中古車購入
更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.04.18
ホンダN-ONEの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム
ホンダ N-ONEは、ホンダの掲げる「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小に」の基本思想を具現化し、ゆったり大人4人がくつろげる快適な室内空間、スムーズでフットワークの良い動力性能を併せ持つ、洗練された軽トールワゴンとして、2012年11月に誕生以来、安定した人気を誇るモデルです。
ここでは発売から現行モデルまでの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
なお、初代N-ONEは複数回マイナーチェンジを実施していますが、フルモデルチェンジは行われていません(2017年12月時点)。
初代 ホンダ N-ONE JG系(2011年~)

グーネット編集チーム
初代 N-ONE JG系は、「広さ・速さ・安価」を実現し、クルマがある生活を根付かせたホンダ初の量産軽自動車「N360」へのオマージュを込め、新時代のベーシックカーを目指し開発されました。
「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)」思想に基づき、革新的なロングホイールベースを実現したプラットホームやホンダならではの薄型燃料タンクをフロントシートの下に配置するセンタータンクレイアウトを採用することで、広々とした室内空間と低重心がもたらす、ロールの少ない優れた操縦性能を実現するモデルとして高い人気を誇ります。
【エクステリア】
シンプルな丸型2灯式ヘッドランプや安定感のある台形フォルムなど「N360」の血統を色濃く残す、「タイムレスNデザイン」を採用し、親しみやすく上質さを併せ持つ、時代を超えても多くの方々から愛される本質的なデザインを目指して開発されました。
飽きの来ない洗練された質感の高いエクステリアデザインのなかにも、タイヤをボディ4隅に配し、車両感覚が掴みやすい高さのあるフロントフードやスタイリッシュなサイドのキャラクターライン、張りのあるスタイリッシュなリヤフェンダー形状など、落ち着きと安定感の調和の取れたモダンなスタイリングが特徴です。
また、豊富なボディカラーが用意されており、スポーティさを強調する2トーンカラーのブラックルーフは熟練の高技能者が1台1台マスキングを施しています。細部まで手作業で仕上げているので、高技能者たちのこだわりが伝わってくるカラーとなっています。
【インテリア】
エクステリア同様に飽きの来ない、長く愛着を持ってもらえるシンプルで上品な2トーンカラーを効果的に使用した端正なインテリアデザインが特徴です。
多彩なシートアレンジを実現するリクライニング機構付リヤシートをはじめ、使い勝手の良いラゲッジスペースなど利便性の高さに加え、身体を優しく包み込む肌触りの良い大型ベンチシート、ロングホイールベースの実現やホンダ独自のセンタータンクレイアウトなどにより、圧迫感のないスッキリとした清潔感あふれる開放的な空間が広がっています。
ハイトアジャスターを備える運転席からの前後の視認性も高く、紫外線を99%カットするIRカット&UVカット機能付フロントガラス&フロントウィンドウガラスや、アレルギー性疾患の原因とされる室内のアレルゲンを大幅に低減させるクリーンな室内環境と相まって、小さな子どもからお年寄りまで安心感の高い快適なキャビン性能を誇ります。
【パワートレイン・メカニズム】
全域に渡りフラットなトルクを発生し、レスポンスの良い伸びやかな走行性能と低燃費性能、静粛性をバランス良く実現したNAエンジン、決してパワー重視ではなく、1.3Lクラス並みの余裕のある走行性能と省燃費性能を目指した「ダウンサイジング過給」の考えのもと開発されたターボエンジンの2タイプのエンジンが用意されています。
搭載されるトランスミッションは、N-ONE用に専用チューニングされたリニアでスムーズな走りと、伝達効率の良いCVTが組み合わされます。
NAエンジン、ターボエンジンとそれぞれの特性に最適化したファイナルギアを採用することで、立ち上がりの良い力強い加速性能とエコドライブを提供しています。
また、エコドライブの状態をスピードメーターのインジケーターで知らせる「コーチング機能」やエンジンやエアコンを燃費優先に制御する「ECONモード」など、さらに環境性能を高める装備が施されています。
