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更新日:2019.01.06 / 掲載日:2017.11.30
ヴィッツRS“G’s”ワクドキ試乗 天晴れ、G’s!! 問答無用の完成度
G’s第2弾としてヴィッツRS“G’s”をリリース

G’s専用フロントマスク:G’s専用のバンパー、ラジエターグリル、LEDイルミネーションビームなど精悍な顔付き
リア回り

大型ディフューザーに圧倒!:中央部にリアフォグランプの付いた大型ディフューザーが凄い。マフラーはバッフル部のみ
リア回りに目を移すと中央部にリアフォグランプを装着した大型のリアディフューザーやルーフスポイラーなどが迫力満点。
16インチから17インチのG’s専用アルミホイールに変更

レッドラインが入った205/45R17タイヤ&7J×17G’s専用タイヤ(ポテンザRE050)は4本で1万7850円のメーカーオプション
足元はベースとなったRSの195/50R16タイヤ&6J×16インチから、205/45R17タイヤ&7J×17インチのG’s専用アルミホイールに変更。さらに専用スポーツサスペンションを装着したことにより、車高は約10mmローダウン。
専用スポーツサスペンションを装着

G’s専用のサスペンションによって車高は約10mmローダウン。乗り心地は固めだが胃がまさぐられる感じではなく、少々固めといった印象。高速域でのスタビリティは抜群だ。
さらに専用スポーツサスペンションを装着したことにより、車高は約10mmローダウン。
フロントパフォーマンスロッドによって、雑味のない操舵フィールを実現

ノーマルのRSと比べると、グリルがなくなってノーズが長くなりノッペリした印象だが、ヘッドライトが切れ長に見えるため、精悍な印象。リア回りは大型のリアディフューザー、ルーフスポイラーが迫力満点。
都内の一般道を走り出すと、まず感じたのは乗り心地の固さ。乗り心地は少々固めながら、ハンドリングとうまく両立させているといった感じだ。感心したのは、荒れた路面やマンホールなど路面の入力に対して、左右の微振動や揺れがなく、ビシッと収まること。これはイケると思い、低中速コーナーが連続する場所を攻めてみたが、自分の思いどおりにトレースするハンドリングの正確さをもっていた。高速道路では、操縦安定性が抜群で不安感はなし。継ぎ目などの不意な入力でもビシッと収まるボディ剛性の高さを感じた。そう、G’sヴィッツには、ボディ剛性強化のため、ボディ下面、ロッカー部に溶接スポット増しが追加され、フロントパフォーマンスロッドによって、雑味のない操舵フィールを実現しているのだった。唯一、残念なのは搭載されているエンジンが、ベースのRS、109ps/14.1kgmを発生する1.5L直4とまったく同じこと。下から6000rpmまでフラットに回るのだが面白みがない。ぜひターボを!気になる価格は5MT、CVTともに189万円。ここまでやって、5MTはノーマルRSのわずか10万円高、CVTは17万円高。かなりお買い得だ!
ヴィッツワンメイクレース参戦用車両 RSレーシングもあるゾ

ヴィッツワンメイクレース参戦用車両 RSレーシングもあるゾ
ヴィッツワンメイクレース参戦用車両 RSレーシングもあるゾTRDからはヴィッツのワンメイクレース参戦用マシン“ヴィッツRSレーシング”が12月から発売開始されている。このヴィッツRSは専用ロールケージ&専用サスペンションセット(約20mmダウン)、牽引フック、4点式シートベルトを標準装備。価格はレース参加者が気軽に参加できるように198万8000円に抑えられている。メーカーオプションとして強化サスペンションブッシュ&エンジンマウントセットが11万1300円、ヘリカルLSDが3万5000円で用意されている。これを買って、全国で年間3~4戦開催されているヴィッツのワンメイクレース、ネッツカップに参加してみてはいかが?