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更新日:2020.04.23 / 掲載日:2018.07.24
レクサスLSの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた
グーネット編集チーム
レクサスLSは、大排気量V型8気筒NAエンジンおよび高出力モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、全域にわたり圧倒的な動力性能とクラス世界トップレベルの省燃費性能を実現したフラッグシップセダンとして誕生以来、毎年ブラッシュアップし、熟成し続ける人気のモデルです。
2代目モデルへフルモデルチェンジ後も、日本古来の伝統美を活かした「おもてなし」を大切にしたLSらしさに磨きをかけ、世界に通用するプレミアムセダンとして確固たるポジションを築いています。
ここでは初代モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
初代 レクサスLS USF/UVF40系(2006年~2017年)
グーネット編集チーム
初代 LS (USF/UVF40系)は、低速域からトルクフルで大型ボディを軽々と加速させる4.6L V型8気筒自然吸気エンジン、5.0L V型8気筒に高出力モーターを組み合わせた4WD機構を備えるハイブリッドシステムを搭載し、ピックアップの良い卓越した動力性能、世界トップレベルの環境性能と低燃費性能を両立したハイブリッドモデルから構成されます。
【エクステリア】
先代モデルにあたる3代目トヨタ「セルシオ」から大きく変貌を遂げ、ロングノーズ&リヤウインドウを寝かしたショートデッキスタイルを採用し、ダイナミックさと流麗さを兼ね備えた堂々たる佇まいが特徴です。
レクサスブランドのデザインフィロソフィである「L-finesse」をもとにデザインされ、共通する矢じりをモチーフにデザインされたアローヘッドの採用や量感あるボンネットフードやフェンダーの意匠など、重厚な佇まいの中にも力強さと美しさが調和した、ダイナミックな造形美を演出しています。
なお、2012年10月に実施されたマイナーチェンジでは、レクサスブランドの新フロントマスクデザインである「スピンドルグリル」を採り入れ、よりアグレッシブなフロントフェイスとなりました。
全長の異なる標準ボディとホイールベース長を拡大したロングボディが設定されています。
【インテリア】
乗る人へのおもてなしを重視し、丁寧になめされた上質なセミアニリン本革シートやアルカンターラルーフをはじめ、匠の手による質感の高い艶やかな本木目パネルやアルミを使用したオーディオダイヤルなど、使用する素材の材質やタッチ、操作感に加え、視覚に訴える品格のあるモダンなインテリアデザインが特徴です。
ロングボディには後席が独立した4人乗り仕様も設定され、4席独立した温度調節が可能なクールボックスを備えたオートエアコンの採用とともに、高音質で臨場感のある音楽を再生する世界のピュアオーディオブランドとして知られるマークレビンソン製リファレンスサラウンドサウンドシステムからの音楽に耳を傾け、ロングドライブでも優雅でリラックスできる快適な室内空間を提供しています。
標準ボディでもフロントシートバックの形状を工夫し、ロングホイールベース長のメリットと相まって、後席のレッグスペースにも大きな余裕がうまれています。
【パワートレイン・メカニズム】
パワーユニットは、世界初の8速オートマチックトランスミッション(8 Super ECT)を採用し、VVT-iE機構付4.6L V型8気筒エンジンおよび5.0L V型8気筒エンジンに高出力モーターを組み合わせたハイブリッドシステムに電気式無段変速機(CVT)を組み合わせたフルタイムAWD機構を備えるハイブリッドモデルが用意されています。
NAモデルは大排気量V型8気筒NAエンジンならではの、なめらかさと静粛性を兼ね備えた繊細な回転フィールが特徴です。筒内直噴システムD-4Sの採用と併せて、中低速域から高速域までストレスのない圧倒的な動力性能と優れた省燃費性能を実現しています。
ハイブリッドモデルは実績のあるトヨタ独自のハイブリッドシステム「THS II(Toyota Hybrid System II)」の採用に加え、効率良く制動時の回生を4輪で行うなど、大排気量エンジンをベースにしながら、3Lエンジン並みの燃費性能と卓越したパフォーマンスの走りを両立しています。
剛性の高い新設計専用プラットフォーム、前後マルチリンク式サスペンションや電子制御式エアサスペンションの採用により、重厚でしなやかな揺れの少ない、フラッグシップセダンに相応しい乗り心地を実現しています。
【安全性能】
先進の全車速追従機能付レーダークルーズコントロールを含むプリクラッシュセーフティシステムや後方プリクラッシュセーフティシステムをはじめ、車線変更時の死界となる後側方エリアの車両を検知するBSM(ブラインドスポットモニター)など、高い安全性能を備えています。
レクサス LS(LS)LS460 Fスポーツ(2012年10月モデル)