センタータンクレイアウトによる低重心や剛性の高い軽量ボディをはじめ、専用チューニングが施されたサスペンションの採用により、ロングホイールベース化と相まって、しなやかでピッチングを抑えたフラットで快適な乗り心地と優れた直性安定性能とリニアなハンドリング性能を実現しています。
なお、2WD/FFとフルタイム4WDの駆動方式が全グレードに設定されています。
【安全性能】
「シティブレーキアクティブシステム」「前席用i-サイドエアバッグシステム」「サイドカーテンエアバッグシステム」から構成される「あんしんパッケージ」をはじめ、急ハンドルや滑りやすい路面での横すべりを抑え、車両の姿勢を安定させる「VSA(車両挙動安定化制御システム)」、急ブレーキを自動的にすばやく後続車へ知らせる「エマージェンシーストップシグナル」、坂道発進時の後退を抑制し、安全性を高める「HSA(ヒルスタートアシスト機能)」が備わっています。
乗員保護性能が向上した「早く」「長く」「優しく」膨らむ連続容量変化タイプの運転席用i-SRSエアバッグシステムや頚部衝撃緩和フロントシートの採用など、先進の安全性能を備えています。
N-ONE(NONE)プレミアム ツアラー・ローダウン(2015年7月モデル)
ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3395×1475×1545mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2020×1300×1200mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)165/55R15 75V(後)165/55R15 75V
エンジンタイプ:S07A型水冷直列3気筒DOHC12バルブターボ
排気量:658cc
最高出力:64ps(47kW)/6000rpm
最大トルク:10.6kg・m(104N・m)/2600rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.6km/リットル
車両重量:870kg
価格:1,698,000円
「プレミアムツアラー・ローダウン」は、2015年7月のマイナーチェンジ時に追加されたモデルです。
最も特徴的なのは、ルーフを切り詰め、リヤスポイラーの形状変更、ローダウンサスペンションの装備などにより全高を65mm下げ、一般的な立体駐車場に対応したことです。
全高を短縮したにも関わらず、N-ONE独特の親しみやすいボディバランスの良さはそのままに、ロープロファイル15インチタイヤ&アルミホイールと相まって、安定感のあるフォルムを実現しています。
また、本グレードは「モダンプレミアム」をコンセプトに、メッキ加飾が施された上下に分かれたハニカムメッシュの大開口フロントグリルやフォグライトを内蔵した専用フロントバンパー、ルーフからスムーズに繋がる専用大型テールゲートスポイラーをはじめ、スタイリッシュさを強調するクローム処理が施されたドアサッシモールやメッキモールが装備されています。
上質感とスポーティさをミックスした「プレミアム」をベースに、低回転域からフラットで太いトルクを発生するターボエンジンを搭載し、立体駐車場に対応したこともあり質の高い余裕のある走行性能や日常の取り回し性に優れ、装備の充実した最上位グレードとして高い人気を誇ります。
そのほかにも、プレミアムなインテリアを演出するバイオレットイルミネーションをはじめ、クルーズコントロールやナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器(ナビゲーション連動)などの快適装備に加え、フロントベンチレーテッドディスクブレーキなど、走りの質を高める装備を施しています。
駆動方式は2WD/FFタイプのみの設定となります。
ボディカラーはすべてルーフがブラック塗装となる2トーンカラーとなり、太陽光の加減で鮮やかな若々しい輝きを放つスタイリッシュなプレミアムディープロッソ・パールを含め、全6パターンが設定されています。
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
・主なオプション
あんしんパッケージ(シティブレーキアクティブシステム+前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム)など。
・カラーバリエーション
ブリティッシュグリーン・パール&ブラック、ポリッシュドメタル・メタリック&ブラック、ミラノレッド&ブラック、ブリリアントスポーティブルー・メタリック&ブラック、プレミアムイエローII&ブラック、プレミアムホワイト・パールII&ブラック。