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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.07.24

トヨタハイラックスサーフの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

トヨタハイラックスサーフの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム

トヨタハイラックスサーフは、小型ピックアップトラック「ハイラックス」からの派生モデルです。
荷台部分にFRP製キャノピーを架装し、RV車に仕立てたモデルとして1984年5月に発売されました。

4WD機構を搭載し、低速から粘りのある走行性能や使い勝手の良い広い室内空間から、若者を中心に多目的SUVモデルとして高い人気を誇ります。

ここでは3代目から国内最終モデルにあたる4代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。

3代目 トヨタ ハイラックスサーフ N180系(1995年~2002年)

3代目 トヨタ ハイラックスサーフ N180系(1995年~2002年)

グーネット編集チーム

3代目 ハイラックスサーフ (N180系)は、シャシーフレームを一新させホイールベース長・トレッド幅を拡大することで居住性・走行安定性を高め、先代モデルまでのクロスカントリー4WDから、より乗用車に近い多目的SUVとしてデザインされ、1995年12月に誕生しました。

【エクステリア】
より丸みを帯びた厚みのあるボディスタイルを採用し、前後の大型樹脂バンパーやドア下部に装着されたクラウディングパネル、フェンダーフレア、サイドステップをシルバーでコーディネイトし、ボディと一体化したヘッドランプや前後のスッキリした意匠などにより、重厚感のあるスタイリッシュで洗練されたモダンなボディデザインへ変貌を遂げました。

バックドアをバックウインドウにパワーウインドウ機構を備えた、跳ね上げ式へと変更し、ラゲージルームの使い勝手が向上しています
ボディは車幅1690mmの標準ボディとオーバーフェンダーを備え1800mmのどっしり安定感のあるワイドボディの2タイプが設定されています。

【インテリア】
十分に厚みのあるクッション性に優れるシートを備え、運転席には6way機構付スポーツシートを装備するなど、悪路走行でも揺れからしっかり身体を支え、底付きのない快適な掛け心地を提供しています。

室内長の拡大やフロントシートのスライドの長さを最大195mm確保することでフルリクライニングが可能となり、分割可倒式リヤシートの採用やフロア面を90mm下げた余裕のあるラゲージルームと相まって、長尺ものや大きな荷物を積載する際の利便性の高さが大きな魅力と言えるでしょう。

また、フロア面を40mm下げることで乗降性の向上に加え、室内長やヘッドクリアランス、後席のレッグスペースの大幅な拡大により、開放的で優れた居住性を備えています。

インストルメントパネルやセンターコンソールをのびやかな乗用車のようなデザインとし、オートエアコンやリヤヒーターの装備など、ロングドライブでも大人5人がリラックスして移動できる快適な室内空間を実現しています。

【パワートレイン・メカニズム】
新採用の静粛性に優れる高速走行でも余裕のある3.4L V型6気筒DOHCエンジンを筆頭に、レスポンスの良い機敏な動力性能と低燃費性能を両立した2.7L 4気筒DOHCエンジン、中低速域の豊かなトルク特性により粘りのある走りを提供する3L 4気筒SOHCディーゼルターボの3タイプのパワーユニットが設定されています。
4速ATもしくは5速MTとの組み合わせとなります。

駆動方式はオンロード走行で常時4WD走行が可能なセンターデフ付パートタイプ4WD(マルチモード4WD)もしくはワンタッチ操作で2WD/4WDの切替を行うパートタイム式4WDとなっています。

1998年8月には2WD/FR駆動で偏平率の低いタイヤやエアロパーツを装備し、車高を65mm下げたオンロード主体のスポーティモデル「スポーツランナー」がラインナップに追加されました。

足回りはダブルウィッシュボーン式フロントサスペンションの構造変更やサスペンション取付部の剛性強化やホイールストロークの延長に加え、新採用の高剛性シャシーと相まって、路面の凹凸に対する追従性に優れ、揺れの少ない快適な乗り心地を実現しています。

