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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.30
HVフィットにスポーツモデルが誕生!! フィット刷新
マイチェンモデルを発表

いま日本で2番目に売れているフィットがマイナーチェンジ。ポイントは燃費改善とラインアップ充実で、もちろん狙うは販売台数トップだ
【本記事は2012年6月にベストカーに掲載された記事となります。】フィット(シャトル含む)は今年1~4月累計で9万6743台を販売した。首位プリウス(α含む)との差は3万5642台、月平均にして8900台強の差を埋めるべく、商品力強化をメインにしたマイチェンモデルを発表した。改良ポイントの一つが燃費。ハイブリッドでは油温、油圧センサー追加によるCVT改良とエンジンの低フリクション化、1.3Lでは空力アンダーカバーの採用により燃費が向上している。JC08モードでハイブリッドが26.4km/L、1.3LのCVT車が20.6km/Lに、それぞれ0.4km/L、約2%の向上となる。数値的には大きくないが、燃費改善という市場への影響は大きいだろう。
バリエーション拡充

RSと共通のスポーティ感漂うインテリア。本革製スポーツステアリング、シフトノブなどが標準装備。CVTにはパドルシフトも付く
バリエーション拡充では、なんといってもハイブリッドRSに注目だ。CR-Z用の1.5L+モーターを移植、専用のサスペンションを装備し、走りのポテンシャルと燃費を両立させる。CR-Zではややコケたホンダのハイブリッドスポーツ戦略だが、第2弾は人気モデルのフィットRSとの組み合わせ。200万円を切る価格設定での登場で、期待できる。さらに、安全性能向上として VSA(車両挙動安定化制御システム)の標準装備、オプション設定グレードを拡大したほか、LEDコンソールライト、LEDドリンクホルダーイルミネーションを標準装備化するなど、細かいながら使い勝手の向上が図られている。価格は、グレードによってアップダウンあるものの、追加された装備を考えればどれもお買い得な設定といえる。さあ、プリウス追撃なるか。見ものだ。
オシャレな彼女の新グレード She’s登場!!

オシャレな彼女の新グレードShe’s登場!!
オシャレな彼女の新グレード She’s登場!!ピンク色の加飾が施されたインテリアや、同じくピンクの専用スマートキー。女性ユーザーをターゲットにした、わかりやすい新グレードも追加された。とはいえ、単にカワイイだけの仕様ではない。価格設定からいうと、1.3Lでトップグレードだし、ハイブリッドでも上位のグレードだ。それもそのはず、紫外線を99%カットするフロントガラス、プラズマクラスター機能付きエアコンなど女性に人気の装備を数多く採用している。新しい女性向けグレードとして、おおいに注目されるシーズである。