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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.06.04
スズキジムニーシエラの歴代モデルの人気車種と維持費・燃費をまとめてみた

グーネット編集チーム
スズキ ジムニーシエラは、1970年4月の誕生以来、長い歴史を持つ、本格的クロスカントリーモデルとして知られる「ジムニー」の上級モデルとして、1993年5月に発売されました。
市街地走行からオフロード走行、高速走行まで余裕のある走行性能を発揮する人気モデルです。
ここでは2002年1月の発売から現在までの2代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
関連記事:スズキ新型ジムニーがついに発売。あなたはどのカラーを選ぶ?フルモデルチェンジ後のスペック・内装を公開!
2代目 スズキ ジムニーシエラ JB43W系(2002年~)

グーネット編集チーム
2代目 スズキ ジムニーシエラ (JB43W系)は、初代モデルの販売終了から4年のインターバルを経て2002年1月に誕生しました。しかしながら、その間は「ジムニーワイド」と車名が異なるものの、基本的には2代目モデルと大きく差異はありません。
先代モデル同様に軽規格の「ジムニー」をベースに余裕のある1.3Lエンジンを搭載し、ダイナミックで安定感のあるフォルムをまとった上級モデルとして位置づけられます。
【エクステリア】
先代モデルまでの直線と平面から構成されるタフさを強調したデザインから一転して、丸みを帯びたスタイリッシュで軽快なエクステリアデザインを採り入れています。
フォグランプを内蔵した立体的なフロントバンパー、ボンネットフードと一体になった大きな縦スリットの入ったフロントグリルを備えた、独創的でモダンなフロントマスクが個性を放ちます。
ボリュームのある15インチタイヤとスポーティなアルミホイールを収めるワイドトレッドを主張するブリスター形状のフェンダー、サイドスプラッシュガードやドアパネルの下部分を覆うワイドなドアパネルを備えるサイドビュー、バックドアにスペアタイヤを備える台形シルエットのリヤビューとなっています。
また、前後バンパー&フェンダー、ドアパネルから下を塗り分ける2トーンカラーを設定しています。
より安定感のある洗練されたスタイリングが新世代のジムニーシエラの魅力を高めています。
【インテリア】
2代目ジムニーシエラは乗員の保護性能を考慮したソフトな素材を使用したインストルメントパネルやグローブボックス、運転席&助手席シートヒーターやUVカット機能付スモークガラスが備えられています。
また、抗菌処理タイプフィルター付エアコンやパワーステアリング、リクライニング機構付の分割可倒式リヤシートの装備など、時代の流れにマッチした快適装備となっています。
しかしながら、歴代ジムニーのDNAを色濃く受け継ぎ、オンロードでもオフロードでもドライバーの操作性を重視した、シンプルでスポーティなコックピットデザインを採用しています。
また、アップライトなドライビングポジションや開放的な見晴らし、横に開くヒンジ式バックドアや多彩なシートアレンジなど、取り回し性能や多機能に活躍する普遍的な使い勝手の良さも大きな魅力のひとつと言えるでしょう。
【パワートレイン・メカニズム】
全域にわたりパワフルで粘りのあるVVT(Variable Valve Timing:可変バルブタイミング機構)付1.3L直列4気筒DOHC16バルブエンジンに4速ATもしくは5速MTの組み合わせとなります。
NAエンジンならではリニアなレスポンスと、低速域でのコントロールのしやすさが、市街地走行から本格的なオフロード走行まで、幅広いフィールドでアクティブな質の高い走りを提供します。
サスペンションも先代モデルから大きく改良され、コイルスプリングとショックアブソーバーを分離したロングストロークの前後3リンクリジットアクスル式のサスペンションを備えています。その優れた機能により、路面の凹凸の追従性が向上し、オフロード走行の走破性やオンロード走行時の乗り心地が大きく進化しています。
また、駆動方式は従来のパートタイム4WDを採用しながら、走行中でもスイッチ操作で2WDと4WDを簡単に切替可能なドライブアクション4×4機構を搭載しています。
伝統的に受け継がれる堅牢なラダーフレームと相まって、剛性の高い優れた走破性能と市街地や高速走行では顕著な低燃費性能を実現しています。
【安全性能】