【安全装備】
16インチの大容量フロントベンチレーテッドディスクブレーキやパワーリヤアンダーミラーの設定をはじめ、ABS(アンチロックブレーキシステム)や運転席&助手席SRSエアバッグシステムの全車標準装備、衝突安全性の高い衝撃吸収ボディ&高強度キャビン「GOA」の採用など、高い安全性能を備えます。

トヨタ ハイラックスサーフ(HILUX_SURF)SSR-G(2001年12月モデル)

ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
乗車定員:5名
駆動方式:パートタイム4WD
ボディサイズ:4840×1800×1805mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1850×1395×1165mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)265/70R16(後)265/70R16
エンジンタイプ:5VZ-FE型 水冷V型6気筒DOHC
排気量:3378cc
最高出力:185ps(136kW)/4800rpm
最大トルク:30.0kg・m(294N・m)/3600rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:8.2km/リットル
車両重量:1820kg
価格:3,217,000円
自動車税:年間58,000円 ※

「SSR-G」は、グリップ性の高い本革ステアリングやクリアで臨場感あふれる上質な音楽を再生するサーフライブサウンドシステム、視認性の高い照度調整付オプティトロンメーターなど充実した装備を誇る最上位モデルです。

中でも本グレードは3.4L V型6気筒DOHCエンジンを搭載し、センターデフ付パートタイム4WD機構(マルチモード4WD)を備え、ワイドボディの存在感ある最上位モデルです。オンロード走行時に常時フルタイム4WD走行が可能なシステムで、シーンを問わず、全域にわたりスタビリティの高い余裕のある爽快な動力性能を誇る、人気グレードです。

また、足回りにはダブルウィッシュボーン式フロント+4リンク式リヤサスペンションに加え、左右の単筒式ショックアブソーバーを連結させ、左右の減衰力を最適化することで、コーナリングや不整地走行時のロールを抑え、快適な乗り心地と優れた走行安定性を実現する相互連携ショックアブソーバーシステム「REAS:Relative Absorber System」が搭載されています。

リヤスポイラー(パワーリヤアンダーミラー&ハイマウントストップランプ付)やバックドア付スペアタイヤキャリア、電動格納式リモコンカラードドアミラーを備えるスタイリッシュな外観をはじめ、後席の足元を暖めるリヤヒーターや照明付バニティミラー(運転席&助手席)、プロジェクター式フロントフォグランプに加え、AV100Vコンセントなどの実用性の高い快適・安全装備が施されています。

ボディカラーは落ち着きのある上品な輝きが特徴のシャンパンマイカメタリックを含め、全7色が設定されています。

※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。

ハイラックスサーフ SSR-G(2001年12月) のカタログ情報(1010534)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
L.S.D(リミテッドスリップデフ)、チルト&スライド電動ムーンルーフ、フロントバンパープロテクター、オプティトロンメーター(レインボーカラータイプ)、フィールドモニター、MOMO社製ウッドステアリングホイール&木目調パネル、GPSボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーションIIなど。

・カラーバリエーション
ホワイト、ダークブルーマイカメタリックトーニングG、グレイメタリック、アクアメタリックトーニングG、シルバーメタリック、レッドマイカメタリックトーニングG、シャンパンマイカメタリック。

ハイラックスサーフ 180系の中古車一覧

4代目 トヨタ ハイラックスサーフ N210系(2002年~2009年)

4代目 トヨタ ハイラックスサーフ N210系(2002年~2009年)

グーネット編集チーム

4代目 ハイラックスサーフ (N210系)は、基本コンポーネンツを同社の上級SUVモデル「ランドクルーザープラド」と共有化し、ボディサイズを拡大させ、より居住性や乗り心地を重視したオールラウンドSUVとして、2002年11月に誕生しました。

