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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.27
新世代パワートレーン「DRIVE-E」を積んだボルボV40T5 Rデザインは最強のFFホットハッチか!?
2Lターボの「DRIVE-E」

V40最高の走りに10種類の安全装備をプラス!!
【本記事は2015年1月にベストカーに掲載された記事となります。】ボルボ入魂の新世代パワートレーン、2Lターボの「DRIVE-E」がボルボV40にも搭載され、11月20日から販売が開始された。先日開催の試乗会でルノーメガーヌハッチバックGT220と比較してみた。
エンジン性能

質なナッパレザーをあしらった本革コンビシートなどの専用装備のほか、アイシンAW製の新開発8速ATを採用
ボルボV40T5 Rデザインに積まれたこの2L直4直噴ターボ(245ps/35.7kgm)は、すでに60シリーズに積まれたユニットで、従来型の2L直5ターボ(213ps/30.6kgm)に代わるもの。約15%のパワーアップを果たしながらJC08モード燃費も従来型の13.2km/Lから15.1km/Lにまで向上。
試乗感想

フロントには新たにヘッドライトと連動点灯する「LEDドライビングライト」を標準装備。さらに10種類の運転支援機能「インテリセーフ10」を標準装着
撮影日はあいにくのセミウェットだったが、新しいV40T5Rデザインは試乗会場から向かった先の箱根ターンパイクの上り坂をグイグイ加速していき、安心してアクセルを踏んでいけた。足回りもモノチューブリアダンパーに強化スプリングの専用スポーツサスが奢られ、ツイスティなコーナーでもしっかりと曲がり、やや硬めながらスポーティモデルらしい印象。
メガーヌハッチバックとの比較

V40の2459ps/35.7kgmに対し、メガーヌは220ps/34.7kgmと車重の差を考えると拮抗
対するメガーヌハッチバックGT220は220ps/34.7kgmを誇る2Lターボ搭載の6MT車。こちらはローギアード設定で、V40より130kg軽いボディ(車重1380kg)の軽快なホットハッチ感覚がより明確だったが、直進安定性やボディの剛性感はV40が上回っていた。

相手がVWゴルフGTIならまた評価は変わると思うが、ボルボからのホットハッチへの提案は同カテゴリーに確実に一石を投じるはず。