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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.05.24
【ホンダ】低燃費と運転する楽しさを両立するVTECターボエンジン

グーネット編集チーム
ホンダのVTECターボエンジンは、2015年4月にモデルチェンジした3列シートのミニバン、ステップワゴンに搭載されました。
これまでのターボ無し2.0Lエンジンから、1.5Lエンジンに排気量をダウン。VTECターボエンジン化させて、パワーと燃費の良さを両立させました。
今回は、小排気量エンジンの燃費の良さはそのままに、ターボチャージャーに直噴システムと可変動弁機構を組み合わせることで、1.5Lエンジンで、2.4Lエンジン並みの低速トルクと高回転までスムーズに回りパワフルなVTECターボエンジンについて解説します。
なお、ステップワゴンの場合には、2.0Lから1.5Lに排気量ダウンのため、自動車税の標準税率が39,500円から34,500円になり、年間5,000円ダウンするメリットもあります。
VTECターボを支える三大技術とは
VTECターボは、下記で紹介している3大技術が根底にあります。
順番に紹介していきましょう。
吸排気デュアルVTC
これまでのターボエンジンは、低回転時に効率よく過給できずに、エンジンレスポンスの悪さの原因になっていました。いわゆる、低速でトルクが回らずにパワーがなくスカスカな状態です。
VTECターボでは、VTCが吸排気バルブの開閉タイミングを変えることで、2つのバルブが同時に空いている時間をコントロールします。このことから、低回転時でも効率よく過給できるようになりました。
電動ウェイストゲート付き ターボチャージャー
ターボエンジンで発生する「ラグ(時間差)」を解消するために、小さいエネルギーでも効率よく回転するタービンを利用することでレスポンスを高めました。
VTECターボエンジンの燃費性能
VTECターボエンジンの搭載車種今現在、VTECターボエンジンを搭載している車種は下記になります(2018年1月時点)。
・ステップワゴン 1.5Lガソリンターボモデル
・ステップワゴンスパーダ 1.5Lガソリンターボモデル
・ジェイドRS 1.5Lガソリンターボモデル
・シビックタイプR 2.0Lターボ