本モデルを以て「ランドクルーザー プラド」と統合されるため、ハイラックスサーフは2009年8月の生産終了とともに約25年の長い歴史に終止符を打ちます。

【エクステリア】
トヨタ車に共通するキーワードである「VIBRANT CLARITY:ワクワクする、爽やかで明快なデザイン」を元にデザインされました。
初代モデルから続く軽快なステイリングを継承しつつ、よりダイナミックで都会的で洗練されたボディフォルムが作り上げています。

異径4灯式ヘッドランプや立体的な厚みのあるフロントバンパーを備えた力強さと存在感を融合させた台形フロントグリルを備えたフロントビューをはじめ、ワイド感を強調する張りのある前後フェンダー、フロントボンネットフードから緩やかにルーフエンドまで続くキャラクターラインの入ったのびやかなキャビン、安定感を演出する幅広のクォータービラーを持つパワフルなサイドビュー、背面タイヤを廃しモダンなリヤビューなど、アーバンSUVとしての若々しくスタイリッシュな佇まいが特徴です。

【インテリア】
エアコン吹き出し口を配し、メッキ処理を施しワイド感を強調したセンターパネルや広がりのあるインストルメントパネルをはじめ、機能性を重視した個性的なジョイカップ式ヒーターコントロールパネルや6角ナットをモチーフにした独立3眼オプティトロンメーターを採用しています。
また、随所にメッキ加飾を施すなど、「ORGANIC:有機体」と「GEOMETRIC:幾何学体」を融合させたスタイリッシュでモダンなインテリアデザインが特徴です。

運転席側8way&助手側4wayアジャスタブル機構付本革パワーシートや10スピーカーを備えるJBL SYNTHESISプレミアムサウンドシステム、音声認識や電話スイッチを備えた機能的なステアリングスイッチなど質感の高い快適装備となっています。ボディサイズの拡大に伴い、後席の足元により一層のゆとりの空間がうまれ、ロングドライブでも大人5人がゆったり移動できるのびやかな室内空間を提供しています。

また、ダブルデッキを備えた大容量ラゲージルーム、照明付サイドステップ、リモートダウン機構付バックドアウインドウ、イージークローザー付バックドアなど、多彩なシートアレンジが可能な分割可倒式リヤシートと相まって、実用性の高さも魅力の1台です。

【パワートレイン・メカニズム】
搭載するパワーユニットは、トルクフルで粘りのある中低速走行に定評のある3.0L 4気筒直噴インタークーラー付ディーゼルターボ、軽快な吹け上がりとのびやかな加速フィール、優れた低燃費性能が特徴の2.7L 4気筒エンジン、全域にわたりダイナミックで余裕のある動力性能を誇る3.4L V型6気筒エンジンが設定され、ロックアップ領域を角出しした4速ATとの組み合わせになります。
その後、3.4L V型6気筒エンジンは4.0L へ拡大され、5速ATが搭載されます。

駆動方式は2WD/FRモデルと前後の駆動力配分比を40:60から走行状況に応じてトルク配分を最適化し、コーナリングの車両安定性や操舵性、濡れた路面などのトラクション性能の向上を実現するトルセンLSDを備えたマルチモード4WDモデルが設定されています。

サスペンション形式は先代と同じダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション4リンク式車軸懸架リヤサスペンションを採用しています。
リヤアブソーバーのジオメトリーやフレームの剛性を強化するなど改良が加えられ、優れた走行安定性と揺れの少ない快適な乗り心地を両立しています。

【安全装備】
ボディの拡大に伴い、後方視界の死界確認を補助するリヤサイドビューミラー(後側方補助ミラー)を装備し、安全性の高い駐車操作をアシストします。

また、滑りやすい路面でブレーキ制動力を高め、車両の挙動を安定させ操舵性を確保するEBD(電子制動力配分制御)付ABS&ブレーキアシストをはじめ、デュアルステージSRSエアバッグ&前席SRSサイドエアバッグ&前後席SRSカーテンシールドエアバッグの設定など高い安全性能を備えています。

