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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.04.18
ホンダN-ONEの概要と歴史をまとめてみた

グーネット編集チーム
ホンダ N-ONEは、ホンダ初の市販軽自動車「N360」をモチーフに、従来にない新しい価値観を持つ新世代軽自動車「N」シリーズの第3弾として2012年11月にデビューしました。
大人4人がゆったりくつろげる上質な室内空間、高速道路も快適にこなす1.3Lクラス並みの動力性能、飽きの来ないシンプルながらみんなに親しまれるボディデザインを持つ、新たな価値観を創造するプレミアム軽トールワゴンとして開発され、発売と同時に高い支持を集めた人気モデルです。
「人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小」という、ホンダのこだわりであるクルマづくりの原点である「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」が活かされています。
限られたサイズの中で、Nシリーズに共通した「空間のゆとり」「行動を楽しむ工夫」「こころのゆとり」をもたらす独創プラットホームを採用することで、使いやすく広く快適な居住性を提供する、日本の新しいベーシックカーを目指した優れたパッケージデザインが特徴です。
クラストップレベルの省燃費性能や軽自動車初となるエマージェンシーストップシグナル(ESS)を装備する高い安全性能などが幅広い年代層の方々から好評を博し、発売から1ヶ月で月間目標販売台数10,000台に対し、約2.5倍にあたる2万5000台を超える台数を受注するなど、ホンダの軽自動車の一角をなす人気の基幹モデルです。
車名の「N-ONE」は、ホンダのエポックメイキングな軽自動車である「N360」へのオマージュを込め頭文字である「N」、他にはない「唯一の:One and Only」、パーソナルな「個人の:パーソナル」、みんなのための新しい軽「みんなの:Everyone」に由来し命名されました。
新世代のNシリーズの中でも、エポックメイキングな「N360」をイメージさせる個性的で新しい価値観を創造する「N-ONE」に相応しいネーミングと言えるでしょう。
新世代軽自動車「N」シリーズの第1弾「N-BOX」の誕生以降、個性的な派生車種が次々とリリースされています。
「N-BOX」にスタイリッシュなエアロパーツを装着した「N BOXカスタム」、第2弾モデルとして使い勝手やユーティリティスペースにこだわった「N BOX+」と「N BOX+カスタム」、第4弾は上質な内外装デザインが特徴の「N-WGN」と「N-WGNカスタム」、第5弾はスポーティさを強調した大胆なボディデザインを採用する「N-BOXスラッシュ」がラインナップされています。
初代 ホンダ N-ONE JG系(2011年~)

グーネット編集チーム
初代ホンダN-ONEは、ホンダ初の量産軽自動車として大成功を収めた「N360」のDNAを継承し、高速道路を使ったロングドライブでも大人4人が快適に移動できる室内空間、専用サスペンションを採用した余裕のあるフラットな走行安定性能を誇る、新世代の新たな価値観を創造する軽トールワゴンとして高い人気を誇るモデルです。
「N360」をイメージさせる親しみやすい躍動感、時代を超えて愛される「タイムレスNデザイン」を採用するハッチバックスタイルながら、居住性を重視したやや背の高いトールワゴンとしてデザインされています。
N360の遺伝子を色濃く受け継ぐ、丸目2灯ヘッドランプを備えるクリーン&シンプルなフロントマスク、タイヤをボディの4隅に配置し安定感のある台形フォルム、シャープな印象を与えるキャラクターラインを持ち、厚みのあるフロントノーズからリヤエンドに続く抑揚のある上質さと躍動感のバランスの取れたサイドビュー、大型のメッキガーニッシュを備え洗練された落ち着きのあるリヤビューなど、長く愛着を持って使用できる調和の取れたモダンなボディデザインが特徴です。
インテリアもエクステリア同様に長く愛着を持てるよう、シンプルながら上品で質感の高い清潔感あふれるインテリアデザインが特徴です。
包まれ感と安らぎのある、奥行き感と広がりを演出するインストルメントパネルは2トーンカラーを採用し、インストルメントパネルの面とフラットなディスプレイオーディオやインパネガーニッシュをはじめ、座り心地・触り心地の良い大型ベンチシートや高熱線吸収・スーパーUVカットフロントガラスなどの快適装備により、ボンネットが見え安心感・取り回し性の高さと相まって、毎日の運転が楽しくなるこだわりが感じられるインテリアです。
また、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトやミニマムエンジンルームなど「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」が活かされた革新プラットホームを採用しています。
