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更新日:2019.06.21 / 掲載日:2018.10.15

スズキランディの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

スズキランディの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

スズキランディは、スズキ日産からセレナのOEM供給を受けることでスズキのラインナップに2007年1月に加わった5ナンバーサイズの8人乗りミニバンです。

「ランディ」というモデル名は、軽自動車の「エブリイ」をベースとした「エブリイ+(プラス)」と「エブリイランディ」がその起源となっています。

ランディは、ミニマムに仕上げたボディに8人を乗せ、2000ccのエンジンで走るパッケージングとなっており、コンパクトカーを得意とするスズキらしさが表現できたモデルです。家族が日常からレジャーまで幅広く利用できるよう、より広い室内空間を設けているのが特徴として挙げられています。

ここでは、そんなユーザーのニーズに応えて登場したランディの2代目から3代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

2代目 スズキ ランディ C26系(2010年~2016年)

2代目 スズキ ランディ C26系(2010年~2016年)

グーネット編集チーム

2代目ランディ C26系は、日産セレナがフルモデルチェンジするのに合わせて、2010年12月に発売が開始されました。初代ランディからコンセプトを継承し、広い室内空間と豊富なシートアレンジが特徴のファミリーミニバンです。

パワートレインは2L直噴エンジンにCVTの組み合わせとなり、ベースのセレナから変更点はないものの、フロントメッキグリルに横方向デザインの専用品を採用したことが大きな違いとなっています。

【エクステリア】
エクステリアで特徴的なのは、フロントドアのウエストラインが下げられて、上下方向に大きくなったサイドウインドウです。これに加えて前側方視界を確保する三角窓についても、先代からの踏襲となっています。

【インテリア】
メーターパネルは、ステアリングホイールの間ではなく、ステアリングの上方向に見えるように配置されていることも特徴的です。大型の両側スライドドアや低いステップによって、乗降性も向上しており、幅広い年齢に優しい車に仕上がっています。

2列目シートは3人掛けの設定となっているものの、中央席は折り畳んだり、テーブルに変化させたり、ウォークスルー化させることが可能です。3列目シートはオーソドックスな左右跳ね上げ式となるものの、跳ね上げられたシートの位置が下げられており、後方視界が確保されることが大きなポイントとなります。

【パワートレイン・メカニズム】
パワーユニットは、直噴化された新開発のエンジンが搭載されています。
初代ランディとの大きな違いは、吸排気側両方にバルブタイミング機構が採り入れられたことであり、組み合わされるトランスミッションはCVTのみとなります。

駆動方式はFFに加えて、全てのグレードで4WDもラインナップしており、全車グリーン税制の優遇措置の対象となっていました。サスペンション形式は、フロントがマクファーソンストラット式、リヤはトーションビーム式となっています。

ランディ(LANDY)2.0Gアドバンスドセーフティパッケージ装着車(2014年1月モデル)

ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
乗車定員:8名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4685×1695×1865mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:3060×1480×1380mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)195/65R15 91S(後)195/65R15 91S
エンジンタイプ:MR20型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーター
排気量:1997cc
最高出力:147ps(108kW)/5600rpm
最大トルク:21.4kg・m(210N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:15.4km/リットル
車両重量:1670kg
価格:2,837,100円
自動車税:年間39,500円 ※

「2.0Gアドバンスドセーフティパッケージ装着車」は、衝突回避支援システムなどの先進の安全装備を追加して、2014年1月に設定されたグレードです。

2014年1月の仕様変更では、エマージェンシーブレーキ&LDW(Lane Departure Warning:車線逸脱警報)が「2.0X」、「2.0G」に標準装備とされており、ベーシックグレードの「2.0S」を除いて、ランディ全体の安全性能が向上していることがトピックです。

その中でも、「2.0Gアドバンスドセーフティパッケージ装着車」は、踏み間違い衝突防止アシストやふらつき警報、フロント&バックソナー、全方位モニター・MOD(Moving Object Detection:移動物検知機能付)、ディスプレイ付自動防眩式ルームミラーのセットを「2.0G」としてメーカーオプション設定としたものです。

※自動車税は2018年4月時点で参照したものとなります。

参考:

ランディ 2.0Gアドバンスドセーフティパッケージ装着車(2014年1月) のカタログ情報(10086731)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
VDC(ビークルダイナミクスコントロール)、両側パワースライドドアなど。

・カラーバリエーション
ブリリアントシルバーメタリック、ダイヤモンドブラックパール、プレミアムディープコーラルメタリック、ブルームーンホワイトパール、ブリリアントホワイトパール。
(発売時期・グレードにより異なります)

スズキ ランディ C26系中古車一覧

3代目 スズキ ランディ C27系(2016年~)

3代目 スズキ ランディ C27系(2016年~)

グーネット編集チーム

3代目ランディ C27系は、OEM供給元である日産セレナのフルモデルチェンジを受け、2016年12月に販売が開始されました。外観デザインにそこまで大きな変更はないものの、テールゲートの開け方が2通りとなった「デュアルバックドア」や2列目シートへのシートベルト内蔵など、機構面で多くの改良がされています。

実際にミニバンを使うのは、小柄な女性であることも多く、特に車の後ろに障害物がある状態でバックドアを片手で支えるのは大変な動作だったので、リヤウィンドウ周りのみを開閉できるハーフバックドアを設定しました。これにより、幅広いユーザーが満足できる利便性が備わっているといっても過言ではないでしょう。

【エクステリア】
エクステリアの特徴は、外側に広がる2本のメッキバーであり、これによってランディ特有の力強さが表現されています。また、Aピラーが細く絞られて、広く運転しやすい視界が確保されていることも特徴的です。

【インテリア】
インテリアは、ダッシュボードの高さが抑えられており、先代よりもさらに開放感が向上しています。室内空間については、ミニバンクラスNo.1(※2016年12月の時点)となる室内長3240mm、室内幅1545mmを実現しており、2列目の超ロングスライドと3列目シートのスライド機構によって、乗車人数や体格に応じて最適なシートアレンジが可能となります。

【パワートレイン・メカニズム】
パワーユニットは、アイドリングストップシステム時間の拡大やスマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)の採用によって、燃費性能がさらに向上しています。

組み合わされるトランスミッションはCVTのみとなり、駆動方式はベースグレードの「2.0S」はFFのみとなる一方、「2.0X」と「2.0G」はFFに加えて4WDも選ぶことができます。

ランディ(LANDY)2.0G(2016年12月モデル)

ボディタイプ:ミニバン・ワンボックス
乗車定員:8名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4690×1695×1865mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:3240×1545×1400mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)195/65R15 91S(後)195/65R15 91S
エンジンタイプ:MR20型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ+モーター
排気量:1997cc
最高出力:150ps(110kW)/6000rpm
最大トルク:20.4kg・m(200N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:16.6km/リットル
車両重量:1690kg
価格:2,961,360円
自動車税:年間39,500円※

「2.0G」は、内外装のドレスアップパーツや様々な快適装備が施された最上級グレードに位置するモデルです。

下位グレードとの大きな違いは、LEDヘッドランプやフロントハロゲンフォグランプが付くことや、ステアリングホイールが本革巻きになることです。他にも、ピアノ調パワーウィンドースイッチベゼルやアルミホイールの採用によって、内外装のドレスアップも図られています。

機構面では、スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)が搭載され、JC08モードで16.6km/Lの燃費性能を誇ります。後席右側のワンアクションパワースライドドアも標準装備となり、ミニバンとして必要な装備を全て備えているといっても過言ではありません。

ボディカラーは、シャイニングブルーパールメタリックやカシミアグレージュパールメタリックなど5色が設定されています。

※自動車税は2018年4月時点で参照したものとなります。

参考:

ランディ 2.0G(2016年12月)のカタログ情報(10107753)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
マルチラゲッジネット、ラゲッジルームランプ、マッドガード、ドアミラー自動格納装置、ACパワープラグなど。

・カラーバリエーション
シャイニングブルーパールメタリック、カシミアグレージュパールメタリック、ブリリアントホワイトパール、ブリリアントシルバーメタリック、ダイヤモンドブラックパール。
(発売時期・グレードにより異なります)

ランディ C27系の中古車一覧

ランディの中古車一覧

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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