ボディタイプ:セダン
乗車定員:5名
駆動方式:FR
ボディサイズ:5090×1875×1455mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2175×1600×1185mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)245/45R19 98Y(後)245/45R19 98Y
エンジンタイプ:1UR-FSE型 V型8気筒DOHC
排気量:4608cc
最高出力:392ps(288kW)/6400rpm
最大トルク:51.0kg・m(500N・m)/4100rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:8.4km/リットル
車両重量:1980kg
価格:9,800,000円
自動車税:年間88,000円 ※
「LS460 Fスポーツ」は、2012年10月に実施されたマイナーチェンジ時に追加になった4.6L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するスポーティバージョンです。
LSは年度ごとのイヤーモデルを発売しており、同時に一部改良などの実施により、年々目に見える進化をし続けています。
中でも2012年10月に実施されたマイナーチェンジでは、「熟成の極みと革新の融合」をキーワードに大幅な改良や変更が加えられました。
特に印象的なのはレクサス車に共通するエクステリアデザイン上のアイコンとも言える「スピンドルグリル」を採用したことです。知的で上品なイメージから、大胆でアグレッシブなフロントマスクへと変貌を遂げたデザインは、次世代に向けたレクサスブランドのシンボルとなっています。
また、LEDフォグランプの採用など、外装部のすべての灯火をLED化し、リヤの意匠をスピンドル形状へ変更するなど、洗練されたモダンなスタイリングと、省電力化による実燃費の向上、「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」の導入によりボディ剛性の強化がはかられています。
このタイミングでラインナップ入りをした本グレードは、標準モデルよりも車高を10mm下げています。
また、ダンパーの減衰力を高めるなど専用チューニングが施されたサスペンションやトランスミッションをはじめ、剛性や制動力を強化したブレンボ社製の高性能ブレーキシステムやファットな19インチロープロファイルタイヤ、鍛造アルミホイールなどが装備されています。
質の高い走りを楽しめる大人のスポーツモデルとして、独自の世界観を持つ人気の高いグレードです。
ボディカラーは、爽やかで軽快さを演出するソニックブルーを含め、11色の設定です。
※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。
■LS460 Fスポーツの主な専用装備
【エクステリア】
・専用スピンドルグリル&フロントバンパー
・専用リヤバンパー(ロア専用塗装+ロアメッキバー付)
【インテリア】
・専用本革スポーツシート(運転席&助手席ポジションメモリー付)
・助手席電動ランバーサポート(ペルビックサポート機能付)
・専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト+ヒーター)
・専用ディンプル本革シフトノブ
・専用アルミ製スポーツペダル
・専用ディンプル本革アシストグリップ(フロント&リヤ)
・専用スカッフプレート(LEXUSブラックロゴ)
【足回り・ブレーキ】
・19インチタイヤ&専用鍛造アルミホイール(245/45R19 98Y+19×8.0J)
・専用電子制御エアサスペンション(AVS機能付、10mmローダウン)
・ブレンボ製対向6ポッドキャリパー(LEXUSホワイトロゴ、380mm径スパイラルフィン式ベンチレーテッドディスク+高摩擦ブレーキパッド)
・主なオプション
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、レーンキーピングアシスト(LKA)、プリクラッシュセーフティシステム(衝突回避支援型、ドライバーモニター付ミリ波レーダー/ステレオカメラフュージョン方式)、後方プリクラッシュセーフティシステム(プリクラッシュインテリジェントヘッドレスト付)、ブラインドスポットモニター(BSM)、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプ(+アダプティブハイビームシステムAHS)、フルLEDヘッドランプ(+アダプティブハイビームシステムAHS)ポップアップ式ヘッドランプクリーナー、ナイトビュー(歩行者検知機能付)、ムーンルーフ(チルト&スライド式)、パワートランクリッド、マークレビンソン製リファレンスサラウンドサウンドシステムなど。
・カラーバリエーション
スターライトブラックガラスフレーク、ブラック、ホワイトノーヴァガラスフレーク、マーキュリーグレーマイカ、ソニックシルバー、レッドマイカクリスタルシャイン、ラピスラズリマイカ。