後席の足元やヘッドクリアランスにも大きな余裕が生まれ、テールゲート高を低く設定した使い勝手の良い床下収納スペースを持つラゲッジスペースや、簡単操作でダイブダウンとチップアップが可能な多彩なシートアレンジを実現するリヤシートを採り入れることで、居住性の高さに加え、実用性の高さも兼ね備えています。
搭載するパワートレインは2タイプ用意され、クラストップレベルの出力と低速域からフラットなトルク特性を誇り、全域に渡り滑らかでアクティブな走行性能と優れた省燃費性能を両立するNAエンジン、高速クルーズもラクラクこなす1.3Lクラス並みの余裕のある走行性能と低燃費性能を実現した、扱いやすさに定評のあるターボエンジンが設定されています。
いずれもN-ONE用に専用チューニングが施されたCVTが組み合わされ、エンジンの特性に応じたファイナルギアの採用やスイッチ操作でCVT、エアコンなどを協調制御するECOMモードを搭載することで、爽快なドライブフィールと積極的なエコドライブを提供します。
ロングホイールベースに加え、前後のバネレートを高め、ダンパーの減衰力などが最適化されたマクファーソン・ストラット式フロントサスペンション&H型トーションビーム式リヤサスペンションの採用により、突き上げのないピッチング&ロールを抑えたフラットで上質な乗り心地とロールを優れた操縦安定性能を提供しています。
駆動方式は2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが全グレードに設定されています。
全方位コンパティビリティボディの採用をはじめ、軽自動車初となる急ブレーキ作動時に自動的にハザードランプを点滅させ後続車へ注意を促す「エマージェンシーストップシグナル」、滑りやすい路面の挙動安定性を高める「VSA(車両挙動安定化制御システム)」や坂道発進時の後退を抑制し、坂道発進をアシストする「HSA(ヒルスタートアシスト機能)」の標準装備など高い安全性能を実現しています。
N-ONE(NONE)G(2012年11月モデル)
ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:FF
ボディサイズ:3395×1475×1610mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:2020×1300×1240mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)155/65R14 75S(後)155/65R14 75S
エンジンタイプ:S07A型 水冷直列3気筒DOHC12バルブ
排気量:658cc
最高出力:58ps(43kW)/7300rpm
最大トルク:6.6kg・m(65N・m)/3500rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:27.0km/リットル
車両重量:840kg
価格:1,150,000円
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
■初代 ホンダ N-ONE JG系の主なグレード・オプション・カラーバリエーション
・主なグレード
「G」「ツアラー」「G・L パッケージ」「プレミアム」「プレミアム ツアラー」「ツアラー・Lパッケージ」「プレミアム・Lパッケージ」「プレミアム ツアラー・Lパッケージ」。
・主なオプション
前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)、ディスプレイオーディオ(スマートフォン接続対応、リヤワイドカメラ付)、ブラックインテリア、あんしんパッケージ(シティブレーキアクティブシステム+前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム)など。
(発売時期・グレードにより異なります)
・カラーバリエーション
クリスタルブラック・パール、イノセントブルー・メタリック、チェリーシェルピンク・メタリック、アラバスターシルバー・メタリック、プレミアムディープモカ・パール、プレミアムイエロー・パールII、イノセントブルー・メタリック&ホワイト、プレミアムホワイト・パール、ポリッシュドメタル・メタリック、プレミアムブルームーン・パール、プレミアムディープロッソ・パール、プレミアムホワイト・パールII、プレミアムブルームーン・パール&シルバー、ミラノレッド&ブラック、プレミアムディープロッソ・パール&シルバー、プレミアムホワイト・パールII&ブラックなど。
(発売時期・グレードにより異なります)
ホンダN-ONEは、ホンダ初の量産軽自動車として名高い「N360」をイメージさせるフレンドリーで飽きの来ないシンプルなボディデザイン、大人4人が快適に過ごせる利便性の高い室内空間、日常の市街地走行から高速走行まで、ゆとりのある伸びやかな走行性能を誇る軽トールワゴンとして2012年に登場して以来、常に安定した人気を誇るモデルです。
競合の多い軽乗用車マーケットにおいて、ふらつきのないフラットで上質な乗り心地や先進の安全装備を備える、上質な内外装を持つ利便性の高い軽自動車として、今後も進化が期待されるモデルです。