トヨタ ハイラックスサーフ(HILUX_SURF)SSR-G(2005年8月モデル)

ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
乗車定員:5名
駆動方式:パートタイム4WD
ボディサイズ:4805×1910×1800mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1895×1515×1165mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)265/65R17(後)265/65R17
エンジンタイプ:2TR-FE型 水冷直列4気筒DOHC
排気量:2693cc
最高出力:163ps(120kW)/5200rpm
最大トルク:25.1kg・m(246N・m)/3800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:8.9km/リットル
車両重量:1860kg
価格:3,192,000円
自動車税:年間51,000円 ※

※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。

「SSR-G」は、17インチタイヤ&アルミホイールやメッキ箇所が施されたフロントグリルやアウトサイドドアハンドル、リヤライセンスガーニッシュに加え、LED式ハイマウントストップランプ付リヤスポイラーなど上質でスタイリッシュな外装を持つ最上位モデルです。

中でも本グレードはバランスシャフトを備えるVVT-i機構付2.7L 直列4気筒DOHCエンジンにマルチモード4WD機構(センターデフ付パートタイム4WD)を組み合わせ、静粛性・実用域の扱いやすさに加え、環境に配慮した低燃費を実現するスタビリティの高さを誇ります。

2005年8月に実施されたマイナーチェンジ後のモデルであり、フロントグリル/フロントバンパー/ヘッドランプ/リヤコンビネーションランプなどの意匠が変更され、よりダイナミックスタイリッシュなエクステリアが特徴のモデルです。

先代モデルに搭載され、高い評価を得る相互連携ショックアブソーバーシステム「REAS」を進化させた、左右対角線の単筒ショックアブソーバーを連結し、ショックアブソーバーにかかる負荷から最適な減衰力を制御する「X-REAS」が設定されました。
ピッチやロールを抑えた快適な乗り心地とスタビリティの高い走行性能を誇ります。

また、マイナーチェンジを機に3.4L V6型エンジンが排気量を4.0L拡大されたため、同等の充実した装備を備え、ゆとりのある快適な走行性能と優れた省燃費性能を誇るバランス良く実現した2.7Lエンジン搭載モデルが人気となりました。

ほかにも本革巻の4本スポークステアリングホイール&シフトノブ、視認性の高い照明コントロール付オプティトロンメーター、黒木目調センタークラスターパネル&黒木目調プッシュ式ヒーターコントロールパネルなどのクオリティの高いインテリアとなっています。
ほかにもダブルデッキ&ダブルデッキトレイやAC100Vコンセントなど実用性の高い機能的な装備が施されています。

ボディカラーは精悍で深みのあるスタイリッシュなカラーとして人気の高いダークグレーマイカメタリックを含め、全7色が設定されています。

ハイラックスサーフ SSR-G(2005年8月) のカタログ情報(10028729)|中古車の情報なら【グーネット】

・主なオプション
HDDナビゲーションシステム、L.S.D(リミテッドスリップデフ)、チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機構+可変デフレクター付)、ステアリングスイッチ、前席SRSサイドエアバッグ&前後席SRSカーテンシールドエアバッグ、合皮&黒木目調パネル付ドアトリム、オーバーヘッドコンソール(スポットランプ・サングラスホルダー・マイク付)、本革シート、運転席アジャスタブル機構付本革パワーシート、JBL SYNTHESISプレミアムサウンドシステム(HDDナビゲーションシステム G-BOOK ALPHA対応)など。

・カラーバリエーション
ブラック、ダークブルーマイカ、ダークグレーマイカメタリック、ライトブルーメタリック、シルバーメタリック、ホワイトパールクリスタルシャイン、ブロンズマイカメタリック。

トヨタ ハイラックスサーフ 210系の中古車一覧

トヨタ ハイラックスサーフの中古車一覧

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