ、ワンタッチスイッチ付助手席側パワースライドドア(デュアルイージークローザー、挟み込み防止機能付)、高遮音性/UVカット機能付ウィンドゥシールドガラスなど、充実した装備を誇ります。
・G(2.5L)/GF(3.5L)
17インチアルミホイール、メッキ加飾が施されたLEDフロントフォグランプ、デイライト機能付LEDヘッドランプなどのエクステリアとなっています。
また、質感の高い艶やかなスパッタリング処理が施された茶木目調インストルメントパネル、茶木目調&本革4本スポークステアリング&ゲート式シフトレバー、運転席8wayパワーシートや助手席オットマンなど、重厚感のあるスタイリングや充実した快適装備が施されています。
2.5Lモデルはセカンドシートが6:4分割チップアップシートとなる8人乗りと独立したキャプテンシート仕様の7人乗りが設定されています。
一方、3.5Lモデルにはパワーオットマンを備えたエグゼクティブパワーシートの7人乗りモデルのみの設定となります。
・S(2.5L)
仕様については、「X」グレードとほぼ同様ながら、専用エアロパーツ(フロントバンパー+リヤバンパー+サイドマッドガード)や18インチタイヤ&アルミホイールを備え、ブラックエクステンション加飾が施されたLEDヘッドランプと相まって、精悍なスタイリングが特徴のスタイリッシュなモデルです。
オプティトロンメーターもスポーティなエアロタイプとなります。7人乗りと8人乗りモデルが設定されています。
・S Aパッケージ(2.5L)/SA(3.5L)
「S」の仕様に加え、助手席ロングスーパースライドシート&オットマンやスーパーUVカット+IRカット機能+撥水機能付フロントドアグリーンガラスの装備やナノイーを前後に搭載するなど、快適性を向上させたモデルです。
ほかにも長尺ものを積載する際に便利なエクストラロングラゲージモードを備えるリラックスキャプテンシートを2列目シートに採用する7人乗りモデルです。
・エグゼクティブラウンジ(3.5L)
T-Connectに対応した最新のSDナビゲーションシステムをはじめ、JBLプレミアムサウンドシステムや12.1型リアシートエンターテインメントシステムなど充実したエンターテインメント装備、しっとりした肌触りが特徴の上質なセミアリニン本革シートや最上級の快適性を誇るエグゼクティブラウンジシート、艶やかなオリーブ・アッシュパール木目調パネルを備える、ラグジュアリーな室内空間が特徴のモデルです。
アルファードの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム
ここでは、アルファードの世代ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。
なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年4月時点で参照したものとなります。
2代目トヨタ アルファード 20系(2008年~2015年)の燃費・維持費
・ANH20W:2.4L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:11.6km/L
年間ガソリン代:約116,379円(862.0L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約161,379円 ※3
・ANH25W:2.4L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:11.4km/L
年間ガソリン代:約118,421円(877.1L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約163,421円 ※3
・GGH20W:3.5L/6AT/FFモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:9.3km/L
年間ガソリン代:約155,913円(1075.2L×145円) ※1
自動車税:年間58,000円 ※2
年間維持費:約213,913円 ※3
・GGH25W:3.5L/6AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:9.1km/L
年間ガソリン代:約159,340円(1,098.9L×145円) ※1
自動車税:年間58,000円 ※2
年間維持費:約217,340円 ※3
3代目トヨタ アルファード 30系(2015年~)の燃費・維持費
・AGH30W:2.5L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:11.6km/L
年間ガソリン代:約116,379円(862.0L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約161,379円 ※3
・AGH35W:2.5L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:12.0km/L
年間ガソリン代:約112,500円(833.3L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約157,500円 ※3
・GGH30W:3.5L/8AT/FFモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:10.6km/L
年間ガソリン代:約136,792円(943.3L×145円) ※1
自動車税:年間58,000円 ※2
年間維持費:約194,792円 ※3
・GGH35W:3.5L/8AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:10.4km/L
年間ガソリン代:約139,423円(961.5L×145円) ※1
自動車税:年間58,000円 ※2
年間維持費:約197,423円 ※3
※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年4月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。
アルファードの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム
アルファードは人気の高いミニバンであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。
アルファード主なグレード・型式の中古車価格帯
初代 トヨタ アルファード 10系:5~198万円
2代目 トヨタ アルファード 20系:69.8~464.4万円
3代目 トヨタ アルファード 30系:239~799万円
AGH30W:239~620万円
AGH35W:278~538万円
ANH10W/ANH20W:5~398万円
ANH15W/ANH25W:24~348万円
GGH20W/MNH10W:9~464.4万円
GGH25W/MNH15W:9.9~439万円
GGH30W:318~1499万円
GGH35W:343~698万円
240S Cパッケージ:199.8~344.3万円
240S タイプゴールドII:185~349.8万円
2.5S Aパッケージ タイプブラック:275~470万円
350GLパッケージ:129.6~349.8万円
240S G‘s:178~308.9万円
アルファードの中古車では、200万円以上の車が多く存在しています。
その中でも、平成25年式、平成27年式のアルファードが豊富です。
それ以外にも、40万円台を中心に、30万円から60万円台の価格帯での中古車も多く存在します(上記中古価格帯については、2018年5月9日時点での数値となっています)。
年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。