スズキ独自の軽量衝撃吸収ボディ「TECT(Total Effective Control Technology):テクト」の採用をはじめ、運転席&助手席SRSエアバッグシステムや安定した制動力を発揮するEBS(Electronic Brake force Distribution:電子制御制動力配分システム)付4輪ABS(Anti-Lock Brake System)+ブレーキアシストを標準装備するなど、高い安全性能を誇ります。
スズキ ジムニーシエラ(JIMMY_SIERRA)ランドベンチャー(2014年8月モデル)
ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
乗車定員:4名
駆動方式:パートタイム4WD
ボディサイズ:3600×1600×1670mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1685×1220×1210mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)205/70R15 95S(後)205/70R15 95S
エンジンタイプ:M13A型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1328cc
最高出力:88ps(65kW)/6000rpm
最大トルク:12.0kg・m(118N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:12.6km/リットル
車両重量:1060kg
価格:1,869,480円
自動車税:年間34,500円 ※
ジムニーシエラは基本的に「ベースグレード」のみのモノグレードですが、定期的にスペックを進化させた魅力的な特別仕様車が発売されています。
中でも「ランドベンチャー」は、アウトドア向けの装備を充実させた特別仕様車「ワイルドウインド」とならび、上質なインテリアと存在感のあるスタイリッシュなエクステリアを採り入れた特別仕様車です。
2006年6月の第1弾モデル以降、たびたびリリースされる人気の高いモデルです。
2014年8月に発売された本モデルは、横滑り防止装置&トラクションコントロールが追加された車両をベースに特別装備が施された魅力的な1台です。
特別装備としては、メッキが施された専用フロントグリル&ドアハンドルをはじめ、ガンメタリック塗装の専用15インチアルミホイール、ロゴ入りアルミ製専用スペアタイヤハウジングなど、上質なエクステリアとなっています。
また、夏は熱くなりにくく、冬は冷たさを感じにくい、撥水機能を備えた高機能生地「クオーレモジュレ」を使用したシートやピアノブラック、シャンパンゴールド加飾を採り入れたモダンで質感の高いインテリアが特徴のモデルです。
ほかにもシルバーステッチ入りが施された本革巻ステアリングホイール&シフトノブや専用フロアマットなど、特別仕様車に相応しい数々の充実した装備が人気を集めています。
なお、本モデルはパートタイム4速オートマチックトランスミッションを搭載し、電子制御によりレスポンスの良いなめらかなイージードライブを提供します。
ボディカラーは硬質で都会的なスポーティなイメージを演出する特別設定色のスチールシルバーメタリックを含め、全4色が設定されています。
※自動車税は2018年3月時点で参照したものとなります。
参考:
■主な特別装備
【エクステリア】
・15インチ専用アルミホイール(ガンメタリック塗装)
・専用メッキフロントグリル(ブラック塗装)
・メッキドアハンドル
・専用フェンダーガーニッシュ(LAND VENTUREロゴ入り)
・専用アルミ製スペアタイヤハウジング(LAND VENTUREエンブレム)
・LEDサイドターンランプ付ドアミラー
・特別設定色:スチールシルバーメタリック
【インテリア】
・専用フロントシート表皮(クオーレモジュレ)
・専用ドアトリムクロス
・インサイドドアハンドル&ドアロックノブ(メッキ加飾)
・メッキメーターリング
・専用インパネセンターガーニッシュ(ピアノブラック)
・専用インパネオーナメント(シャンパンゴールド)
・専用ステアリングホイールガーニッシュ(シャンパンゴールド)
・本革巻ステアリングホイール&本革巻シフトノブ(シルバーステッチ入り)
・専用シフトノブガーニッシュ(シャンパンゴールド ※4AT車)
・ステアリングオーディオスイッチ
・専用フロアマット(LAND VENTUREロゴ入り)
【安全装備】
・LEDリングイルミネーション付マルチリフレクターハロゲンフォグランプ
・主なオプション
ルーフエンドスポイラー、サイドアンダーガーニッシュ、サイドアンダーパイプ、サイドアンダーバー、ショックアブソーバーセット(14段階減衰力調整式)、アルミペダルセット、ナビゲーションシステムなど。
・カラーバリエーション
ブルーイッシュブラックパール3、スチールシルバーメタリック、ノクターンブルーパール、パールホワイト。