中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.30
159万円でスマートフォーツークーペが買える
新型スマートフォーツークーペ/カブリオが発売

サイドスカート形状が立体的な造形となった新型スマート。自然吸気のmhdモデルは、最高出力71ps、最大トルク9.4kgmを発揮し、JC08モード燃費22km/Lを達成
【本記事は2012年7月にベストカーに掲載された記事となります。】5月24日にフェイスリフトなどの変更を施した新型スマートフォーツークーペ/カブリオが発売された。同日六本木にあるメルセデス・ベンツ・コネクションで発表会が開催され、大通り沿いに新型モデルが並べられたが、その愛らしいスタイルと鮮やかなカラーリングで大いに注目を集めていたのだ!今回の新型スマートの変更点で最も注目されるのは、最安値となるベースグレードの価格が159万円に設定され、これまでより25万円も安くなったことだ。これは装備の見直しによって実現され、ベースモデルには鉄製のホイールが装着される。とはいえ、フィルター付きのエアコンやiPod対応ラジオCDプレーヤー、ABSやESPといった安全装備は標準装着され、けっして装備に不足はない。アルミホイールなどが装着されたmhdプラスは168万円、シルバーのアクセントパーツやカラフルなシートカラーのmhdパッションは184万円に設定され、予算に合わせて選択が可能だ。さらに新型モデルはエクステリアに変更を受け、大型化されたフロントグリルにハニカム模様があしらわれ、従来よりも大型化されて目立つスマートのエンブレムが装着される。フロントのスポイラーやサイドスカート部分はより立体的なデザインとなり、スポーティな演出がなされる。
ターボモデルを追加設定

mhdとmhdプラスにはシンプルな単色のインテリアを採用。mhdパッションは鮮やかなレッドやベージュが選択可能。ターボには本革がオプション設定される
■ターボモデルを追加設定新ラインアップではターボモデルをクーペとカブリオに設定した。最高出力84ps、最大トルク12.2kgmを発揮する1Lターボエンジンは、JC08モード燃費18km/Lを達成。パドルシフトの採用によりスポーティなドライビングが可能だ。クーペターボは195万円、カブリオターボは219万円となっている。アイドリングストップ採用のmhd各モデルは、JC08モード燃費22km/Lを達成し、エコカー補助金の対象となっているのだ。さらにスマートは、EVモデルの予約受注を開始した。納車は年末の予定だ。フル充電で140kmの走行が可能で、最高速度は120km/hとなる。
1Lアンダーのライバルたち

159万円のベースグレード スチールホイールを採用した159万円のベースモデルだが、エアコンやオーディオに加え、安全装備完備で不満なし
1Lアンダーのライバルたち軽を除く1L以下の排気量のライバルは左の4台だ。トヨタヴィッツとパッソ、ダイハツブーンは、コンパクトながらも広い室内と、優れたコストパフォーマンスが武器となっている。100万円プラスαからという価格設定も強力だ。いっぽうトヨタiQとフィアット500ツインエアは優れた個性を持った2台。iQはそのスタイリングに加え、最大4人乗れるという独自のシートレイアウトがユニーク。ツインエアは2気筒エンジンフィールとパワー、そして環境性能も優秀。スマートは159万円からという価格設定によって、ライバルに対してさらに強力な武器を手に入れたといっていい! バリエーションも強力だ!