中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.28
剛性アップで走り鋭く ヴィッツG’s洗練!
トヨタの走りのヤル気を象徴するモデル

【本記事は2014年6月にベストカーに掲載された記事となります。】G’sはトヨタのスポーツコンバージョンモデルとしてお馴染みで、ヴィッツRSにも’11年からG’s仕様が用意されていた。そのヴィッツRSのG’s仕様が、本体のマイナーチェンジにあわせて進化。こういうコンバージョンモデルをマイチェンするのは珍しいことだけど、最近のトヨタは走りに関してかなりヤル気。それを象徴するモデルだと思う。
基本骨格の強化

ヴィッツマイチェンに合わせてG’sも進化。エンジンは変更ないが内装はよりスポーティに!
内外装のモデファイはもちろんG’s仕様の売りのひとつだが、今度のヴィッツRS“G’s”で注目すべきは、モノコックのスポット増しやシャシーブレースの追加など、基本骨格の強化をかなり念入りにやっていること。もちろん、バネ/ショックは独自のスポーツ仕様が装着されるわけだが、その足を活かすにはボディが重要という判断だ。
格段の進歩

ヴィッツマイチェンに合わせてG’sも進化。エンジンは変更ないが内装はよりスポーティに!
走りは従来型のヴィッツRS“G’s”より格段の進歩といっていい。従来モデルのヴィッツRS“G’s”は、サスをいじったことでスポーツ度はアップしているものの、走りのスイートスポットが狭くなっていたのが難点。とりわけ、乗り心地なんかひどいものだった。対して、新型は骨格がはるかに強固になったことで足まわりにしなやかさが生まれ、サーキットのみならず日常域での走りに上質感が生まれている。価格はノーマルより22万円弱のアップだが、価格差以上の入念なチューンが施されているといっていいね。